2014年07月02日

信頼も信用もできない専門家たち

2009年7月2日のボクチン(5歳)
2009年7月2日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 宇宙物理学者さん達の言うことは、まったく狐に摘まれたような薄気味悪さを常々感じている。
 たとえば、「宇宙誕生直後、宇宙は急膨張した」というが、だったら宇宙誕生以前の面目如何と問いたい!

 宇宙が誕生する前には何があったというのか、教えてほしい。

 そろそろ唯物論幻想から少しは脱却したらどうなのだろう。

 あの人達の矛盾した論理にはいつもついていけない。ビッグバンにブラックホール、果ては宇宙誕生直後など仮説を立てる暇があったら、その前に宇宙誕生以前の面目を仮説でもよいからもっと分かりやすく説明して欲しい。
 宇宙誕生以前は、時間も空間もない「無」があったなど、みっともない論理矛盾は絶対に言ってはならない。

 数年前、車椅子の理論物理学者で高名なイギリスのホーキング博士は「人間の脳は機械のコンピュータと同じで、壊れたらその機能を失ってすべて終わり。天国も死後の世界もない。あの世があるというのは死を恐れる人たちのファンタジーでしかない」という内容を堂々と発表している。

 高名な理論物理学者といえども、唯物論幻想に浸りきったそのレベルでしかない。

 翻って日本のユング心理学研究の最高権威者として知られた河合隼雄氏の翻訳書の中で、「共時性」におけるユングの説明文の訳文がまったく意味をなしてないという某氏の指摘を読む機会があり、驚愕した。

 学問の世界は一体どうなっているのだろう。

 先ほど、某テレビ番組で漢方薬の優れた効果を礼賛する医師が出演して、風邪には葛根湯、冷え性には当帰四逆加呉茱萸生姜湯、アトピーには温清飲などと、漢方界の笑い者になりはしないかと心配になるような驚くべき断定を行ない、ツムラ漢方を手に持って、これ見よがしに宣伝していた。

 テレビに出演して漢方を知ったかぶる医師も医師だが、テレビ番組の内容がいつまでたってもこのレベルだから、大宅壮一さんの時代から「一億総白痴化」の時代はますます深く浸潤して病膏肓に入るレベルに達し、既に取り返しがつかなくなっている。

 やっぱり地球という惑星は「惑(まど)う星」と書くだけあって、ヒゲジジイも含めて犬猫よりも霊性の低い人類ばかりが集まる情けない世界であることに間違いないだろう。

2009年7月2日のボクチン(5歳)
2009年7月2日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年7月2日のボクチン(8歳)
2012年7月2日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:05| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする