2014年08月07日

病院で治る可能性が高いゆえ、自費の漢方薬を考えるにはまだ早すぎる人達

2010年8月7日のボクチン(6歳)
2010年8月7日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日は、午前中は発送業務のみで店頭は閑古鳥が鳴いて、久しぶりに休息が出来る(といってもメールの返信量といったら常に半端じゃないけど・・・)、と思ったら、午後からは千客万来。
 全員なんとか一定の効果が出ている人達ばかりで、常連さん夫婦も混じった。

 その常連さん御夫婦は、最近、来られるたびに混雑しているので、御主人からは「今頃、いつきても忙しそうだね」と言われるが、「たまたま運が悪いだけですよ」と照れ隠し。

 ともあれ、多忙な時間帯が続く中、お断りせざるを得なかった男性2名、地元近辺ゆえ、直接来訪のお問い合わせである。

 一人はふらつくようなめまいが時折感じるという悩みであるが、血圧が不安定で、ふらつきの原因が高血圧の可能性大で、最近病院に通うようになったばかりという。
 適切な降圧剤が投与されれば、きっと解決する症状だから、まだ漢方薬を考えるには及ばないとお断りしたが、おそらくよくある釣藤散証なのであろうか。

 もう一人は夕方、疲れきった頃合に、最後のお馴染みさんの応対をしている最中のこと。
 6月から皮膚科に通っているという病歴の短い皮膚の掻痒の問題。
 人に漢方薬がよいのではないかと奨められたということだったが、それくらいの病歴で当方に来られるには早すぎるが、本気であれば自費の漢方なので云々と説明し、効果が出るまで10日毎に通えるのかなどを説明すると、案の定、諦めて帰られた。

 その応対を聞いていたお馴染みさんは、あれであっさり退散されるとは驚いたといわれる。てっきり本人は真剣に治したい人だと思ったけど、冷やかしだったんですね!?と怪訝そう。
 「いやいや、地元近辺の人というのは、及び腰で、話だけ聞いて、人を疲れさすだけで、本気の人達ばかりとは限らないのよっ。おそらく茵蔯蒿湯証や黄連解毒湯証であろうけど、本気度が見えなければ、こちらも奨める気にもなれない」とヒゲジジイ。

 本気の人達は、目付きと態度がまるで異なるので、瞬間的に分かるものである。

 それにしても、午前中とは打って変わって、午後の千客万来の勢いには唖然とした6日(水曜日)が、ようやく、終わった。

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2011年8月7日のボクチン(7歳)
2011年8月7日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年8月7日のボクチン(8歳)
2012年8月7日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