2014年12月31日

2例目も苓桂味甘湯が著効を奏して成功するも、3例目は失敗!

2008年12月31日のボクチン(4歳)
2008年12月31日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 本来なら、昨日のブログに書くべき内容。
 しかしながら、クレマー騒動の顛末の飛び入り記事て、書くのが一日遅れてしまった。
 少なくとも、過去のクレーマーを分析すると、どうやら人に紹介されて来られる人の一部の人が問題で、「紹介されたから、来てやったんだ!」という驕りがある人達のように思われる。
 なかでも「師」が付く人からの紹介で来られる場合では、特にクレーマー豹変率がさらに高いように思われる。
 だから、紹介されるのはアリガタメイワクとしか言いようがないのである。

 それはともかく本題である。
 アトピーのベテラン組の苓桂味甘湯での実験は、あと一歩もの足らなかった全身の保湿と顔面の軽度の紅潮が、従来から必須の猪苓湯と併用することで、一気に効果が出て、この乾燥期の真冬にかかわらず、肌の状態はかなり理想に近い状態になったという報告を得た。

 この報告は29日(月)の最終日の来訪で判明。メールで報告しようかと思ったが、直接来訪して伝えたかったという男性だが、重症だった時期から既に何年も経過しているだけに、必要な方剤は、現時点では苓桂味甘湯+猪苓湯のみ。
 重症だった初期に5種類以上の方剤を必要とした頃に比べれば、配合方剤は激減しているのは、8割以上の改善が得られて久しいので、当然である。

 漢方薬の運用方法を、村田漢方堂薬局でしっかり学んだ人だけに、風邪や肩凝りに葛根湯製剤を利用したり、胃腸関連では藿香正気散など、そのほか雲南田七など中草薬類なども常備して、そんじょそこらの薬剤師よりも、漢方の使用方法に習熟しているくらいである。

 ところが、同じ日に来局された苓桂味甘湯オンリーでテストしてもらった人は、それほど目立った効果は無いので、もともとフィットしていた猪苓湯を追加してもはっきりしなかった。
 苓桂味甘湯の【効能・効果】
 体力中等度以下で、手足が冷えて顔が赤くなるものの次の諸症: のぼせ、動悸、からぜき、のどのふさがり感、耳のふさがり感

 以上の症状がほとんど全部出揃っている稀有な人であったが、アトピーに対する3名のテストでは、この効能・効果に最もフィットしている人が、逆に最もフィットしなかった。
 要するに失敗である。

 そこで、今度はかなり裏読みした弁証論治によって、独活葛根湯、桔梗石膏、衛益顆粒、猪苓湯の各エキス製剤に切り替えることとなった。

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2010年12月31日のボクチン(6歳)
2010年12月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月31日のボクチン(6歳)
2010年12月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月31日のボクチン(6歳)
2010年12月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


タグ:苓桂味甘湯
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2014年12月30日

アリガタメイワクな紹介者

2008年12月30日のボクチン(4歳)
2008年12月30日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日は、本年最後の営業日というのに、休む暇もなく昼食も摂れないまま、久しぶりに閃輝暗点(せんきあんてん)に見舞われた午後3時。

 中年以降の偏頭痛を伴はない閃輝暗点は要注意ではあるが・・・神経内科専門医の愚娘に診察してもらうべきかっ・・・といっても25年来の症状なので、その気にもなれないが・・・ハテっ。

 昼食も摂れないまま、視野の周辺に我が物顔で跳梁跋扈する明るく光る歯車が鬱陶しく、閃光の歯車が消えるまで、瞑目し休息している最中に訪れた近隣の、付添い人主導の新規相談者があったそうな。
「本日は最終日で無理だから来年に出直して欲し」い旨を伝えた受付嬢の応対が悪いと苦情を言われ、それでもお断りして帰ってもらったところ、間もなく、受付嬢の応対が気に食わなかったと、さらに追い討ちの電話による一方的な、付添い人による苦情に辟易。

 ピンと外れの思い上がったクレームには、止むを得ずヒゲジジイが交代して電話を取り、あくまで平身低頭に謝罪し続けると、案の定、ますます付けが上がるので、こちらもそれに合わせるように謝る言葉が次第に剣のあるものに変わっていく。
 あまりの暴言の数々に、とうとう怒りが爆発しかかったところで、相手が一方的に電話を切った。
 そのままクレームが続いていたら、トウゼン、いつものように突然豹変して、怒鳴り散らしているところ。

 一部の人は、思い上がった先入観から、薬局は平身低頭で応対すべきで、通常の対応では、上から目線に見えたり、応対が悪いということになるらしい。

 そもそも「応対が悪い」とは、何を思い上がっているだろうかっ?
 お客様は神様で、病人であればなおさら超神様とでもいうのであろうかっ?
 こちらの命を犠牲にしてまで、見ず知らずの連中に、這い蹲れとでも言うのだろうかっ?

 一部始終を見ていた順番待ちの相談者も、このクレーマーの言動の一部始終に驚くこと限りなし。あの人達には、絶対に薬を販売してはダメですよっ、それをダシに、またクレームになるから・・・とアドバイスを受けたほど。

 当然断って正解だったとはいえ、実に気分が悪くなる最終日だった。

 その後に続いた常連さん達で、オペレータをアルバイトとする女性や、某役所の公務員氏などは、もっとひどい例が五万とある実例を豊富にあげられて、受付嬢を慰めてくれたようだが、このようなクレーマーに見舞われることが、年間5〜10件前後であれば、少ない方なのかもしれない。

 閉店後、2人とも血圧が爆上昇していたのは激しいストレスを蒙ったのだから、止むを得ない。

 冗談で無く、ぶっ倒れる寸前の疲労感だった。
 こんなエゴイストのクレーマー達に悩まされる理不尽な人間社会を呪いたくなる。
 常々書いているように、人間なんて、猫よりもはるかに劣る動物である。

 よりによって、どこかの○○師が、扱いに困った相談者を当方に折々に紹介する人がいるらしが、これがアリガタメイワクこの上ないのである。

 過去のクレーマーを分析すると、人に紹介されて来られる人の一部の人が問題で、「紹介されたから、来てやったんだ!」という驕りがある人達のように思われる。

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2009年12月30日のボクチン(5歳)
2009年12月30日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月30日のボクチン(6歳)
2010年12月30日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月30日のボクチン(6歳)
2010年12月30日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月30日のボクチン(7歳)
2011年12月30日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2014年12月29日

超久しぶりに葛根湯証の風邪を引いた!

2010年12月29日のボクチン(6歳)
2010年12月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日は起床時から、軽度の頭痛と寒気と咽喉の咳っぽさを感じていた。
 
 その前夜から折々に冷蔵庫のように冷え切った3階建ての書庫に、彼女(メスのシロちゃん)と何度も行き来していたのが応えたらしい。
 性懲りナシに昨日も一度行ったのがマズかった。

 驚いたことに、超久しぶりに罹った葛根湯証の風邪である!

 葛根湯証の見分け方については、これまでも繰り返し書いているので、いまさらここでは敢えて書かない。

 村田漢方堂薬局に通っている一部の人に御存知の、素晴らしい効果のある例の葛根湯製剤を一度服用しただけで即治である。

 葛根湯証で使用する葛根湯の内容は、品質が優秀で各生薬の理想的な配合比率(葛根4:麻黄2:甘草1)であれば、こんなに即効があるとは、ほとんどはじめてに近い体験である。

 葛根湯が適応する人達には、その超即効性に、いつも感激してもらっているが、自身で経験してみると、本当に素晴らしい効き目である。

 2回目の服用をまったく必要としないまま、本当に即治してしまった!

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2010年12月29日のボクチン(6歳)
2010年12月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月29日のボクチン(6歳)
2010年12月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月29日のボクチン(6歳)
2010年12月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母



タグ:葛根湯
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2014年12月28日

明日29日(月)が本年最後の営業日で発送業務も29日ですべて終わり、新年は5日(月)が仕事始めで、発送業務も5日からとなります

2010年12月28日のボクチン(6歳)
2010年12月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 村田漢方堂薬局の仕事は29日(月)で終わり、新年は5日(月)からとなります。

 補充注文の人達も29日の午後3時までに御連絡がなければ、次回の発送業務の再開は、新年の5日(月)からとなります。

 なお、29日最終日は混雑しますので、新規相談者はお受けできませんので、悪しからず。


こんな広報だけでは味気ないので、昨日の出来事。

 閉店前にヒゲジジイイのパソコンの恩師だった警察官が、休日を利用して年末の挨拶に職場の部下らしい人も伴ってやって来た。

 高血圧の御主人に、食餌療法として薄味に変更するように進言しても、保険に入っているから構わないといって、相変わらず濃い味の食事を作り続けて、挙句にご主人が早逝した場合、犯罪行為として成立するかどうか?という、どうしようもなく下らない話に花が咲いた。

 未必の故意ではあるが、現実には断固として拒否できない御主人にも問題があるので、どんなに頑張っても、犯罪行為として成立しにくいだろう、ということになったが、実に馬鹿バカしい話題ではあった。

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2010年12月28日のボクチン(6歳)
2010年12月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月28日のボクチン(6歳)
2010年12月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月28日のボクチン(6歳)
2010年12月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2014年12月27日

「保険がききますか?」「はあっ?!」

2010年12月27日のボクチン(6歳)
2010年12月27日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 ようやく通いなれた人達から、しばしば述懐されてシュンとなるお話。
 初めて薬局に入る前に、何度深呼吸を繰り返したことかっ。
 緊張してガチガチになってしまい、それで最初の1ヶ月は病状をまったく忘れていたくらいです、というさらにショックな述懐。
 そんな述懐をされるほど、このブログを読んでいると、ヒゲジジイの薬局に行くのは一大決心を要したそうだ(苦笑。
 それはともかく、本題である。

 日々、アリガタメイワクでウルサイ問い合わせ。
 保険がきく漢方薬とは、無縁で無関係な薬局ですよっ。
 保険がきくのは病院やクリニックで扱えるのみ!

 保険がきく病院の漢方薬を投与されても、結局は効かなかったという人達が、保険とは無関係であり、自費であることを承知であれば、多彩で豊富な漢方薬を購入できるのが、市井の漢方薬局です。

 保険がきくのは病院やクリニックだけで、漢方薬局で出される漢方薬は、いっさい保険は効きません。これは常識なのでよく覚えておいて欲しいものです。

 敢えて極論して言えば、西洋医学治療や病院の保険漢方では効かなかった人達の中で、自費になるのを承知で、やっぱり漢方薬で病気を治したいと希望され、一大決心でやって来られる人達の相談に乗り、適切な漢方薬を提供するのが、村田漢方堂薬局のような漢方専門薬局の役割だと思っています。

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2010年12月27日のボクチン(6歳)
2010年12月27日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


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2014年12月26日

加味逍遥散がよくフィットしている人には、頓服でも著効がある

2008年12月26日のボクチン(4歳)
2008年12月26日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 加味逍遥散がよくフィットする人に、しばしば質問されるのは、規則的に3回服用する以外にも、イライラしたときなどに、頓服で使用してもよいだろうか?というものである。

 規則的に服用しているときでも、服用後は即座に鎮静作用を感じて、とても気分が落ち着いて平穏な気分になるという女性は多いが、部下が逆らってイライラするときなど、実際に頓服で服用すると、心が治まるという医療関係者も多い。

 実に奇妙なことに(本当は奇妙ではない理由があるかもしれないが)、医療用の加味逍遥散では、このような効果を感じたことがなかった人達も多く、これが同じ加味逍遥散かと不思議がるほどの感慨を漏らされることが多い。

 某社の某氏が言うように、「それは先生が出すから効くんじゃないですか?」というのはあまりにも穿ち過ぎた話で、これが品質に優劣の差が顕著に出やすい天然生薬を原料とする漢方製剤の宿命だろう。

 
 過去、同じ漢方処方のエキス製剤同士の効果を比較検討した実際例でも、顔面の皮膚疾患に対する茵蔯五苓散+猪苓湯の効果の比較において生じた由々しき問題である。
 フィットしているはずの茵蔯五苓散+猪苓湯の配合が、医療用漢方ではまったく無効なので、その患者さんを担当した勉強熱心な医師が、村田漢方堂薬局に紹介されたので、ヒゲジジイも同じ配合を飲んでもらったところ、保険の利かない市販の製剤では即効を呈した、という何とも不思議な問題。

 この実例は既に二十年近く前に、ウチダ和漢薬発行の月刊「和漢薬」誌に発表しているので、漢方を専門とする薬剤師や医師は目を通している人も多いだろう。

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2009年12月26日のボクチン(5歳)
2009年12月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月26日のボクチン(5歳)
2009年12月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月26日のボクチン(5歳)
2009年12月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月26日のボクチン(7歳)
2011年12月26日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



タグ:加味逍遥散
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2014年12月25日

十年来の激しい腰痛に最初は超即効が出ても、数ヶ月は紆余曲折を経て効果が安定するまでに半年近く

2010年12月25日のボクチン(6歳)
2010年12月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 以前も少し書いた実例で、10年来の腰痛で、様々な西洋医学治療やそのほか、様々な治療を受けても治らなかった女性。

 風呂で温まると却って症状が悪化するという稀有な反応で、10年来にしては熱証であり、痩身の見かけからは意外。
 そこで、清熱・祛風・活血・除湿の方意の配合にて、超即効で症状は軽減するも、1ヶ月も経つ頃には、次第に効果が落ち始めた。
 
 風呂上りに悪化することは皆無となったが、むしろ最近は風呂で温まることで楽になるというので、清熱薬を中止して、引き続き祛風・活血・除湿の方剤で様子をみるが、もう一歩ものたらない。

 そこで、引き続き祛風・活血・除湿の方剤に、活絡の作用のある中草薬で増強したところ、次第に安定した効果を発揮しはじめ、昨今では疼痛を感じることがほとんどなくなったので、通うのを止めて、通信販売に切り替えることが出来た。

 効果が安定するまで、このような微調整を繰り返して、半年かかっている。
 初期に超即効が出たからといっても、そうそう短期間で治るものでもない。

 要するに、腰痛に限らず、他の様々な疾患でも、漢方薬の適切な配合によって、最初に超即効が出ても、数ヶ月は紆余曲折を経て、しっかりと効果が安定して、治癒に近い状態となるのは、半年以上かかるのは、当然といえばトウゼン。
 長年続いた疾患で、しかもあらゆる治療に抵抗していたものが、漢方薬がどれほど素晴らしいものであっても、そんなに一朝一夕で治る筈もないのである。

 だから当然のことながら、治療を徹底するには、さらに長期間服用を続けて、体質改善を行う必要があるのだが、再発覚悟で好い加減で休薬するか、それとも再発を恐れてなお続けるかどうかは、もちろん個人の自由ですっ。

 現に、ヒゲジジイ自身が、自分に適した腰痛の漢方薬の服用を怠っていたら、覿面再発して、慌てて再開したら、即治したが、また服薬をサボると再発するのは目に見えているので、年齢的には迂闊に中断できないことが分かって、情けないやら悔しいやら。

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2010年12月25日のボクチン(6歳)
2010年12月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年12月25日のボクチン(7歳)
2011年12月25日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年12月25日のボクチン(7歳)
2011年12月25日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母



2014年12月24日

アトピー性皮膚炎で現在、三物黄芩湯の使用中の人は4〜8名

2008年12月24日のボクチン(4歳)
2008年12月24日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日のブログにしても、本日のブログにしても、本来なら アトピー漢方専門ブログ に書くべきかもしれないけど、人気の無いブログなので、ボクチンの写真の貼り甲斐がない。
 そこで、今回もメインブログにボクチンの写真を貼る口実に三物黄芩湯の話題。

 現在、三物黄芩湯を使用中の人はいずれもアトピーの人達ばかりで、4〜8名と書いた理由は、4名は常用されているが、残り4名は、季節的に使用するのみとなっているからである。

 夏に足が火照って眠れないというアトピー以外の目的で使用された人は、短期間で治癒して、既に必要としなくなっているので数には入れてない。

 連用中の2名は、まだ相談期間の新しい人達で、いずれも即効が出てしまったので、将来が危うい。
 危ういという理由は、あそこまで即効が出ると、油断してサボってしまうことだろうし、アトピーを甘く見てしまうだろうからである。
 長年の直感で分かるから、不思議なものである。

 
 最近の1名などは、もしかしたら三物黄芩湯オンリーで、最後まで治ってしまうのではないかと思えるほど、当方にとっては軽症者であるが、あまりの即効に、今後も真面目に続けるかどうかは、かなり危うい(苦笑。

 このように書くと、アトピーは漢方治療では容易なように勘違いされても困るが、相談に来られる人の半数は、たしかにあまり苦労もせずに、順調に経過するが、残りの半数は紆余曲折を経て、相当な配合の微調整の繰り返しを約1年は繰り返して、ようやく次第に安定するという風に、お互いにかなり難儀を強いられる。

 それでも相談者があとを絶たないのは、長年の苦労を終わりにしたいという希望から、一大決心で恐々ながらも、遠近様々な地方から、ヒゲジジイに賭ける奇特な人が、まだこの日本には残っている証拠であるようだ。

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2008年12月24日のボクチン(4歳)
2008年12月24日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月24日のボクチン(7歳)
2011年12月24日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



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2014年12月23日

アトピー性皮膚炎に対しては滅多に使用されることがない苓桂味甘湯(苓桂五味甘草湯)や独活葛根湯の応用の可能性

2010年12月23日のボクチン(6歳)
2010年12月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日の新人さんは、20年間の病苦で、病院治療も病院漢方も無効だったというのに、10日分の漢方薬を一種類しか出さなかったところ、こんな安い薬で効くのか?と怪訝そうだったが、ものには順序があるので、今後の反応次第で、弁証論治が徹底してくると、併用方剤を追加したり、配合を変化させたり、様々な微調整がはじまるので、今回はテスト期間と思うべし、と強引に納得してもらった。
 漢方専門の医師の投与する様々な漢方でまったく無効だったにもかかわらず、それでも漢方薬はツムラ漢方が最高のように思われているらしく、様々な点で、わざわざ海を渡って村田漢方堂薬局に来られる必要があったのかどうか、やや怪訝で、しばらくはなかなか噛み合わずに難儀した。

 また、相変わらずアリガタメイワクな電話の問い合わせも多く、一度っきりで通う決心がつかない人達が、関西や関東から問い合わせがあって、混雑する発送の荷造りに繁忙を極めるのに、折々に仕事が中断されて受付嬢は疲労困憊となっていた。
 疾患内容から考えても、遠路を来られること自体が、病状を悪化させかねないのに、何を無謀なことをお考えかっ!?という人など、この多忙な年末に、中途半端な電話だったら、かけないでほしい。
 問い合わせフォームのメールで問い合わせれば済む問題ばかりである。

 なかでも、薬局が断るなんてっ!?と信じられないという声を出す人が多いのは、実に噴飯物である。
 「おたくは薬局でしょう?!」と、そんな怪訝そうな切りかえしには、ほんとうは噴飯物どころか、思いっきり憮然としてしまう。

 ようやく本題に入ると、
 苓桂味甘湯の正式名は、茯苓桂枝五味甘草湯あるいは桂苓五味甘草湯であるが、また苓桂五味甘草湯とも称され、出典は言わずと知れた『金匱要略』である。
 出典である『金匱要略』に記載される正式名には、配合成分がしっかりそのまま記載された名称なので、長ったらしくもあるが、分かりやすくもある。
 但し、桂苓五味甘草湯の名称は原典に記載があるにもかかわらず、日本では不思議と使用されないことが多い。

 ともあれ、このたびコタローさんから、飲みやすいエキス顆粒剤として新発売され、市場では現時点では唯一無二の貴重な製剤である。
 ヒゲジジイのたっての依頼に、快くこの困難な時代に実現してくれた貴重な方剤である。

