2014年10月31日

腰痛関係の疾患は、どんな病名がついていようと漢方薬の得意分野

2008年10月31日のボクチン(4歳)
2008年10月31日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 電話で本人や代理の人から2度に亘って、たかが腰痛くらいで、
「おたくの漢方薬で、これまで治った人がありますか?」 
「痛みが漢方薬で取れますか?」
 ハ〜〜ッ?と言いたくなるような愚問の連続。

 大の男達が、こんなありきたりな疾患に、腰痛関連で、どんなに立派な病名がついていようと、命に関わるようなたいそうな疾患でもないのに、鳴り物入りで余りに大げさ過ぎる。

 よって当然ながら、例によってお断りしていたのに、残念ながら、実際にやって来られてしまった。

 そんなにたいそうに考えなくとも、もともと本人が本気でやる気でさえあれば、遅かれ早かれ、ピントが合ってくれば、漢方薬で十分に8〜9割以上、多くは完治、それこそ完治することも珍しくない。

 ヒゲジジイ自身が、これまで仕事に差し支えるような激しい腰痛を何度か経験しているが、いずれも比較的即効で治っている。

 過去のブログ
2006年08月19日 腰椎変形すべり症による、坐骨神経痛の漢方薬
 のお返事メールでも答えているように、警察官で腰に提げる拳銃の重みに耐えかねて、手術寸前に、病院から寝巻き姿で、助けを求めて来られた人でさえ、運よく即効が出て、手術を免れている。

 同様に、何年にも渡って、重症者では10年以上も、どこへ行っても治らなかった人達が、当方の漢方薬を数年かけて根治された人達は数え切れない。

 中には、あまりに辛くて危うく自殺をするところだったが、救ってくれてありがとうと、つくづく述懐されたケースも、1人や2人ではない。

 今年だけでも例年のごとく、腰痛関連のみならず、各種神経痛や関節リウマチなど、疼痛を主訴とする疾患が当方の漢方薬で改善している人が何人もおられるが、あまりに多い相談件数だけに、よっぽど興味深いケース以外は、ブログに取り上げる気にもなれない。

 中でも腰痛関連は最も多い。

 当然、いずれも西洋医学治療や病院の漢方薬や、漢方薬局の漢方薬、のみならず鍼灸や整体、カイロなどでも効果がなかった人達ばかり。

 先日も、関東の親御さんを、当方の漢方薬を愛用中の息子さんが、数日の泊りがけで連れて来られていたが、まったく幸運にも、こちらにいる数日で顕著な効果が出ている。

 このように、問題は本人のやる気次第なのだが、直接やって来ても、逆質問を繰り返して、こちらのペースを乱す人は、正確な弁証論治が不可能となるから、当然何を出しても効果は得られないだろう。

 こちらが真剣に弁証論治をしようというときに、
 またぞろ、
「他の人は、どんな漢方薬で治ったんですか? 飲むほうとしては参考に聞きたいじゃないですかっ!?」
 と、またまた執拗である。

 鳴り物入りで、騒々しくやって来る人達に限って、この通り。
 逆なでする愚問を繰り返し発するウルサイ人達は、まず絶対にアウト。

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2008年10月31日のボクチン(4歳)
2008年10月31日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月31日のボクチン(6歳)
2010年10月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月31日のボクチン(7歳)
2011年10月31日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月31日のボクチン(7歳)
2011年10月31日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2014年10月30日

ときに白いこともある浅黒い肌や皮膚の安定した改善を求めて

2008年10月30日のボクチン(4歳)
2008年10月30日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:20〜29歳の女性
【 お問い合せ内容 】: はじめて相談させて頂きます。よろしくお願いいたします。

 私は今年の4月から近所の中医薬専門の漢方薬局に通っています(2週間に一度ほどの頻度)。
 
 相談内容は腹部と首の裏側、額の皮膚が特に浅黒いことです。

 荊芥連翹湯を服用して半年ほど経ちましたが症状の改善が見られないのでこのままの荊芥連翹湯を服用し続けるべきか教えて頂きたくメールさせて頂きました。

これまでに漢方薬局に通って自覚した体質を述べますと、
 幼少期:痩せ型、色黒、扁桃腺が腫れやすいが熱はあまり出ない、夜泣きが頻繁(怖いと言って起きる、自分でもなにが怖いかわからないがじっとしていられない恐怖感、現在も疲れている年に一度くらい起こる)、便秘症

 青年期〜現在:花粉症(西洋薬でなんとかなる程度)、慢性鼻炎、高校3年間は呑気症の症状があったが大学進学後気にならなくなった、痩せ型、皮膚が全体的に浅黒い方だがが週1くらいの頻度で他人が見ても白い肌のときがある、ドライアイ、癇癪もち、せっかち、便秘は改善、目は丸くパッチリ、

 私は肝が弱い体質ということで、先に述べましたように荊芥連翹湯・田七人参を服用しています。(服用して間もないころは食欲減退とむくみが気になったが、食後の服用に変えることで改善、現在は食前に服用していますが特に問題はありません。半年ほど飲み続けて、精神面が少し穏やかになり、花粉症の症状が例年の半分ほでありますが、皮膚症状ははっきりとした効果が表れません、やはり体質改善には時間が必要でしょうか?)

