2014年07月31日

「下半身の浮腫」に対する即効を得た3例の異なった配合

2010年7月31日のボクチン(6歳)
2010年7月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

今週はもうバテばてで、ようやく昨日の水曜日は相談客も少なく、午前中は関西から日帰りの定期便の相談者にゆっくりと時間が取れた。

 午後からは各メーカーさんの訪問が続いたが、発送業務は相変わらず一定数の荷造りの重労働?に老婆が励んでいる。

 昨今、バテ気味になった理由は、単なる夏バテというよりも、今月はどうしたことか、例月以上に老体に鞭打って、一人ひとりの相談に、全身全霊の集中力を発揮せざるを得ない時間が長く続いたことが原因である。

 といっても、ブログにはやや大袈裟に書いて、鬱憤を晴らしているに過ぎないのかも(苦笑。

 実際のところ、心身ともに疲れ、さらにはいくらブログを毎日更新しても、上掲の「健康・ダイエットランキング」のバナーのクリックをしてくれる奇特な人は、超マレだから、ますますモチベーションは、下がりっぱなし。

 そのような不義理?な連中は無視して、ボクチンの写真を継続する口実に、下半身の浮腫に即効を得た最近の3例を簡単に記して、お茶を濁す。

 脾虚水滞による浮腫の女性では、あまりに胃弱度が強いので、参苓白朮散に半夏白朮天麻湯を併用してもらったところ、意外にあっさりと10日以内に超即効を得て、文字通り劇的!

 関東から最近来られているアトピーの女性に合併する下半身の浮腫では、知柏地黄丸製剤の少量に猪苓湯、玉屏風散製剤に茵蔯蒿湯では効果は出ず、すかさず茵蔯蒿湯の濃度を上げると、覿面即効を得た。

 長年、下半身の浮腫で午後から足が重くパンパンに浮腫んで、易疲労の女性では、明らかに脾虚水滞に肝胆の湿熱が合併し、腎陽虚もあるので、これらを最初からすべて配合していたら、四種類の方剤を必要とするので、初回は遠慮して脾虚水滞のみにターゲットを絞り込んで、半夏白朮天麻湯に猪苓湯だけを併用してもらうと、明らかに効果は弱い。
 そこで、10日後には茵蔯蒿湯を追加併用してもらうと、明らかな即効を得た。

 本当に何年ぶりかで足が軽くなって、おまけに肌の色艶も急に改善し、とても喜んでもらえた。
 しかしながら、排尿が夜間に集中する傾向があるので、やはり海馬補腎丸など腎陽虚の方剤を少量加える必要があるかもしれないが、経費面を考えるとやや躊躇(苦笑。

2010年7月31日のボクチン(6歳)
2010年7月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月31日のボクチン(6歳)
2010年7月31日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


 
posted by ヒゲジジイ at 00:14| 山口 ☁| 浮腫(むくみ)・腹水 | 更新情報をチェックする

2014年07月30日

距離的・体力的に無理な「卵巣チョコレート嚢胞」のお問い合わせ

2011年7月30日のボクチン(7歳)
2011年7月30日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
年齢 : 40歳〜49歳の女性
簡単なご住所 : 中部地方
お問合せ・ご連絡内容 : 私は直腸子宮内膜症で2年前に直腸切除の手術をしている42歳の女性です。

 手術後、卵巣チョコレートのう腫がすぐ出来てしまい、現在も消えていません。
 不妊治療をしていますが、一度妊娠したものの流産しています。

 子供のころから冷え症で、胃腸が弱く漢方も今まで何度も試していますが、お腹がはるようになることが多くて漢方はあなたには合わない(それは西洋医学の先生ですが)と言われてから試していません。

 先生は、胃腸が弱くても可能な漢方薬処方をしていただけますか。

 胃腸が弱い人は中国ならお尻から入れると聞いたことがあります。本当でしょうか。

2011年7月30日のボクチン(7歳)
2011年7月30日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール
 体力的に通える距離であれば、十分に可能ですが、距離的に不可能だと思います。