 この方剤の応用範囲は多岐に亘るが、しばらくはアトピー性皮膚炎に、方証相対すれば、どの程度の応用がきくか、とても興味深い。
{文献的な応用範囲は、気管支炎・気管支拡張症・肺気腫、脊髄小脳変性症、耳鳴り、耳塞ふさがり、難聴、酒皶(しゅさ)、アトピー性皮膚炎など}

 都合のよいことに、昨日も苓桂味甘湯の能書に記載されている通りの、ほとんどピッタリの症状が出揃っている軽症のアトピーの人が来られた。
 そこで、これまで飲んでいた複数の配合方剤をすべて中止してもらい、苓桂味甘湯だけで様子をみてもらうことになった。

苓桂味甘湯の【効能・効果】
 体力中等度以下で、手足が冷えて顔が赤くなるものの次の諸症: のぼせ、動悸、からぜき、のどのふさがり感、耳のふさがり感

 以上の症状がほとんど全部出揃っている稀有な人であるが、効果・効能が、出ている症状とほとんどそっくりだからといって、絶対に効果が出るとまでは保障できないのが、漢方薬運用の難しいところである。

 とはいえ、これらの効能・効果が、あまりにもこの人の症状とほとんどピッタリと一致するので、この人に限っては、苓桂味甘湯単独でテストしてもらうことになったのだが、万一、僅かでも逆効果を感じたら、即中止して、元の配合に戻すようにアドバイスしている。
 期待通りフィットしていれば、数日以内に判明することが多い。
 

 これで、苓桂味甘湯のアトピーへの応用例が3名となったが、1名は既に一定の効果が出ていることは既に先日述べた通り。

 また同じアトピー性皮膚炎で、葛根湯が一定レベル効果を発揮している人は意外に多いが、皮膚の乾燥が目立つ人に、葛根湯を独活葛根湯エキス製剤に切り替えてテストしてもらったところ、あきらかに独活葛根湯のほうが、保湿効果も発揮して、痒みにも軽減効果を発揮する人もあり、それゆえ、葛根湯から独活葛根湯に完全に切り替えてもらった人もいる。

 といっても、衛益顆粒、真武湯、柴胡加竜骨牡蠣湯やガジュツ末、イオン化カルシウムなどの併用方剤を必須とする人の話ではあるが・・・。

 但し、同様に葛根湯が一定レベル効果を発揮している人でも、独活葛根湯では地黄が仇となって逆効果になり、フィットしない人もいた。

 以上、中医学でもなく、また漢方医学でもなく、両者の好い所取りをした中医漢方薬学による、特殊方剤応用研究の途中経過である。

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2010年12月23日のボクチン(6歳)
2010年12月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月23日のボクチン(6歳)
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2014年12月22日

先週末の話題は、テレビ放映された『林先生の今でしょ!講座』の漢方漢の講義内容の好い加減さについて

2008年12月22日のボクチン(4歳)
2008年12月22日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 先週の後半くらいから、常連さんや、まだ通い始めて数ヶ月の人達まで、四方山話の中で、もっとも顕著だったのが、テレビで紹介されていた漢方薬の話題。

 葛根湯や芍薬甘草湯、五苓散に加味逍遥散などの効能を紹介されていたとかで、ヒゲジジイの指導が行き届いている常連さんなどは、ケンモホロロに批判されていたが、まったく同感で、素人療法は怪我の元。
 病院などの合成医薬品ほどで危険ではないが、漢方薬の運用方法こそ、好い加減に使って効くわけではなく、効かないだけならまだしも、芍薬甘草湯などは、浮腫みやすい人や、高血圧の人達が乱用すると、ロクナコトはない。

 村田漢方堂薬局に通い始めてまだ数ヶ月の女性でさえ、面白おかしく紹介される医師の発言内容の好い加減さについて問題視されるくらい、ヒゲジジイのアドバイスをもとに、漢方薬の本質を既に学ばれていた。

 ヒゲジジイ自身は、そのテレビ番組を見てないので、常連さんたちからの又聞きになるが、それにしても、あまりにも杜撰で好い加減な内容ばかりで、これこそ噴飯物である。

 あの番組を見ていた人達の一部の人は、上記の漢方薬を求めて、薬局に殺到するだろうが、まさか村田漢方堂薬局に来られる人はおられないでしょうねっ?と皆に言われたが、もちろん、今のところ皆無。

 指名買いの客は、尤もな理由が無い限りは、販売を拒否することが多いので、叱られるのを怖がって、滅多にやって来る人もいないだろう(呵呵。

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2010年12月22日のボクチン(6歳)
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2011年12月22日のボクチン(7歳)
2011年12月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月22日のボクチン(7歳)
2011年12月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 00:16| 山口 ☔| 間違いや問題の多い日本の漢方と漢方薬 | 更新情報をチェックする

2014年12月21日

今年の12月は例年になく超多忙に思えるのは、体力の衰えか原因か?!

2011年12月21日のボクチン(7歳)
2011年12月21日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日も、不摂生を繰り返しながらも、アトピーに葛根湯+猪苓湯などで悪化を防げている人に、例によって苓桂味甘湯のエキス製剤を試してもらうことになった。
 長年のヒゲジジイの指導によって、素人さんながらも、漢方薬の運用にかなり習熟した人なので、安心してテストしてもらえる。

 アトピーに葛根湯が一定レベル効果を示す人には、もしかして苓桂味甘湯も有効性を示すのではないかと考えるには理由がある。
 解表作用が主体の方剤と、収斂作用の生薬が配合された方剤と、相反する性質の配合があっても、意外に共通性もあり・・・と、これ以上詳細を書いても専門家以外には馬耳東風だから、このへんでやめておきます。

 ところで、要介護の老人が、ツムラの牛車腎気丸エキスを投与されて以後、フラツキを訴え始めているのに、医師も御家族もぜんぜん気が付かない風だからと心配されている介護士さんがおられた。もともと熱がりで薄着、顔が赤い人であるというから、あきらかに牛車腎気丸は誤投与である。
 もう一度良く確かめて、主治医に申告すべきだとアドバイスしたが、越権行為だとしてマズイ立場に追い込まれても気の毒だから、人間社会はほんとうにムズカシイ。

 ともあれ、12月になって例年になく超多忙に感じるのは、もしかして体力の衰えかと考えるものの、気力だけは日々充実して、今からでもリングに上がれるくらいの気迫はある。

 ところが日々の忙しさに負けて、昨日は半ドンの土曜日というのに、平日の2倍近い仕事量に疲労困憊。
 半ドンの土曜日のはずが、半ドンとはならずに、まともな夕食が摂れたのが、夕方5時近く。
 いつものように午後の爆睡の暇なんてありやしない。

 遅くなった昼食時ならぬ夕食時、可愛い猫ちゃん達が、遠慮してヒゲジジイを遠巻きに、おとなしく待っている。この子達を見ていると、心が洗われるように癒される。
 
 可愛いボクチンも一緒に佇んでいるようにも見える。

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2008年12月21日のボクチン(4歳)
2008年12月21日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月21日のボクチン(5歳)
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2010年12月21日のボクチン(6歳)
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2010年12月21日のボクチン(6歳)
2010年12月21日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☁| 病院の保険漢方による誤投与あるいは危険な配合 | 更新情報をチェックする

2014年12月20日

上から目線で何が悪いのか? 客を選んで何が悪いのか?

2008年12月20日のボクチン(4歳)
2008年12月20日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 この年末の多忙を極め、例年以上に真面目な漢方ファンが増え続ける。そんなさなかで、へとへとになった夕方にかかった一昨日のクレーマーからの電話。

若造に「客を選ぶのかっ!?」と電話でゴネられた 

 男が奇妙な問い合わせ(生理不順の漢方薬について)をするから、受付嬢が怪訝そうな返事をしても当然だろう。
 それによって「上から目線でなんだ!」と凄まれたので、ヒゲジジイがかわって、いつになく丁重に謝絶するも、「客を選ぶのか!?」と、図に乗ってゴネにごねられた一部始終は上記のブログに書いた通り。
 

 村田漢方堂薬局では、常識的なマナーを守れる人達に限り、真剣で真面目な人達の漢方相談しか受け付けない方針を徹底しているが、これは「契約自由の原則」にかなうものであるから、まったく正当で、誰にも非難される謂われはない。

 ましてや、不遜で脅迫的な人達を拒絶するのは、不利益を蒙らないための予防策として正当な拒否権である。これも⇒「契約自由の原則」。



 それくらいのことも知らないクレーマー達がはびこる昨今、こちらは、ますます頑なになり、いよいよもって選別が厳しくなるだろう。

 こちらからの通常の電話の応対が気に入らないとて「上から目線でなんだっ!」と凄むような連中は、それだけで、一発レッドカード。拒否権フル発動となる。

  そもそも、人体に作用する医薬品を、人の返事にいちいち揚げ足を取るようなクレーマーに、迂闊に販売することは出来ないのは当然である。

 それにしても、クレーマーに限って、エラッソウに客面(キャクズラ)をするのだから、何をか言わんや。

 と、不愉快な話ばかりではない。
 かといって、とても悲しい話であるが、一方ではとても嬉しくもあるお話。

 亡くなられた御主人が、現世に戻ってきて、親子三人で長時間、お話ができたお話。どうせ皆さんは信じられないだろうが、実話である。
 視覚的に皆に見える姿で・・・精神科医のムーディ氏が経験した「臨死共有体験」よりも、もっと素晴らしい出来事だった。

 個人にとって、とても大切な秘密に属することだから、その詳細までは書けないが、因果応報とはよく言ったもので、この世で真摯に生きた人達には、必ずよい報いが待っている。

 ところが、他人に迷惑ばかりかける人生を送って、恬として恥じない連中は、どんな悲惨な報いが待っていることか。

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2008年12月20日のボクチン(4歳)
2008年12月20日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2008年12月20日のボクチン(4歳)
2008年12月20日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月20日のボクチン(6歳)
2010年12月20日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ



 

2014年12月19日

言い知れぬ不快感に悩まれる慢性前立腺炎のご相談

2008年12月19日のボクチン(4歳)
2008年12月19日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 本題に入る前に、
 葛根湯が中途半端に効果があるアトピーの人。例の苓桂味甘湯を使って感触がよいとのことで、しばらく続けられることになった。

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:40〜49歳の男性
【 職 業 】:公務員
【 地 域 】:中国地方
【 お問い合せ内容 】:
 お世話になります。以下、発症経過と現状です。
 平成20年秋、突然の陰茎部射精(意思とは関係なく、出さずにはいられない感覚でした)状態に陥る。

 痛みなし。陰茎下部が何ともいえない不快感大が治まらず泌尿器科受診。慢性前立腺炎と診断。

 これまで幾多の病院や薬を試してきましたが、当初よりいくらかは軽くなってはいますが、ほとんど変化はないといった状態です。

 ここ3ヶ月前からお尻(肛門)を含む陰茎部の熱感及び、睾丸の不快感に追い討ちをかけられています。

 バイクが唯一の趣味で、股間に負担が掛からないよう特注のシートやハンドル交換といった努力も報われず、毎日、辛く苦しい日々を送っています。

 この現状から一秒でも抜け出したく漢方薬についてメールにて相談させて頂きました。
 ご回答宜しくお願い致します。

2008年12月19日のボクチン(4歳)
2008年12月19日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 慢性前立腺炎でも、細菌性か、無菌性かによって、漢方薬の配合処方数が異なって来ます。(補注:最近は無菌性の相談が多い。)

 この疾患は、現実には、人によって症状が様々に異なります。
 最近も、●●地方から同じ病名で、地元で治らず、当方に通って来られていますが、その方とは症状が異なります。

 書かれている症状に良く似た人は、数年前から○○地方から真面目に通われ、今年になってしっかり安定した効果が出るようになって、通信販売に切り替えられています。

 このように、最近では遠方の人ほど、地元の病院はもとより、病院や漢方薬局の漢方薬でも、まったく治らなかったために、遠路はるばる10日毎に通い詰めて、ほとんど根治に近いほど治っていますが、再発の油断ができないので、いずれの人も数年以上は続けることになっています。

 貴方の場合は、地元に近いところですので、一見有利なように見えても、そうではないと思います。
 以前とは異となって、地元に近い人達ほど、中途半端になりやすく、根気が続かない人が多いようです。

 また、経費的にも、この疾患では、まず1ヶ月分に換算した経費が、数万円はかかるのは、ほぼ間違いありません。
 数種類以上の漢方薬が必ず必要になるからです。

 最近の新規相談者でも、最初に即効が出ても、日毎に症状の波が大きく、安定するまでにしばらくはかかることを覚悟してもらっています。
 多くの場合、安定した効果を得るには半年から一年以上かかる場合もあり、しっかり安定させるには数年(3年くらい?)はかかることが多いものです。

 ですから、根気がない人や、あまりに焦りが強い人は、こちらの方がイライラして、弁証論治がうまく行きにくくなってしまいます。
 ましてや、漢方薬で絶対に治るなんて保障はできませんので、漢方薬にしばらく賭けるつもりで、しかも一定の経費がかかることをお覚悟の上でなければ、当方の漢方には向かないと存じます。
当方のブログ、http://murata-kanpo.seesaa.net/ 
http://murata-kanpo.seesaa.net/article/370284053.html にも書いています通り、
「漢方相談はご本人の意志と意欲で直接定期的に繰り返し来局できる人のみが対象です」ということになりますので、また経費の問題もありますので、お問合せされるということは、きっと迷われている証拠と存じますので、こちらから積極的にお奨めする気にはなりません。

