2011年7月23日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
戦争が始まると喘息患者がいなくなるというのは昔から言われているが、かなり真実に近い話らしい。
阪神淡路大震災の直後に、アトピー性皮膚炎患者の症状が大幅に軽減したという、当時の1995年4月20日の朝日新聞大阪版夕刊記事があるという。
以上のような内容は、笠原敏雄著『幸福否定の構造』の139頁に書かれているが、
現実の不幸に巻き込まれると、その分だけ、自分から幸福に水を差す必要がなくなり、それまであった症状を消したり弱めたりするのである。と解説されている。
この解釈が正しければ、2014年07月10日 人類の共通した「業」かもしれない「幸福否定」という無意識的な強力な意志 にも書いたことだが、なんとまあ〜、人間様はほんとうに複雑でデリケート、実に取り扱いの難しい動物である、ということにもなるが・・・
といっても、これはあまりにも穿った見方のように思える。
戦争や地震に見舞われると、緊張感が持続する結果、必然的に交感神経が優位な状態が長期間続くため、喘息発作も、アトピーによる激しい掻痒も、劇的に軽減して当然であろう。
笠原氏の解釈も、決して無視できるものではないが、やっぱりちょっと穿ち過ぎのようにも思えるが、実際のところはどうなのだろう?
2011年7月23日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
2012年7月23日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母