 胃腸が弱い人は、体力的に長距離旅行は負担が大き過ぎますので、地元近辺で楽に通える範囲で見つけられるのが無難です。

 先日も五十代の女性が関西地方から、10日毎に通うつもりで来られたのはよいのですが、新幹線のエアコンが体に応えて、帰宅後に風邪を引いて寝込んでしまい、一時こちらの漢方薬を中断せざるを得なくなりました。
(柴胡桂枝湯を飲むようにアドバイスしたところ、往来寒熱と微熱は治まったようですが・・・)

 風邪を引くと持病を悪化させる疾患(関節リウマチなど)でもあったので、結局、体力的に通うのは無理だと分かり、断念してもらいました。
 早めに無理だと分かって、不幸中の幸いと思って、ほんの一週間前に断念してもらったばかりです。

 関西地方よりも遠いそちらでは、当方に通うのは体力的に到底無理だと思います。

>胃腸が弱い人は中国ならお尻から入れると聞いたことがあります。本当でしょうか。

 中国でなくても、日本の某薬学部の私の同級生の教授が、その方面の研究をしていましたが、どの程度実用化できたのか?
 とても面倒な作業が必要になるので、現実的にはどうなのでしょうか?

 たしかに胃腸があまりに弱いと、胃腸を丈夫にしながら配合を工夫しなければならないので、遠方であればなおさら無理だと思います。

 地元近辺の専門薬局で、相談してみられるべきだと思います。

 医師の漢方は、数十年来のベテランで自費の漢方専門クリニックでなければ、まったくアテにならない場合がほとんどのようです。

 取り急ぎ、お返事まで。

2011年7月30日のボクチン(7歳)
2011年7月30日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:
 お忙しい中、早速のご返答ありがとうございました。

 胃腸が弱いというのはやはり、難しいようですね。
 体力はあるほうなのですが(登山が趣味です)、やはり下関は遠いです。
 残念です・・

 先生のブログを拝見したら、通常の処方ではない方法で子宮内膜症を治されるとあったのでとても気になりました。
 今まで小建中湯(これが一番お腹がはります)に苓桂朮甘湯、冠元顆粒や婦宝当帰膠など試したことがあります。

 胃腸が弱い子宮内膜症の方にはどのような処方をされたことがありますか。もし、差し支えなければ教えていただけないでしょうか。

2011年7月30日のボクチン(7歳)
2011年7月30日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

> 胃腸が弱い子宮内膜症の方にはどのような処方をされたことがありますか。

 胃弱のタイプも様々ですので、一概にここで書く時間的な余裕がありません。
 ましてや、同じ胃弱でも貴女と同じとは限らないので、羅列するのは却って誤解を生じるだけです。

 蛇足ながら、当方では小建中湯、苓桂朮甘湯、冠元顆粒、 婦宝当帰膠のいずれもチョコレートのう腫の女性に使用する必要性を認めた人は、これまでのところ皆無でした。

 いずれにせよ、いずれの人もしっかり根治させるには、初期から明らかな効果が得られた人でも、最終的には数年以上必要としています。
 漢方薬の服用によって診断上根治を言い渡された人でも、漢方薬を中止すると、体調に不安があるとかで、服用量を減らしながらも、既に10年近く現在に至るまで継続服用されている人もおられます。

追伸:今、気がついたのですが、ブログへの掲載の応諾についての記載がありませんでした。応諾を頂けない場合や記載が無い場合は、本来お返事は返さないお約束でした。
 ブログへの掲載は(勿論匿名ですが)、応諾できないのでしょうか?

2012年7月30日のボクチン(8歳)
2012年7月30日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:

 やはり無謀な問い合わせをしてしまったようで申し訳ございません。
 ブログ掲載はもちろんokです。
 失念していたようで重ねて申し訳ございませんでした。
 丁寧なご返答、ありがとうございました。

2012年7月30日のボクチン(8歳)
2012年7月30日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2014年07月29日

「科学とは錯覚である」という極論は科学を否定している訳ではない

2010年7月29日のボクチン(6歳)
2010年7月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 今月は、ほとんど休める日が数えるほどしかなく、老体には応える日々が続いている。
 新規相談者は、電話やメールで問い合わせる人はすべてお断りしても、このブログを熱心に読まれた本気度が強い人は、ストレートに直接来られている。

 本気度が絶大であればこその啐啄同時(そったくどうじ)か、主治医も明らかに認める転移癌が急速に消退するケースに遭遇するのは、どんなに疲れていても気分が良いものである。

 とはいえ、まだ月曜日というのに疲れ切って却って眠れないので、嫌々ながらも今日のブログはボクチンの写真を貼るために、無理して書いているので内容は乏しい。

 池田晴彦氏の本の題名をもじって「科学とは錯覚である」と、常々いろんな場所で書いていると、ヒゲジジイは科学の否定論者だと、本当に信じ込んでいる人がいるので驚いた!