 不思議なことに、真面目に通って、病気をしっかり治される人というのは、お問い合わせなしに、突然、遠方からやって来られる人達がほとんどで、このようにお問い合わせされる人の、ほとんどは来られることがないし、たとえ来られても、直ぐに諦めたり、長続きしないようです。

 慌しい年末ゆえ、お返事が雑になってしまいましたが、取り急ぎ、お返事まで。

追伸
>バイクが唯一の趣味
 とのことですちが、これは慢性前立腺炎にとっては最悪の趣味ですので、これを続ける限りは
 たとえしっかりした配合が見つかっても、治るスピードはとても遅くなるかもしれません。


追記:慢性前立腺炎は、41年間の漢方相談の実績では、数ヶ月で諦めた人1名以外の全員が、ほぼ根治あるいは現在進行形で改善中の人が少なくとも3名であるから、総合的に考えれば、かなり得意分野と言えるかも知れない

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2010年12月19日のボクチン(6歳)
2010年12月19日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月19日のボクチン(6歳)
2010年12月19日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月19日のボクチン(6歳)
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2014年12月18日

即効が出る人、出ない人

2008年12月18日のボクチン(4歳)
2008年12月18日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 即効が出るか出ないかは、あらかじめ予測することはできない。

 しかしながら、10日以内に、明らかな効果が出ることは日常茶飯事であり、極端な例では1日の服用でも明らかな改善効果が、ご本人がびっくりするほど顕著に現れることすら、珍しくない。

 ところが、皆がみな、10日以内に明らかな効果がでるとは限らず、ときに同じ配合を一ヶ月は連続して続けなければ、明らかな効果が見えないこともある。
 といっても、こういうケースは比較的めずらしいのだが、ときにはそのようなケースも現実には存在するのである。
 それを見分けるのは、とっても難しい。

 ところで、もう一つ問題は、上記の短期間で即効が出る人達の問題。
 効くと治るのは大違い、ということは常々このブログにも書いて来たけれど、短期間で即効が出たところで、そのままの勢いで、短期間で9割以上の安定した改善が得られることは、それほど多くはない。

 その多くは、途中で効果が停滞したり、極端な例では、喜びすぎて却って揺り戻しがあって一気に落胆する人もいる。
 その後の安定した効果を得るには、様子を見ながら繰り返しの弁証論治が必要となるのは当然のことなのだが、初期にあまりの即効を味わうと、しばらくして効果が停滞したり、弱まったりすると、落胆されるのも、むべなるかな。

 そのような場合の多くは、まだ必要な配合が不足していたり、あるいは標治の後の本治に移行すべき配合変化の必要な段階に来ているに過ぎない。
 それらの機微を、素人さんに説明・説得するのはなかなか骨が折れるので、それを端折って、効くのと治るのは大違い、と、常々叫んでいるのであ〜る。

 結局は、根性のある人だけが、最後に笑えるのであり、数年以上も続いた慢性疾患では、たとえ初期に即効があっても、結局は数年以上も続けて、徹底した体質改善を行わなければならないだろうし、現実に漢方薬の真価を体感できる人は、短期間で諦めることなく、数年続けることで、真の漢方薬の実力を知ることができるのである。

 といっても、中には、なかなか直ぐには、しっかりしたピントが合わないケースが、超マレにはあるのが現実。
 こちらとて神ならぬ、出来損ないの人間さまなので、止むを得ないだろう・・・と居直るつもりは無いけれど・・・。

 超重症のアトピーで、昼夜逆転の生活を長期間続けていた女性が、10日毎にご主人が往復8時間かかる遠路を連れてこられること1年、その間にはほとんど目覚しい効果が出ず、ようやく一年もかかって判明したことは、すでにピントの合った方剤が見つかっていたのに、あまりに重症のために薬用量が不足していることが判明。
 ようやく1年もかかって、主方剤を高濃度にすることで、一気に効果が上がってトントン拍子で改善。
 現在では、絶対にやってはいけないというお化粧はするし、髪も染めて、ヒヤヒヤものだったが、既に数年、手足の一部がやや荒れ気味のところが、残っているものの、社会復帰して数年以上が経過している例もある。

 このように運悪く1年間も効果が出なかった例も、超マレにはあるにはあるが、結局は根気勝負というべきかっ。

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2010年12月18日のボクチン(6歳)
2010年12月18日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月18日のボクチン(6歳)
2010年12月18日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月18日のボクチン(6歳)
2010年12月18日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月18日のボクチン(7歳)
2011年12月18日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2014年12月17日

慌しく、猫の手も借りたい師走に、またもや
   「おたくは保険がききますか?」

2010年12月17日のボクチン(6歳)
2010年12月17日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 何を寝ぼけたことをおっしゃいますっ?

 店頭では途切れることがすくなかった昨日の火曜日。
 ちょっと途切れたと思って、奥に入り、夕方のおやつを口にした途端に、来訪者を知らせるチャイムが鳴る。
 ちょうど受付嬢は電話を受けている最中。

 そんな慌しい日でも、店頭で「おたくは保険がききますか?」と来る。
 絶句するのみ。

 既に数日前のブログ http://murata-kanpo.seesaa.net/article/410653704.html
で書いた通り。

 午前中の嬉しい出来事。
 ステージVbと言われ、相当に深刻な状態であることを医師に告げられていた人が、手術前からせっせと漢方薬類を服用して手術に臨んだ。
 手術後、主治医の話がえらく違って、かなり良性だったという奇妙な発言。

 その後の諸検査でも、まったく問題ない状況が続き、数ヶ月もたたない間に、今後の検査は3ヶ月ごとでよいし、5年間ではなくて、3年問題なければ、もう検査に来なくてもよいと告げられた。

 キツネにつままれたような話で、正常値のオンパレードの検査表を持参されて、補充の漢方薬類をしこたま購入して帰られた。

 その人から聞いた話。
 比較的若い人が転移癌で、手術不能を告げられたのに、切除してくれる医療機関を見つけて、敢えて切除してもらったところ、数ヶ月で鬼籍に入ったという。
 「最初の医師の診断通りに、手術を断念して、漢方薬でも飲んでいたら・・・」と、確かにその方が、命を大切にすることにはなっただろう。

 同様に、転移癌や進行癌で主治医に「抗癌剤はやってもやらなくてもいいよ」、と告げられた人は意外に多いが、主治医は保身もあるから、本当は言外に、貴方の場合は、抗癌剤をしても無駄かもしれないし、むしろ命を縮めることになるかもしれないよ、と近藤誠氏が訴え続けていることを、穏やかに告げているのかもしれない。
 