 また、この間に漢方薬に関心をもちまして色々追加で試したものに
帰脾湯(ストレス性の不眠の時に処方されましたが、便秘になり中止)
杞菊地黄丸(異常なむくみが生じました、即中止)
八味地黄丸(杞菊地黄丸で体調を崩した時に服用しましたが、むくみはすぐ取れましたが3日程の服用でのぼせる感じがあり中止)
逍遥散(胸苦しいときに荊芥連翹湯に追加して服用しています、なんとなく効いているようです)
開気丸(腹部膨満感の時に服用して、可もなく不可もなくでした)
柴胡加竜骨牡蛎湯(極度のストレスでイライラしてしまうとき、よく眠れるような気がします)
天津感冒片(風邪をひいたときに服用しました、驚くほどのどの痛みと熱感が取れました。これ以来、こんなにも即効性があるのだと驚いています)
婦宝当帰膠(血が足りていないとのこで、最近飲み始めた)

 現在の先生も肌色がたまに変わることを不思議がっておられます。毎回薬局に伺うと今日は黒いね、白いねといった会話になります。おそらく精神的なものが原因で血流が影響されているのでは、とのことです。

 近所の漢方薬局は大変親身に相談にのって頂いているため、村田先生がブログでおっしゃるように根気強く通って行こうと頑張り始めた次第ですが、本来のせっかちな体質が邪魔をしておりまして、荊芥連翹湯よりもっとフィットする漢方があるのでは、などと考えてしまいます。

 やはり村田先生も私のような体質には荊芥連翹湯が最適とお考えでしょうか?やはり皮膚症状の改善には半年の服用では短すぎて話にならないとのことでしたら、色々考えず根気よく続けようと考えております。

 読みにくい文章になってしまい申し訳ありませんが、アドバイス頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。

2008年10月30日のボクチン(4歳)
2008年10月30日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 お悩みの症状は、派手に出現するアトピーの症状などとは異なって、短期間で反応が出るようなものではありません。
 おそらく数年以上の根気が必要だと思います。

> 近所の漢方薬局は大変親身に相談にのって頂いている

とは、何よりも幸いなことです。
 そのような親切な薬局をやめて、転々と他所にかわって渡り鳥になってしまうと、結局はほとんど改善が得られないまま、無駄な努力となってしまいます。

 ところで、逍遥散もフィットしているようでしたら、加味逍遥散も含めて、肌にも有効な方剤ですので、荊芥連翹湯と常時、併用するなどは必要かもしれません。
 柴胡加竜骨牡蛎湯にしても、フィットするところがあれば、常時併用も考えてもよいのかもしれません。

 いずれにせよ、派手は症状とはことなって、即効を得るのはほとんど不可能ですので、数年以上の長期戦のつもりで続ける必要があると思います。

 当方では、アトピー性皮膚炎が寛解した後も、黒ずんだ肌を治したいが一心で、長期間、漢方薬を続ける人が多いのですが、何年もかかって、とても綺麗な肌となっている人は41年間に無数?におられます。
 その人達と、目的は同じだと思いますので、同様なことがいえると思います。

 真の意味の体質改善は、短期間で得られるものではないので、適切な漢方薬を選んでもらうのは必須のことですが、長期的な根気も必須です。

 何でも話せる薬局さんであれば、しっかり愚痴をこぼしながらでも、長期的に面倒を見てもらうのが最善だと思いますよっ!

 取り急ぎ、お返事まで。

2009年10月30日のボクチン(5歳)
2009年10月30日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:さっそくのお返事ありがとうございます。

 簡単に完治するようなものでなく数年単位での気合いが必要だと言われ頑張って続けて行く決意が出来ました。

 アドバイス頂いような方剤も上手く調整して頂き気長に漢方にお世話になりたいと思います。今回相談させて頂き、現在通っている漢方薬局さんの有り難さもよくわかりました。

 たいへん拙い文章ですが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
 頑張ります。

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2010年10月30日のボクチン(6歳)
2010年10月30日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年10月30日のボクチン(7歳)
2011年10月30日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年10月30日のボクチン(7歳)
2011年10月30日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母



posted by ヒゲジジイ at 05:43| 山口 | 若返りや美容関連 | 更新情報をチェックする

2014年10月29日

たまにいる、冷酷で無慈悲なガン専門医

2010年10月29日のボクチン(6歳)
2010年10月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 40歳〜49歳 の男性
ご職業 : 公務員
おたより: ご多忙のところ恐れ入ります。

 先日、悪性リンパ腫で闘病中の母のことで、主治医に呼ばれて話を聞きました。
 母が入院してから半年間、当方には主治医から説明がありませんでした。

 主治医の話というのは、悪性リンパ腫の治療の中でも強力な治療をしたが、CT像のとおり増悪してしまった。今の抗癌剤での治療はやめる、別の抗癌剤にするか、緩和ケアに移行するか考えて欲しい、ということでした。

 今の主治医が気難しい人とのことなので、母から余計な事は言わないで欲しいと言われ、何も言わないでいましたが、今の母の状態は自分で用をたすことも出来ず、胃のほとんどが腫瘍で占められ、食べたくても胃の中に入っていかない状態です。

 今思えば、強力な抗がん剤治療をやめさせ、がんとの共生を目指した治療にしておくべきだったと悔やんでいます。

 主治医が言うには、無治療だと1周間で死ぬ、緩和ケアなら年内はどうにか生きているだろう、新しい抗がん剤が効けば年を越せるかもしれない、とのことでした。

 
 そして、これまでは漢方薬、健康食品の類はこの病院では禁止されていると言っていたのが、今となって

「漢方でも健康食品でも何でも自由に持ってきていいです。ただ、栄養をつけるとがん細胞は増えます」

と吐き捨てるように言って部屋を出ていきました。

 母にはQOLを改善させるためにも、牛黄と人参を服用させたいと考えています。

 これが日本のがん治療の実態です。


追伸
 六君子湯エキス剤(ツムラ43)に関しては、前に入院していた病院で出されていたので、無理を言って今の病院でも出してもらっています。
 これは例外中の例外とのことです。
 今の病院では医師から自主的に漢方薬を出すことはありません。
 また、漢方薬局で処方された漢方薬の持ち込みはいくらお願いしてもダメでした。