 常に科学知識はその後の新たな仮説と検証により、予想外の方向に塗り替えられる可能性を内在しているので、それを強調する意味で「錯覚」という言葉を使っているのだが、その機微がさっぱり理解できない人がいるらしい。

 要するに科学に最終的な真理など、あり得ない。ましてや定説なんて、いつ何時、ひっくり返るか知れたものではない。
 アインシュタインの「相対性理論」もいつまで定説でおれるか、知れたものではない。

 もっとも笑うべきは、ネットサーフィンしていたら、ヴァージニア大学の「生まれ変わり」の仮説を裏付ける膨大なデータよりも、統計的に見ればずっと膨大な「生まれ変わりの経験は自分には無い」と考えている人のデータの方が多いのだから「生まれ変わり」はあり得ない、と自信を持って否定する唯物論科学信仰のドグマに陥っている論客のコメントを読んで、涙が出るほど笑いころげてしまった

 このようなおめでたい奇論がまかり通る日本である。 
 なぜ、笑い転げてしまったのか?
 それすら分からない人は、いつまでも縁なき衆生である。

 死んだら終わりと思うから、許しがたい悪徳が世に栄えるのである。

2010年7月29日のボクチン(6歳)
2010年7月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月29日のボクチン(6歳)
2010年7月29日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:08| 山口 ☀| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2014年07月28日

専門書籍の世界でも、悪貨は良貨を駆逐する

2010年7月28日のボクチン(6歳)
2010年7月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 悪貨は良貨を駆逐するの代表的な用例として「人気ブランドのコピー商品が安く手に入るから、本物のブランド品は全く売れなくなったそうだ」というのがあったが、漢方界の書籍では、コピー商品ならまだしも、相変わらず民間療法に毛が生えたレベルの、日本漢方ともマニュアル漢方ともつかない、安易な書籍が横行している。

 それに引き換え、中医学の中級レベルの書籍として永遠の価値がある翻訳書『中医臨床のための「病機と治法」』(原書は陳潮祖先生の『中医病機治法学』)など、はるか昔に絶版となって、古書値が無限に高騰しているという。

 これこそ、まさに「悪貨は良貨を駆逐する」というもので、これだから市井の漢方薬局がいつまでも潰れないで、永遠に存続するはずである。

 すなわち、保険漢方がいくら盛んになっても、いまだにテレビで漢方専門医が、ツムラ漢方を片手に「風邪に葛根湯、冷え性には当帰四逆加呉茱萸生姜湯、アトピーには温清飲」と宣伝して恬として恥じないレベル。

 氾濫する書籍も、これに毛が生えたレベルのものが大多数、といっても過言ではない。

 心理学関係の書籍も同様で、笠原敏雄氏のような際立って優れた諸著作でさえも、なかなか出版に漕ぎ着けずに、ようやく奇特な出版社が見つかって、めでたく出版に漕ぎ着けても、様々な「抵抗」に出会って、販売部数が伸びずに、少ない出版部数のまま、いつまでも売れ残るか、あるいは少ない部数が何とか売り切れてしまうと、ほとんど永遠に絶版になってしまう。

 要するに、日本人全般の専門領域の向上心や、知性および教養レベルが低い、ということなのだろう。

2010年7月28日のボクチン(6歳)
2010年7月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月28日のボクチン(6歳)
2010年7月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月28日のボクチン(6歳)
2010年7月28日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:05| 山口 ☀| 日本漢方の情けない現状と限界 | 更新情報をチェックする