 それはともかく、例の苓桂味甘湯については、アトピーで葛根湯が中途半端に効果のある人が、これを試してみたいと申し出てくれた。

 また、昨日の午後、常連さんの九十歳の御主人が、頭が燃えるように熱くて苦しいという症状に、手足が冷えて、昔タバコを吸っていて、気管支が弱いというのをヒントに、苓桂味甘湯を試してもらうことになった。

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2011年12月17日のボクチン(7歳)
2011年12月17日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

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2014年12月16日

特定の書籍を偏愛するマニアの欲求不満
『昭和校註 徒然草』 橘純一編 武蔵野書院刊

2008年12月16日のボクチン(4歳)
2008年12月16日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

「昭和校註 徒然草」 武蔵野書院刊 昭和39年55版
「昭和校註 徒然草」 武蔵野書院刊 昭和39年55版 posted by (C)ヒゲジジイ

 慌しい師走。
 ブログの更新をする暇なんてあるはずもないのだが・・・
 他人の思惑なんてどうでもよいから、ボクチンの懐かしい写真を貼るための口実に過ぎないが・・・世の中にはこんな人間もいるというお笑い種。

 他人の目なんて気にもならないし、御勝手でしょうっ。
 むしろこんなマニアックな生活を誇りたいくらいだが、といっても天界に戻った暁には、あっさりとこの世の未練は断ち切る自信に揺るぎはない。

 天界では、あっさりとこの世の未練なんて断ち切って、真っ先にボクチンと再会である。その他の過去に亡くなった猫ちゃんやワンちゃんとも再会して、人気の少ない草原の我が家で永遠の時を過ごすことは、必然のシナリオとなっている。

 さてこそ、マニアといっても、特定の書籍に執着する偏愛人生?

 先日、武蔵野書院に問い合わせた、マニアックな質問。
数日前、注文書籍類をお送りいただいた者です。
 本日は、お問い合わせなのですが・・・
 「昭和校註 徒然草」は絶版になったのでしょうか。再版の予定はありませんでしょうか?
 この書籍には、とても強い思い出があり、昭和40年頃だったか、山口大学の文学の教師をしていた伯父(故 村田昇)より、教材に使っていたらしい本書を数冊譲り受けたのが運のつき。本書の装丁と、本文に挿入された図版などの魅力に取り付かれてしまいました。徒然草の内容の魅力はもとより、「昭和校註 徒然草」という書籍そのものの魅力に取り憑かれてしまったのですが、残念なことに引越しのときにすべて紛失してしまいました。

 悔しくてたまらず、長年、書店や古書店で捜し求めて来ましたが、なにせ「昭和校註」という書名を失念したまま、ただ「徒然草」としか覚えてなかった為に、見つけることが出来なかったのですが、ようやく最近になって古書店で見つけ、タイトルが「昭和校註 徒然草」だったことが判明しました。

 しかしながら、アマゾンやネットによる日本の古本屋さんなどでは出品数も僅少で、見つけても、いずれも痛みがひどく、書き込み満載のものばかりだったり、挿絵が巻末にまとめられている初期のものだったり。

 特に熱望する昭和40年前後に発行された挿絵が本文に挿入されたものが、どうしても見つかりません。
 その頃の痛みの少ない「昭和校註 徒然草」を何とか手に入れたいものの、どうしても見つからないのです。

 次善の策として、近刊のものでもと思って調べると、どうやら絶版となっているようで、残念でなりません。
 貴社ではもはや一冊も在庫がありませんでしょうか?
 なんとか入手したいものと存じますが、あるいは今後、再版ということもありえないものでしょうか?
 以上、長々と大変失礼申し上げました。

 お返事は悲しいほど寂しいものだった。

 蛇足ながら、上掲の「昭和校註 徒然草 武蔵野書院」の写真の書籍は、先日、送料込みで360円で購入したもので、待望の昭和40年前後の発行ながら、値段に釣り合うほど痛みが激しい。

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2008年12月16日のボクチン(4歳)
2008年12月16日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月16日のボクチン(5歳)
2009年12月16日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2010年12月16日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2011年12月16日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



2014年12月15日

一定レベル拗れた病態であれば、十分な相談時間は必須

2008年12月15日のボクチン(4歳)
2008年12月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 今日もボクチンの写真を貼るためには、わざわざ書く必要もないような、アタリマエのことをしたためて、お茶を濁す。

 実際の漢方相談には、十分な時間をかけないと、適切な漢方薬の配合の工夫が困難で、無い頭を振り絞る関係で、しばしば疲労困憊になることだって珍しくない。

 いかにも元気そうな顔をしてやっているが、実際には見かけ以上に心身ともに消耗の激しい仕事である。

 だから、本気の人達以外は相談に乗る気になれない。

 漢方相談に来られる人の中には、お気楽やお気軽気分で来られる人も稀にあるが、そういう人に限って、話だけでも聞かせて欲しいという。

 昨今はこのような遊び半分の人は激減したが、冗談じゃないと思っている。

 あるいは深刻な面持ちで来られたにせよ、ご家族の病人さんの問題について、話だけでも聞かせて欲しいという依頼の方が、意外に多いが、常連さんの御家族でもない限りは、まったくもって問題外。

 ちょっと通りがかったから、入ってみたんですが・・・。

 そんなお気楽気分で来られた人は、ハナから、ほんの僅かな会話ですら、御免蒙りたいものである。

 先日も忙しい時間帯に、保険はききますか?という問い合わせがあったが、これも問題外。
 保険がきくのは医師が診断と治療を行う病院やクリニックのみ。
 こんなこと、常識だと思うのだが。

 シロウトさんには、保険でやれる漢方薬では、間違った配合や品質の違いなど、さらには牛黄や補気建中湯などが使えないなど、あまりに限界があり過ぎることを知らないだろうが、そんなことまで説明する気なんて、毛頭ありませんよ。

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2009年12月15日のボクチン(5歳)
2009年12月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月15日のボクチン(5歳)
2009年12月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月15日のボクチン(6歳)
2010年12月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母



2014年12月14日

土曜日は新規相談者は受付できない日・・・お気の毒だが・・・

2008年12年14日のボクチン(4歳)
2008年12年14日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 以前書いたこともある五苓散+茵蔯蒿湯の組み合わせで短期間で4Kg減量した例に倣って、今度は中年以降の男性に、いわゆる水毒体質で舌の奥に黄膩苔があることから、同様の配合で、短期間(1ヶ月以内)で太鼓腹が一気しぼんで喜ばれた。
 水太りで肝胆系に湿熱がある人にフィットすれば、防風通聖散よりも遥かに安全で、効果がある。
 理論上は、茵蔯五苓散でも可能なはずであるが、微妙。
 いずれにしても、当然のことながら、方証相対しなければ無効であろう。

 それはさておき、昨日土曜日のお気の毒な問題である。

 といっても、村田漢方堂薬局のHPあるいはブログを見て、見るだけで読まずに来られたらしく、土曜日は半ドンだから、新規相談者は受け付けできないと明記しているのに、やって来た人があった。

 急な寒波で来訪者は少ないかもしれないと思っていたので、内容によっては・・・と考えたが、ところがアトピー性皮膚炎に、免疫抑制剤の内服を使用されている。

 しかも、折々に高熱や微熱を発する副作用が伴っている。

 過去の経験では、アトピー性皮膚炎では、どんなに重症化していても、内服の免疫抑制剤を投与されたケースはなく、超稀にステロイド内服薬を投与されていた人が、ほんの少数いたくらいである。

 抗ヒスタミン剤の内服や、ステロイド軟膏やプロトピックの外用剤を常用中の漢方相談は日常茶飯事だが、それらのケースとは明らかに事情が異なる。

 お断りするのに時間がかかって、かなり疲れたが、これほどの副作用が出ている段階で、しかも、肝腎なアトピーにそれほど効果を示してない状況である。

 最近は免疫抑制剤をアトピーに使えるようになったという情報もあるが、ほとんど効いてない状況を考えると、まずは副作用だけが目立つ免疫抑制剤を投与されない医療機関に転院して、正常な免疫に戻すのが先決である。

 それにしても、土曜日は新規相談者は受け付けない日と、しっかり書いているつもりだが、土曜日に新しい人が来られるのは困ったものである。 

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2009年12年14日のボクチン(5歳)
2009年12年14日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12年14日のボクチン(7歳)
2011年12年14日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12年14日のボクチン(7歳)
2011年12年14日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2014年12月13日

5種類の方剤を必要とする人達が昨日、それぞれの特殊性をもった共時性

2008年12月13日のボクチン(4歳)
2008年12月13日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 すべて昨日の出来事ばかり。

 アトピーで、秋になって乾燥と痒みと滲出液が顕著になってきたので、微調整の段階で工夫するうち、舌の状態から少陽三焦における頑固な水滞が問題だろうと、この乾燥時期にかかわらず、配合中の地黄剤を一気に半減以下とし、猪苓湯を一気に高濃度にすると、乾燥部分が軽減し、滲出液も減り、顔面の炎症部分がかなり治まってきた。

 頑固な浮腫と倦怠疲労感の症状に、同じく5種類の配合を必要とするものの、3回の服用では却って効果が生ぬるい。
 そこで、ご本人みずからの工夫で、服用回数を逆に2回に減らし、あまりに調子がよいときには1回に減らすなど、かなり細かな服用方法を工夫されて数ヶ月。
 久しぶりにやって来られてみると、見違えるほど元気になって、活きいきとして、10歳は若返っている。
 服用回数を減らすことで効果が上がった例は、超珍しいことであった。

 新規の相談者で、2日間4種類の配合で即効が出た勢いに乗じて、3日目から5種類として8日後には、症状が全体的には最低でも半減。
 そこで、欲張ってさらに効果を増強すべく、あらたな一方剤を増やしたところ、2〜3回の服用する間もなく、効果が激減したという連絡があったので、即刻、もとの5種類に戻してもらった。
 こういうケースも珍しい。

 閉店前には、某転移癌で抗癌剤による副作用のために、肝機能の数値が異常値を示し、同時にクレアチニンまで上昇していた人が、既に続けていた癌サポートの牛黄製剤などとともに、茵蔯蒿湯を途中で加えただけで、肝機能の数値も正常化しただけでなく、クレアチニンも正常値に入り、健康時の頃よりもむしろ体調がよいと喜んでおられた。

 複雑な病状の人達ばかりとはいえ、5種類の配合という人達が、昨日偶然に多く重なったということは、どのような意味が内在した共時性なのだろうか?

 偶然とは、必然のこと であるらしいのだが・・・

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2008年12月13日のボクチン(4歳)
2008年12月13日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年12月13日のボクチン(7歳)
2011年12月13日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年12月13日のボクチン(7歳)
2011年12月13日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年12月13日のボクチン(7歳)
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posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2014年12月12日

新発売の茯桂味甘湯エキス製剤の話・・・は最初だけ

2008年12月12日のボクチン(4歳)
2008年12月12日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 最近、小太郎漢方さんから、茯桂味甘湯のエキス製剤が新発売された。
 茯苓・桂皮・五味子・甘草の僅か4味の配合だが・・・

 この方剤は、中国では肺気腫にしばしば応用されるらしいが、日本でも同病で適応する人が、きっとあるはずである。
 根治は困難にしても、方証相対すれば、各種症状を一定レベル軽減できるのではないかと思われる。

 とうぜんのことながら、肺気腫以外にも、手足が冷える割に、顔が火照って、頭がぼんやりする人や咳嗽など、応用範囲は多岐に亘るが、あきらかな高血圧の人には無縁な方剤かもしれない。

 実際に、数十年前、当時まだマツウラさんの茯桂味甘湯のエキス製剤が市販されていた当時、やや高齢の華奢な女性で、手足が冷える割には、頭がぼんやりして顔が赤く火照り、耳が塞がるというのに、これを飲んでもらって略治した例がある。

 この女性は、軽度の酒皶(しゅさ)的顔貌であったことから類推すると・・・酒皶(しゅさ)の一部の人には、十分に適応がありそうな方剤でもある。

 アトピー性皮膚炎に適応するケースは稀であろうが、理論的には、ほんの一部の人には適応者があっても不思議はない。
 但し、誤って使用すると、却って症状を悪化させかねないので、好転反応などとバカな考えは起こさずに、即中止してもらう必要がある。
 といっても、繰り返しになるが、アトピーに適応するケースは稀だろう。

 ともあれ、村田漢方堂薬局の昨日の話。
 こんな楽な日もなければ、体力も気力も持たない。

 昨日は、地元の常連さん以外は、名古屋から2回目の人が自家用車でやって来られたが、偶然にも、補充の送り注文の発送も、県外では同じ名古屋の人のみ。

 またまた余計な感想ながら、思い出してみれば過去、名古屋の男性達は、実直で真面目な人達が多いという印象が強い。

 昨日までの昼食が遅くなり過ぎるようなこともなく、ブログに貼ったボクチンの写真を眺めて、思い出にふける時間も十分にあったくらいある。

 それにしても、昨日くらいの仕事量がちょうどよく、体調を崩す心配がなくて、楽にこなせるのだが、そんな日ばかりではないのが、痛し痒し。

 西洋医学に見放された人達が多い現実を考えれば、そんな贅沢は言っておれないのだが・・・。

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2008年12月12日のボクチン(4歳)
2008年12月12日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2011年12月12日のボクチン(7歳)
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タグ:苓桂味甘湯
posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする