
2009年10月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
即効が出た人ほど、あとあとの詰めが甘い。
最終的に9割以上の寛解を得るには、まだまだ足らない方剤や、薬用量の問題もあるのに、その後にやや効果が落ちて来ても、こちらのアドバイスを繰り返し受けながらも、実行されようとしない人が目に付く。
命に関わる疾患でもないだけに、なおさら自己責任の問題。
来られるたびに、寄せては返す波の音、いつものように「効果が最近やや落ちている」と申告されるので、こちらもまた、寄せては返す波の音、「配合方剤や薬用量がまだ足らないこと」を繰り返しアドバイス。
すると、毎度のことながら、にわかに目がうつろに変じ、とぼけたような、あるいは惚けたような顔をするばかりで、煮え切らない。
これは、一体どういう心理なのだろうか?
経費的には、超運よく、中には1方剤で即効が出た人など、他の人に比べでとても安価で、1ヶ月分の経費が5〜6千円以内という人さえいる。しかも命に関わる問題ではないとはいえ、かなり難治性の疾患である。
初期から運よく即効が出る人の中には、人類に共通して多かれ少なかれ潜在している「幸福否定」の心理的なメカニズムが人一倍働きやすくなるらしい。
毎回、同じ押し問答を繰り返しているうちに、しまいには、やる気のない癖に、もう二度と質問するなよ〜、と言いたくもなる。
しかも相談カードを見たら、いつの間にか、1日2度の服用に減っている。
服用回数が減っているのだから、なおさら効果が落ちても当然なのに、そのことについては自覚があるのか、ないのか、それを指摘しても、またまたトボケタ顔をするばかり。
ところで、昨今も相変わらず煮え切らない問い合わせの電話が続いている。
わざわざ煮え切らない電話をかけるというのは、しっかり断って欲しいという人達ばかりであることが歴然としている。
これも、「幸福否定」の心理機制がしっかり作動している達に違いない。
的確な効果が得られるための「基本方剤」が見つかるまで、7〜14日毎に一定期間通うことができるかどうかの問題。
早めに「基本方剤」が決定できれば、メール相談や電話相談による通信販売に切り替えることが可能だが、それに達するまでの期間、通えるかどうか自信がない人や、あるいは体力的に無理な場合は、お断りせざるを得ないとは、当然であろう。
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2011年10月15日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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ラベル:幸福否定