2014年07月27日

内臓を冷やす食品は寒熱錯雑証を引き起こして慢性疾患をこじらせてしまう

2009年7月27日のボクチン(5歳)
2009年7月27日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 内臓を冷やす生野菜や果物、冷えた食品類の食生活習慣は、あらゆる慢性疾患を治りにくくするので、熱証であれ、寒証であれ、猛暑であってもなるべく避けるべきである。

 とりわけ女性達は、生理の出入りがある関係上、なおさら婦人科系統の血行を悪化させて、ろくなことは無い。

 アトピーや酒さなどの皮膚関連の疾患にも最悪である。

 だから時々思うのだが、毎日ビールを飲む習慣のある人の病歴調査を行うと、興味深いデータが得られるのではないかと

 ともあれ、熱証であれ寒証であれ、同様である。熱証だからといって内臓を冷やす食品を多食すると、寒熱錯雑証を呈して、ますます病気を治りにくくする。

 かといって、世間で言う「病の原因は冷えである」という短絡的で幼稚で、しかも非科学的な宣伝文句を信じてはならない。
 病気の原因が「冷え」などと決め付けるのは馬鹿である。

 その証拠に、この炎暑で熱中症に罹って、命を落とす人さえあるではないかっ。
 温熱だって立派に病気の原因になるのに、冷えだけが病気を引き起こす原因だと決め付ける幼稚な考えに嵌ってはならない。

 病の原因は、風、寒、暑、湿、燥、火(熱)などの六淫以外にも癘気・外傷があり、飲食の不摂生や過労・セックス過剰や寄生虫、喜・怒・思・憂・悲・恐・驚などの内傷七情などがあり、冷えだけが病気の原因などと、よくもそんな短絡思考を行って、恬として恥じないものだと、感心するやら、呆れるやらっ!

 ともあれ、いずれにせよ、日々三度三度食するもので、内臓に冷えを呼び込むことは、なるべく避けるべきである。
 熱証であっても、これが原因で寒熱錯雑証を引き起こして、ますます治りにくくするからである。

 最も強調すべきは、腹部内臓を冷却することによって、腸管免疫システムが乱れ、免疫機能が激しく低下する


 それゆえ、日頃から皆に宣言しているのは、ヒゲジジイが成り代わって、皆さんの好きなアイスクリームの嗜好はすべて代行してあげているから、安心して滅多に口に入れないように、と。

 皆さんのやってはいけないことを、一人犠牲的精神を発揮し、一手に引き受けています。

 但し、脳神経や肝臓を破壊するビールを代表とするアルコール類は、一切代行することはできません!

2009年7月27日のボクチン(5歳)
2009年7月27日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年7月27日のボクチン(8歳)
2012年7月27日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


 
posted by ヒゲジジイ at 00:25| 山口 ☀| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2014年07月26日

刮目すべき笠原敏雄という優れた科学者で心理学者の仕事

2009年7月26日のボクチン(5歳)
2009年7月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 現代科学における「定説」の危うさ。
 たとえばアインシュタインの「相対性理論」が定説化した経緯の不思議など。

 超心理学論争における、非科学的な硬直した論理を展開して、恬として恥じない唯物論的科学者達の頑迷さ。

 共同妄想に過ぎない重大な錯誤として指摘される「ストレス学説」や「ネオダーウィニズム」や「PTSD理論」などなど多数。

 「隠された心の力」、人間の本質は「本心」という隠されたグレート・サムシング(いわゆる神)を予感させる論証など。

 寄せては帰す波の音ではあるが、日本人の中で「本物の科学者」といえる人物、笠原敏雄氏の紹介である。
 といても既に他のブログ 漢方薬局経営薬剤師の一喜一憂 における下記、

2014年07月12日 人間の本質を深く知るには笠原敏雄氏の諸著作と氏の翻訳した書籍類を読破するに限る

でも紹介している。

 「人間の本質」のみならず「人生は何のためにあるのか?」
 かなり学問的に追求したい人に向いている。

笠原敏雄氏に言及したブログ記事の案内:
  笠原敏雄:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2009年7月26日のボクチン(5歳)
2009年7月26日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月26日のボクチン(6歳)
2010年7月26日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