2010年10月29日のボクチン(6歳)
2010年10月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 とっても重い話で、漢方薬を許可しない病院とは、許しがたい話だと存じます。
 でも、残念ながら現実にはいまだにそのような主治医の先生方が多い現実のようです。 
 また、いよいよ西洋医学で打つ手がなくなってくると、

>漢方でも健康食品でも何でも自由に

と手の平返したように言われた患者さんも、過去には大変多かった現実がありますが、

>栄養をつけるとがん細胞は増えます

というのは、まったくの迷妄です。

 同様の考えの病院や主治医に運悪く遭遇した患者さん達は、現実には隠れて利用されている人も多いのも事実のようです。

 時代遅れのこのような先生方がまだまだおられる現実、本当に残念なことです。
 貴重なマイナス情報として、ブログへ掲載させて頂きたいと存じます。

 どうぞお大事になさって下さいませ。

追伸
 現在は、とても開けた先生方も増えており、食道癌が肺にまで浸潤して胃瘻(いろう)せざるを得ない状況下で、抗癌剤や放射線治療のかたわら、当方からお出しした多数の漢方薬類を胃瘻の管から注入を許可してもらえ、そのお陰か、退院後の養生は、すべて当方の漢方薬のみで、再発転移もなく、元気で過ごされておられます。

 また、某原発巣による2度目の転移再発癌で、抗癌剤を拒否して漢方薬類だけに賭けるという信念に、同意しないまでも反対もしなかった主治医の先生は、漢方薬類だけで、見る見る腫瘍マーカー3種類が下がると同時に、とても元気を回復されていることで、結局は漢方薬の効果をしっかり認めてもらえ、抗癌剤治療を強く奨めることがなくなったばかりでなく、とても温かく諸検査に応じてくれているケースも現実にはあります。

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2010年10月29日のボクチン(6歳)
2010年10月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月29日のボクチン(6歳)
2010年10月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月29日のボクチン(7歳)
2011年10月29日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



ラベル:悪性リンパ腫
posted by ヒゲジジイ at 00:04| 山口 | 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする

2014年10月28日

病院の漢方薬で効果が無ければ、まずは地元の漢方薬局で相談でしょう!

2008年10月28日のボクチン(4歳)
2008年10月28日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 慌しい月曜日、関東地方ばかりから、問い合わせの電話やメール。
 いずれも偶然にも同じ症状(酒皶=酒さ)ながら、一人は自費の高名な漢方薬専門の病院の漢方薬。
 一人は大学病院の漢方薬。

 効果がないからといって、こちらに問い合わせたところで、何にもならない。
 病院の漢方でダメなら、まずは地元の漢方薬局で相談でしょう!

 昨今のメールでのお問い合わせは、【 ブログへ掲載の可否 】:転載不可(お返事は出来ません。)にチェックが入っているものばかりなので、お約束通り、ブログに掲載しないかわりに、お返事も出来ません。

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2009年10月28日のボクチン(5歳)
2009年10月28日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年10月28日のボクチン(8歳)
2012年10月28日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年10月28日のボクチン(8歳)
2012年10月28日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母



ラベル:酒さ
posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☀| 病院の漢方薬 | 更新情報をチェックする

2014年10月27日

言葉遊びではないけれど 「この世に絶対ということは、絶対ないので、絶対にお断りします」

2008年10月27日のボクチン(4歳)
2008年10月27日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 「どこへ行っても治らないので、ネットで調べてみたら、村田漢方堂薬局のエラッソウなブログを見て、わざわざ遠方から、はるばるやって来たんですから、絶対に漢方薬で治して下さい!」

 という依頼あれば、

 「この世に絶対ということは、絶対にあり得ないので、そのような絶対的な依頼は、絶対にお断りします!」

 このように、一見話の筋が通っている会話文のように見えながらも、その実、救い難い論理の矛盾が示すように、この地球上の出来事は、一事が万事、矛盾だらけなのだから、「唯物論科学」が絶対などと信じている世の科学者たちは、もっとも浅はかな人達かもしれない。

 そういえば、バルザックの名作に『絶対の探求』という小説がありますが、まるで現在でも「唯物論科学」が絶対だと信じている科学者たちの、パロディーのような・・・。

 ともあれ、哲学者のウィトゲンシュタインをもじって言うわけではないけれども・・・

 地球上世界のあらゆる事象は、言語を模倣する。

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2010年10月27日のボクチン(6歳)
2010年10月27日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月27日のボクチン(7歳)
2011年10月27日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2012年10月27日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ



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2014年10月26日

各地から、多種多様な職種の人達が、漢方相談に訪れる

2009年10月26日のボクチン(5歳)
2009年10月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 もともと、職種には、あまり興味はないが、どうしても弁証論治を行う上で、日頃の生活環境の把握も必要であるから、差し障りがない程度に把握しておく必要がある。

 常に弁証論治の必要上での話で、個人的には職種自体に興味が湧くわけではないが、ふっと思い出してみれば、本当に多種多様な職種があるものだ。

 保険漢方に幻滅された医療関係者の相談を受けることが実に多いが、同じく多いのが公務員の人達。
 公務員といっても様々で、人によっては民間企業で過重労働を課せられている人達に、負けず劣らずの仕事を受け持っている人達もいる。

 昔は自営業の人達が多かったが、いつの間にか減少傾向にある。

 それ以外の職種は、本当に実に様々で、現代社会の縮図といってもよいくらい、無数に異なった多種多様な職業があるようで、そんなことの詳細は、いちいち書くつもりは毛頭ない。

 とはいえ、各種様々な職業の人達と親しくなるにつれ、現代社会の縮図がおのずと把握できるようで、その点では、漢方相談という仕事も、捨てたものではないかもしれない。

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2009年10月26日のボクチン(5歳)
2009年10月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月26日のボクチン(6歳)
2010年10月26日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月26日のボクチン(6歳)
2010年10月26日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


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2014年10月25日

イワシの頭になった

2010年10月25日のボクチン(6歳)
2010年10月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 かなりな難治性疾患が、当方の漢方薬で、長期間のお互いの苦労が実って、めでたく寛解した後、他のご家族を連れて来られ、その御家族には運よく即効が得られて、ますます信頼を得て、信頼を得たのはよいが、通常なら病院でも漢方薬でも困難かもしれない超重大な疾患の別の御家族まで連れて来らて、やや当惑。

 「イワシの頭も信心から」などといわれるが、いつの間にか「イワシの頭」になってしまったと、憮然たる心地だが・・・

 絶対的な信頼を得ているだけに、しっかりフィットした効果的な配合得るために、ない頭を絞りに絞った弁証論治の結果、期待以上の超即効を得て、文字通り根治。
 主治医が5年後に太鼓判を押す根治となり、いよいよ信頼されて、どんな重大な疾患でも、当方の漢方薬で治らないものはない、などと過剰なまでに信頼されるというのは、うれしくはあるものの、荷が軽いかと言えば、とんでもない、やっぱり重いものです。

 次に御家族で何かあった場合、もしも思うような効果が出なかった場合・・・
 いまから予期恐怖に慄(おのの)く、というのも実にばかばかしい話。

 41年間もこの仕事をやっていると、類似したケースは意外に多く、だから家族ぐるみで当方の漢方薬を長期間利用されているご家族は、かなり多い。

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2010年10月25日のボクチン(6歳)
2010年10月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月25日のボクチン(6歳)
2010年10月25日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月25日のボクチン(7歳)
2011年10月25日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ



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2014年10月24日

病気は何のためにあるのか?

2008年10月24日のボクチン(4歳)
2008年10月24日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 病気は、病院のお医者さんに治してもらうためにある。

 それでも治らないときには、漢方薬で治すために存在する。

 このような卑小な見かたはともかく・・・

 病気は「これまでの生き方が間違って」いる、ことを教えるためにあるのかもしれない。

 だから、昨日のブログでも述べたように、今一度、自分を見詰め直してみることも必要でしょう。

 他人や環境のせいばかりにしていては、永遠に救われない。

 
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2009年10月24日のボクチン(5歳)
2009年10月24日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

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2011年10月24日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

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2012年10月24日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


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2014年10月23日

人間社会はトラブルだらけというのに、人は何のために生まれてくるのか?

2009年10月23日のボクチン(5歳)
2009年10月23日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 テレビでもネットでもよいけど、毎日まいにち、人間社会で生じるトラブルの報道だらけ。
 世界のどこかで紛争の絶え間がなく、国内でも殺人事件、恐喝事件や詐欺事件。

 それほどでなくとも、政治家たちの違法行為、イジメ問題や、セクハラにパワハラ問題など、何らかのトラブルが毎日まいにち無数に発生している。

 地球上に生まれ出る人類というのは、猫にも劣るトラブルメーカーばかりの集団だから、お互いに苛め合い、傷つけ合って、喜怒哀楽の変化の絶え間がない日々。

 このようなロクデモない世界で生き抜くには、良い意味で居直ることも必要だろう。

 和して同ぜず、清く正しく、人を妬まず、独立独行の精神で、弱きものを助け、悪は拒絶して近づかず。

 と、きれいごとを言ったところで、実生活では職場の人間関係に苦しみ、家庭では親類縁者や家庭内で、様々な問題も無きにしも非ず。

 人間、生きていくには苦労の多いこと。

 とすれば、人間は何のために生まれて来たのか?
 意味なく生まれて、意味なく死んでいくのだろうか?

 唯物論者のクールな考えを敷衍すると、何の目的もなくこの世に生まれて、せっかく様々なことを学んで来たというのに、多くは百年もしないうちに、命が終わって、結局は無駄な一生を終えることになる。

 車椅子のホーキング博士によれば、人間は死んだら壊れたコンピュータと同じで、その時点ですべて終わり。万事休すと言われる。

 昨今のお寺のお坊さんたちの多くが、死んだら終わりと思っているというから、まったくシャレにもならない。

 彼等が信じている通りなら、「この世」は不条理の世界以外のなにものでもない。

 そんなバカなことがあるものかっ。
 意味なく生まれて、意味もなく死んでいく、なんて・・・
 このような唯物論者の身も蓋もない、貧弱な思い込みを信用する者は、バカである。

 人は何のために生まれてくるのか?
 少なくとも無目的的に生まれて来るわけでもないし、無意味に死んでいくわけでもないでしょう。

 病気で悩んでいる人の場合は、どうして病気になってしまったのか?
 
 ときには休日に、空でも海でも、あるいは山でも眺めながら、しっかり自分を見詰め直してみるのがよいかもしれませんよ。

 地球上で生じる出来事は、すべて必ず理由があるはずです。もちろん難問でしょうけど。

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2010年10月23日のボクチン(6歳)
2010年10月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月23日のボクチン(6歳)
2010年10月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月23日のボクチン(7歳)
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2014年10月22日

そりゃ〜お返事は、あり得ません

2008年10月22日のボクチン(4歳)
2008年10月22日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 お問い合わせフォームを利用され、病名だけを記して、「どんな漢方薬を飲んだらよいでしょうか?」という御質問。

 そりゃ〜ないでしょう。その人の現時点における気・血・津液の昇降出入と盈虧通滞(量的な過不足および流通の過不足)の状況がさっぱり分からないのに、病名だけで漢方薬がアドバイスすることは不可能。

 あるいは、具体的な症状だけを書かれて、上記と同様に「どんな漢方薬を飲んだらよいでしょうか?」という御質問。

 やっぱりこれも、無理ですよ。

 それらのいずれも、ほんの1〜2行の症状の記載だけ という、メールで気楽に質問されても、その人の現時点における気・血・津液の昇降出入と盈虧通滞(量的な過不足および流通の過不足)の状況がさっぱり推測すら不可能な、あまりに短い文面では、適切な漢方薬のアドバイスは、やっぱり不可能。

 だから、いずれもお返事不可能。
 たとえ「○ 転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。) 」にがチェックが入っていても、お返事のしようがないので、ブログに掲載も不可能。

 また、当然のことながら、「○転載不可(お返事は出来ません。)」 にチェックが入っている場合も、お約束通り、お返事をすることはあり得ません。

 メールでお気軽な問い合わせをされる暇があったら、お近くの漢方薬局に出向いて相談されるべきでしょう。

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2008年10月22日のボクチン(4歳)
2008年10月22日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

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2014年10月21日

ほとんどの病気がストレスがらみ

2008年10月21日のボクチン(4歳)
2008年10月21日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 ほとんどの疾患に、ストレスが関わっているのは当然。

 この地球上で人類が生活する上では様々な障害に遭遇するように宿命付けられている。

 折々に自然の猛威に晒され、あるいはそうでなくとも、25人に1人はいるといわれるサイコパスの人達との折衝など、あるいは嫉妬やイジメに合うのは日常茶飯事。
 
 地球上の人間社会で暮らすには、様々なストレスは避けがたい。

 それゆえであろうか、あらゆる分野の疾患において、加味逍遥散および逍遥散、柴胡加竜骨牡蠣湯、四逆散、柴胡疏肝湯、開気丸、加味帰脾湯および帰脾湯など、ストレス関連の方剤の併用を必要とすることシバシバ。

 なかでも顕著なのは、加味逍遥散、柴胡加竜骨牡蠣湯、四逆散は、ストレス疾患用の代表的な3方剤といっても過言ではないだろう。

 また、しばしば加味逍遥散合柴胡加竜骨牡蠣湯、加味逍遥散合四逆散、柴胡加竜骨牡蠣湯合四逆散という、三種類の合方もしばしば多用される。

 強いストレスを蒙ることなく、一生涯を平穏無事で暮らせるなんて、ハナから不可能なこの世の生活である。

 また、幸せから遠ざかりたいという人類に共通した「幸福否定」の心の闇を晴らす上でも、上記の方剤類は、欠かせない。

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2009年10月21日のボクチン(5歳)
2009年10月21日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月21日のボクチン(6歳)
2010年10月21日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月21日のボクチン(7歳)
2011年10月21日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年10月21日のボクチン(8歳)
2012年10月21日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 

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2014年10月20日

時には無になりたい

2009年10月20日のボクチン(5歳)
2009年10月20日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨夜10時にキックオフのセリエA:ベローナ−対ACミランの試合で、本田圭佑選手が2発ゴール!
 試合自体もACミランが勝利。

 お陰で気分よく、夜が明けるまで、心置きなく無になって眠りにつきます(無。

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2009年10月20日のボクチン(5歳)
2009年10月20日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月20日のボクチン(6歳)
2010年10月20日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月20日のボクチン(6歳)
2010年10月20日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月20日のボクチン(6歳)
2010年10月20日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


2014年10月19日

当時の陣痛促進剤、劇薬の塩酸キニーネを使われて、しぶしぶこの世に生まれて来た

2008年10月19日のボクチン(4歳)
2008年10月19日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 やや高齢で某疾患と不妊治療が当方の漢方薬、僅か1ヶ月で妊娠し、その後十ヶ月、予定日が来ても陣痛が来ないので、いよいよ陣痛誘発剤を使用することも考慮されていたが、先日、めでたく自然分娩で元気な赤ちゃんが産まれた。

 メールで、陣痛促進剤を使用しなければならかいかも、という連絡をもらったとき、ヒゲジジイのお返事として・・・

 63年以上も前、ヒゲジジイ自身が、なかなか母親のお腹から出てこなくて、
あまりに陣痛が来ないので、けっきょく当時、キニーネという陣痛誘発剤を使って、ようやくこの世に出て来た人間です。
 ●●●さんの子供さんも、同じような経験をされるかもしれないわけですね。
 楽しみですね。

 というメールしていたところ、

 そうだったんですね。誘発剤を使ってということは、この世に出て来たというか、出されたというべきか…
 赤ちゃんの感覚としてはどんな感じなんでしょうね(^-^)

村田先生の漢方薬を服用しながら出産も産後も頑張ります!

 という、とても意味深長なお返事をもらっていたけど、けっきょくは自然分娩で生まれたわけで、実にヒゲジジイとは違って、この世にみずから生まれたいと望んでおられた証拠でもあり、とってもおめでたいことだった。

 それにしても、思い返せば、ヒゲジジイがこのように地球上の人間社会を斜めに見る習性は、陣痛促進剤を必要とした生まれ方からも、納得できるような気がする。

 要するに、よっぽど「天界の生活」から離れたくなかったに違いない。
(呵呵。

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2010年10月19日のボクチン(6歳)
2010年10月19日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月19日のボクチン(7歳)
2011年10月19日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年10月19日のボクチン(8歳)
2012年10月19日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ




2014年10月18日

出版前から懸念される近藤誠著 『がんより怖いがん治療』 は、本当か?!

2009年10月18日のボクチン(5歳)
2009年10月18日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 近藤氏は、もともと漢方薬や健康食品の有用性をまったく認めようとしない偏頗な持論を展開される人だから、氏の書かれることは、話半分で参考にする方が無難である。

 10月30日の出版予定の書籍、近藤誠著『がんより怖いがん治療』。
 まだ出版されてもないのに、これを話題にしてブログを書くとは、早合点に思われるが、既に書籍のタイトルだけで、既に中身を的確に要約されているはずである。

 だから、早合点の勇み足だと揶揄される気遣いはあり得ない。

 このタイトル、ある人にとっては的確であり、ある人にとっては、とんでもない話であろう。

 抗癌剤の副作用がやや激しくとも、正確な弁証論治にもとづいた漢方薬でサポートすることで、副作用を十分に軽減し、抗癌剤治療が終了後も、引き続き漢方薬や中草薬類を継続服用することで、目覚しい改善が得られたり、あるいは根治したケースも珍しくない。

 抗癌剤に漢方薬や中草薬類を併用して、ステージ4の悪性リンパ腫が、副作用をほとんど消すことが出来たお陰で、6クールの抗癌剤治療が可能となり、ほぼ根治した例や、手術不能の肺の小細胞癌でさえ、放射線と抗癌剤に中草薬類の併用によって、完璧に根治した例もある。

 ステージ4で脳転移および全身転移の状況下でも、抗癌剤や免疫療法では進行にブレーキをかけるだけだったのが、漢方薬類の併用によって、一年半でほとんど癌細胞が消している例など、近藤氏の言われる「がん治療」が、漢方薬や中草薬の併用と相俟って。明らかに目覚しい効果を発揮した例は、枚挙に暇がない。

 ところが逆に、残念ながら、西洋医学における点滴などによる抗癌剤治療によって、激しい副作用のために、明らかに寿命を縮めてしまった例も、枚挙に暇がない。

 たとえば、下咽頭癌に放射線治療と漢方薬類のサポートによって、原発巣は消失したまま、肺の小さな転移がありながらも、3年近く元気で過ごされていたのに、体力があるうちにと点滴による抗癌剤が仇になり、爆発的な脳転移が発生して、数ヵ月後に亡くなられた例。

 スキルス胃癌で卵巣転移が生じ、それぞれ摘出手術後に行った抗癌剤で、腫瘍マーカーが爆発的に高値となったため、西洋医学治療を断念し、漢方薬や中草薬類だけに賭けられたところ、さいわいにも根治して、あれから十一年。
 地元に生き証人として、現在も予防的に漢方薬類を継続されている。

 その他にも、昨今でも、適応を認められてない内服の抗癌剤によって、急速に転移が拡大し、腫瘍マーカーも爆発的に高値となったので、直に中止したところ、腫瘍マーカーが急速に回復している例など、近藤誠氏が指摘されるように、抗癌剤が仇となる例も、枚挙に暇がない。

 要するに、我が漢方薬局で、漢方相談を受けた経験上でいえば、半数の人には、確かに近藤誠氏の指摘される「がんより怖いがん治療」となっているのは、間違いない事実だと思われる。

 ところが、残りの半数の人にとっては、西洋医学治療は、明らかな有用性が見られるので、その副作用などは、漢方薬類のサポートによってかなり防げる場合も多く、さらには抗癌作用をかなりサポートすることも可能で、それによって、たとえステージ4と診断されている例でも、根治する例さえ、あり得るように思われる。

 だから、近藤誠著『がんより怖いがん治療』の指摘は、半数の人に該当するが、半数の人には、間違った指摘であると思われる、というのが、あくまでヒゲジジイの個人的な感想である。

 ただ大きな問題は、抗癌剤などが逆効果に働いてしまう半数?の人達。
 激しい副作用とともに極端に寿命を縮めてしまうケースさえ見られるのは、近藤氏が何十年来指摘してこられた問題として、大いに賛同できる部分でもある。

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2009年10月18日のボクチン(5歳)
2009年10月18日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年10月18日のボクチン(5歳)
2009年10月18日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年10月18日のボクチン(6歳)
2010年10月18日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母



2014年10月17日

「酒皶(しゅさ)」は、初期には即効が出ることが多いが、効くと治るは別問題

2008年10月17日のボクチン(4歳)
2008年10月17日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日のブログは、完全に自爆。村田漢方堂薬局のみずからの営業妨害の内容。
 要するに自業自得。
 それでも漢方相談の仕事は延々と続くので、今週は僅か3日目の仕事で、頑張りすぎて、閉店前には、はじめて疲労感が突然勃発。
 閉店後は、だるい、眠い。

 ともあれ、今週の新人さんの中で、目立ったのは、遠路はるばる数日の泊りがけで来られた方の「酒皶(しゅさ)」に対する即効である。

 漢方製剤2方剤の併用、僅か3回の服用で、自覚的な熱感が完全に消失し、外見の紅潮も半減。

 だからといって、そのまま根治するわけではないが、今回の即効を励みに、必要に応じた配合の微調整に、しっかり付いて来これるかどうか、にかかっている。

 当方に来られるまでは、酒皶(しゅさ)を、病院の保険漢方で十味敗毒湯で効果なく、効果ないどころか、顔面以外に皮膚病を誘発する問題が生じたために、様々に配合を変えてもらっても、却って問題ばかりが生じたために通うのを断念して、他の病院に変わって、黄連解毒湯などの方剤では、顔面には何の反応もないのに、手足が極端に冷え込んで、今度は冷えが原因と判断されたか、附子剤の投与が続いたり、問題ばかりが発生していた。

 このように煎じ薬を交えた医師の保険漢方で、数軒を転々として埒が明かずに当方に、遠路はるばる来られた。
 しかしながら、渡り鳥のように数ヶ月で転々と転院するのは、あまりに根気がなさ過ぎると諌めたものの、投与される毎に、必ず問題が生じるので、諦めざるを得なかったといわれる。

 してみると、特異体質で、超稀にある、あらゆる漢方薬に敏感な体質かもしれないと思ったものの、これまで投与された多数の配合方剤を、すべて目を通してみると、ほとんどすべてが支離滅裂な配合であり、どう見ても体質的にフィットするはずもない方剤ばかりのオンパレードであった。

 ところが、当方では僅か3回の服用で、一応は即効である。

 
 医師の漢方クリニックを数軒をハシゴしても、逆効果ばかりだったのが、当方の漢方1日にして、とりあえずは即効が出たのだから、まだまだ先があるとはいえ、気分がよいものである。

 数十年前までは「漢方薬は迷信だから効く訳がない!」と、患者さんが漢方薬を飲んでいるとでも申告しようものなら、ヒステリックなまでに罵声を浴びせていた医師達が、保険漢方がマスコミを賑わすようになると、急に掌返したように漢方専門を標榜する病院やクリニックが雨後のタケノコのように乱立。

 だからいつもヒゲジジイが口癖のように言う通り、一見、冷静沈着に見える医師たちでさえ、これほど信用ならないのだから、そもそも人間なんて、猫よりも劣る動物なのである。

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2008年10月17日のボクチン(4歳)
2008年10月17日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年10月17日のボクチン(5歳)
2009年10月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月17日のボクチン(7歳)
2011年10月17日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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2014年10月16日

のど元過ぎれば熱さを忘れる

2008年10月16日のボクチン(4歳)
2008年10月16日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 のど元過ぎれば熱さを忘れる、の喩え通り、気候も急に寒くなって来たのと同時に、尿路結石による疼痛をほとんど忘れるに至って、多量の漢方薬類の服用が苦になって来た。


 連休中には、気が緩んで1日2回の服用になってしまったが、仕事中に再発するのは困るので、14日(火曜日)も昨日の15日(水曜日)も、我慢して何とか3回服用を頑張った。

 
 突然の尿路結石の疼痛発作に襲われる前には、予防的に服用していた漢方薬類は、朝と晩の2回だけだったので、その習慣が癖となっている。
 但し、牛黄製剤だけは例外で、もともと、これだけは1日3〜4回であるが、高貴薬だけに、服用量が知れている。

 習慣とは恐ろしいもので、1日2回の服用は苦にならなかったが、1日3回に増やし、しかも尿路結石用の漢方薬類が急に増えているので、なおさら3回というのは、苦になり始めた。

 といっても不思議なことに、持続する疼痛に不安を覚えていた時期には、1日3回の服用は、まったく苦にならなかったのだから、現金なものである。

 これも「幸福否定」の心理機制といえば、言えなくもないだろう(苦笑。

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2008年10月16日のボクチン(4歳) border="0"
2008年10月16日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年10月16日のボクチン(7歳)
2011年10月16日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

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2011年10月16日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母



ラベル:幸福否定
posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☀| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2014年10月15日

相変わらず、煮え切らない人達

2009年10月15日のボクチン(5歳)
2009年10月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 即効が出た人ほど、あとあとの詰めが甘い。

 最終的に9割以上の寛解を得るには、まだまだ足らない方剤や、薬用量の問題もあるのに、その後にやや効果が落ちて来ても、こちらのアドバイスを繰り返し受けながらも、実行されようとしない人が目に付く。

 命に関わる疾患でもないだけに、なおさら自己責任の問題。

 来られるたびに、寄せては返す波の音、いつものように「効果が最近やや落ちている」と申告されるので、こちらもまた、寄せては返す波の音、「配合方剤や薬用量がまだ足らないこと」を繰り返しアドバイス。
 すると、毎度のことながら、にわかに目がうつろに変じ、とぼけたような、あるいは惚けたような顔をするばかりで、煮え切らない。

 これは、一体どういう心理なのだろうか?

 経費的には、超運よく、中には1方剤で即効が出た人など、他の人に比べでとても安価で、1ヶ月分の経費が5〜6千円以内という人さえいる。しかも命に関わる問題ではないとはいえ、かなり難治性の疾患である。

 初期から運よく即効が出る人の中には、人類に共通して多かれ少なかれ潜在している「幸福否定」の心理的なメカニズムが人一倍働きやすくなるらしい。

 毎回、同じ押し問答を繰り返しているうちに、しまいには、やる気のない癖に、もう二度と質問するなよ〜、と言いたくもなる。

 しかも相談カードを見たら、いつの間にか、1日2度の服用に減っている。
 服用回数が減っているのだから、なおさら効果が落ちても当然なのに、そのことについては自覚があるのか、ないのか、それを指摘しても、またまたトボケタ顔をするばかり。

 ところで、昨今も相変わらず煮え切らない問い合わせの電話が続いている。
 わざわざ煮え切らない電話をかけるというのは、しっかり断って欲しいという人達ばかりであることが歴然としている。
 これも、「幸福否定」の心理機制がしっかり作動している達に違いない。

 的確な効果が得られるための「基本方剤」が見つかるまで、7〜14日毎に一定期間通うことができるかどうかの問題。

 早めに「基本方剤」が決定できれば、メール相談や電話相談による通信販売に切り替えることが可能だが、それに達するまでの期間、通えるかどうか自信がない人や、あるいは体力的に無理な場合は、お断りせざるを得ないとは、当然であろう。

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2009年10月15日のボクチン(5歳)
2009年10月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月15日のボクチン(8歳)
2011年10月15日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月15日のボクチン(8歳)
2011年10月15日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
ラベル:幸福否定
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2014年10月14日

「書痴」という病(やまい)

2009年10月14日のボクチン(5歳)
2009年10月14日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 休み中は、猫と遊ぶか、読書するか、のいずれか。

 本を読んでいると、必ず関連書籍や参考文献が目に止まってしまい、当然のごとく発注する。

 それら関連書籍は必ず目を通すとは限らなくとも、常備する。

 書籍は何もすべて読むとは限らない。
 一定レベルの積読(ツンドク)も必要であり、必然でもある。

 気が付いたら、既に購入済みだったということも珍しくはないが、二重に購入したとあっても、ぜんぜん構わない。

 同じものが2冊以上あって、それが良書であれば、なんだか心が豊かになるような・・・

 このような一連の症候の診断名は「書痴」。
 書痴という同じ病名でも、人によって、実に多種類の病状がある。

 治療方法は、たぶん、無いと思う。
 漢方薬でも、おそらく無理だろう。

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2009年10月14日のボクチン(5歳)
2009年10月14日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年10月14日のボクチン(5歳)
2009年10月14日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年10月14日のボクチン(7歳)
2011年10月14日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母



 

2014年10月13日

完全に疼痛が治まるまでに1週間かかってしまった3度目の尿路結石

2009年10月13日のボクチン(5歳)
2009年10月13日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 今月の5日(日曜日)の午後から、突然、右脇腹から右腹直筋にかけて疼痛を発した。
 さては尿路結石を発症したなっとピンと来た。

 数日来、スティク状のコーヒーやカフェオーレ類に凝り始め、これ等ばかりを1日に何杯も摂り続けるのと同時に、日頃の習慣にしていた蛇口から直接、水道水を摂取する、お行儀の悪い飲み方の継続をやらなくなっていた。

 蛇口から直接的に水を口飲みする方法は、オス猫のスコちゃんと、メス猫のトラちゃんが真似して、彼や彼女は完全に習慣化しているが、肝腎なヒゲジジイが、数日の間とはいえ完全に怠ってしまったのが、3度めの尿路結石を誘発する原因となったに違いない。

 さっそく、猪苓湯・茵蔯蒿湯・白花蛇舌草、柴胡疏肝湯を、それぞれエキス剤で、やや大量に服用するも、疼痛は軽減しても、就寝時には寝返りを打つのが難儀で、姿勢を変えると右脇腹から右腹直筋にかけて、疼痛を発する。

 それでも日中の仕事に支障はほとんどないものの、違和感はつきまとう。
 そこで、例によって上記の4種類の配合に、連銭草と裏白樫の2味を大量に煎じて併用することにした。

 猪苓湯・茵蔯蒿湯・白花蛇舌草は、もともと常用していたものだが、服用量をいつもより増やし、その他にも、従来から常用している牛黄製剤に杞菊地黄丸・板藍茶・雲南田七、降圧丸なども、忘れるわけには行かないので、毎回服用するのが煩わしい。

 連銭草と裏白樫の2味の煎じたもので、猪苓湯・茵蔯蒿湯・白花蛇舌草、柴胡疏肝湯や、上記の常用薬を服用する方法を継続することで、仕事には支障がないものの、やはり夜間の寝返りは、やや難儀する日々が続いていたが、ようやく昨日の日曜日の早朝は、寝返りの苦痛も忘れ、右脇腹と右腹直筋の違和感すら、ほとんど消失した。

 尿路結石の疼痛発作が生じると、ほとんどの人は、七転八倒の苦痛にノタウチマワルのが通常であるが、不思議とヒゲジジイは、我慢強いのか、鈍感なのか、漢方薬の配合がよいのか? それほどの苦しみを味わったことは、一度もない。

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2010年10月13日のボクチン(6歳)
2010年10月13日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月13日のボクチン(7歳)
2011年10月13日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年10月13日のボクチン(8歳)
2012年10月13日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ


ラベル:尿路結石

2014年10月12日

漢方薬は、教科書通りには行かないこともあります(苦笑

2012年10月12日のボクチン(8歳)
2012年10月12日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

 まるで見込み違いだったからといって、漢方薬局を廃業するわけにも行かないが(苦笑・・・そういうこともあることは、長年の経験からもあり得ることで、教科書的には典型的な延年半夏湯証と99パーセント確信しながらも、まったくアテが外れてしまった。

 2014年10月05日 延年半夏湯証の研究は、中医学よりも日本漢方の専売特許

 常連さん以外では、久しぶりの延年半夏湯証と思いきや、上記のブログで指摘した人は、一週間の服用ではビクとも効果がなかった。
 四逆散の効果だけ目立ち、むしろ延年半夏湯は体感的に邪魔だとおっしゃる。

 四逆散だけは間違いなく効果があるので、方針を変えて、何が足らないのか、大柴胡湯・オルスビー錠・ガジュツなど、四逆散を土台にして、様々に順列組み合わせでテストしてもらうことになった。

 エキス製剤の場合、愚妻も愛用の大柴胡湯+四逆散は、共通成分が柴胡、芍薬・枳実であっても、それぞれ単独でも弱い効果も、両者の併用で、優れた効果を発揮することはシバシバなので、これらの方針に変更となった。

 いくら教科書的に、延年半夏湯証とみえても、一週間も服用して、ビクとも効果がないどころか、むしろ胃もたれを感じるくらいだと言うからには、ぜんぜんフィットしてなかったと断言できる。

 これを頑固に「そんなはずはない」と延々と続けてもらう気など毛頭ありませんよ。

 ヒゲジジイの失敗談は、ブログの訪問者が大いに喜こぶだろうと思うと、実にシャクだけど・・・

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2012年10月12日のボクチン(8歳)
2012年10月12日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

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