タグ:笠原敏雄
posted by ヒゲジジイ at 00:10| 山口 ☁| 哲学の煙(けむり)と漢方薬 | 更新情報をチェックする

2014年07月25日

元クレーマーさんだったのを、あとで思い出して冷や汗

2009年7月25日のボクチン(5歳)
2009年7月25日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 せっかく病院で診断が下って治療を開始したばかりだというのに、わざわざこの忙しい時に、先客が終わるのを長時間待ってまで漢方相談にやって来られた人があった。
 
 まだまだ病院の治療で治る可能性が高いのに、わざわざ自費の漢方薬を考えるなんて時期尚早だと説得するも、意外に執拗である。
 弁証論治に必要なこちらの質問に、素直に返事が帰せずに、自分勝手な話ばかりが続く。

 第一印象から直感的に怪しいとは感じていたが・・・。
 ようやくお断りして帰り際、これをこちらで飲んだことがあるから、と●●●●●を突然指名される。

 いやいや、こちらはへんに商売気を出すつもりはないので、まずは病院治療をしばらくは続けるべきだと、丁重にお断りして、ようやく帰られた後、こういうお断りには激しい労力と消耗がつきもので、本当にヤレやれと思った瞬間、思い出した!

 その指名した製品を以前購入された後、電話で様々なクレームを受けたことを思い出したのである。
 やはり直感は当たっていて、何も売らずにお引取り願って幸いだった。

 ともあれ、昨日は1日中、途切れる間隔が短く、夜8時近くまで延長戦があったので、疲労困憊。
 ボケ予防にこのブログが書けただけでも幸いというべきかっ

2009年7月25日のボクチン(5歳)
2009年7月25日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年7月25日のボクチン(5歳)
2009年7月25日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
タグ:クレーマー

2014年07月24日

五臓六腑はみな人をして咳せしむ、独り肺のみにあらざるなり

2010年7月24日のボクチン(6歳)
2010年7月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 『素問』咳論に「五臓六腑はみな人をして咳せしむ。独り肺のみにあらざるなり」とあるが、関東のお馴染みさんから、次の様な興味深いメールを頂いた。

 結果よければすべてよし、である(笑。

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こんばんは
 こんなことを書いたら先生にチョット叱られるかと思ったのですが…
 私のいとこが更年期で熱くて暑くて火照って夜も眠れない
 頭の中が熱くてどうにもならない
 しかも咳が3ヶ月も続いて検査しても結局は気管支炎で済まされ
 薬を飲んでもいっこうに良くならないと言ってきたので
 試しにオウゲイン(黄連解毒湯エキスの錠剤)を一回3錠一日三回飲んでみてとすすめたところ
 2日目で夜も眠れない位の咳がピタリと止まり、熱くて仕方なかった熱感も取れ熟睡できたというのです

 肌荒れもすごかったのですが毛穴も小さくなりツヤツヤしているんです
 チョット私も驚きました
 でも、これはキチンとした処方でないので近いうちに信頼できる漢方薬局に行くように言いました

 先生にいつもいわれているようにコレで安心してはいけないのですが
 こんなこともありましたので
 ご報告まで
 本人はとても喜んで
 漢方の凄さが実感できたと言っています。

2010年7月24日のボクチン(6歳)
2010年7月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 でも、これが漢方のとんでもなく面白い作用で、オウゲインを続ければ、そのまま治ってしまう可能性が大です!

 変な薬局に行って、却って病気を再発させかねない間違った漢方薬を出されたら、
 以前の●●さんのように大変なことになってもいけないので
、そのままオウゲインを続けて、治しきればよいと思いますよ。

 止めるべきときは、体感でなんとなく不要になったと分かるはずですから・・・・

 まぐれあたりの偶然でも、結果がよければすべてよしですよっ!

 ところでやや難しい専門的な話ですが・・・
『素問』咳論に「五臓六腑はみな人をして咳せしむ。独り肺のみにあらざるなり」と述べられているように,五臓の機能が失調すると少陽三焦を運行する気機の逆乱を誘発し,いずれも肺の宣降を失調させて咳嗽が出現し得ることを指摘している
  ━脾肺病としてのアトピー性皮膚炎

拙論 脾肺病としてのアトピー性皮膚炎

 に書いている通り、なにも肺の漢方薬を使わなくても、証にフィトしていれば、オウゲインでも咳を治す事が可能です。

ところで、面白い内容なので、明日のブログにそのまま使わせて下さい!!!

2010年7月24日のボクチン(6歳)
2010年7月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

 お返事ありがとうございます

 思い返せばわたしも当時風邪を引きやすく咳が止まらず大変な思いばかりしていましたが今は嘘のように咳など出ないし風も引かなくなりました。

 どうぞブログにのせてください
 私もチョット驚いてるので

2010年7月24日のボクチン(6歳)
2010年7月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

ありがとうございます。
 お陰さまで、とっても気に入ったブログを掲載できました!!!
 ともあれ、
 オウゲインをしばらく続けて、それでも再発するようなことがあれば、そのときになってはじめて、信頼の置けそうな漢方薬局に行かれるのが無難だと思います。

 オウゲインが効果が出ている段階で、うっかり漢方薬局に相談すると、知識のない石頭の先生だったら、漢方の法則に反するなどと(無知をさらけ出して)、オウゲインを中止しろなどと理不尽な話になりかねないので、オウゲインで治せるところまで続けてみたほうが無難だと思います。

 でも、おそらくオウゲインだけで治ってしまうタイプのように思います。断定はできませんが・・・。

2010年7月24日のボクチン(6歳)
2010年7月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

ありがとうございます
 安心して続けられるとよろこんでいます

  原因不明の鼻炎もあり匂いが感じられなくなっていたそうですが、それも改善しつつあるそうです

2010年7月24日のボクチン(6歳)
2010年7月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

> 原因不明の鼻炎もあり匂いが感じられなくなっていたそうですが、それも改善しつつあるそうです

 これに関しては通常なら熱証の人では辛夷清肺湯が適応しそうですが、オウゲインも同じ熱証用の漢方薬なので、 オウゲインでそのまま改善できれば素晴らしいことで、大いにあり得ることです。

2010年7月24日のボクチン(6歳)
2010年7月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母



2012年7月24日のボクチン(8歳)
2012年7月24日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


タグ:黄連解毒湯

2014年07月23日

ある種の病気は「幸福否定」の自虐によるものなのか?

2011年7月23日のボクチン(7歳)
2011年7月23日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 戦争が始まると喘息患者がいなくなるというのは昔から言われているが、かなり真実に近い話らしい。

 阪神淡路大震災の直後に、アトピー性皮膚炎患者の症状が大幅に軽減したという、当時の1995年4月20日の朝日新聞大阪版夕刊記事があるという。

 以上のような内容は、笠原敏雄著『幸福否定の構造』の139頁に書かれているが、
 現実の不幸に巻き込まれると、その分だけ、自分から幸福に水を差す必要がなくなり、それまであった症状を消したり弱めたりするのである。
と解説されている。

 この解釈が正しければ、2014年07月10日 人類の共通した「業」かもしれない「幸福否定」という無意識的な強力な意志 にも書いたことだが、なんとまあ〜、人間様はほんとうに複雑でデリケート、実に取り扱いの難しい動物である、ということにもなるが・・・

 といっても、これはあまりにも穿った見方のように思える。
 戦争や地震に見舞われると、緊張感が持続する結果、必然的に交感神経が優位な状態が長期間続くため、喘息発作も、アトピーによる激しい掻痒も、劇的に軽減して当然であろう。

 笠原氏の解釈も、決して無視できるものではないが、やっぱりちょっと穿ち過ぎのようにも思えるが、実際のところはどうなのだろう?

2011年7月23日のボクチン(7歳)
2011年7月23日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年7月23日のボクチン(8歳)
2012年7月23日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:35| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2014年07月22日

不眠症の弁証論治は必須とはいえ・・・

2010年7月22日のボクチン(6歳)
2010年7月22日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 村田漢方堂薬局では進行癌や転移癌で漢方相談を受けている人がとても多いが、それらの人達は、すべて県内か近隣の県に限定して、あまりの遠方の人はほとんどお断りしている。その理由は、遠路の往復で疲労困憊による免疫低下を恐れるからである。

 さいわいに近隣の県までであれば、それほど疲れず、ご本人達が積極的な人達ばかりを受け入れている関係上、他の病気で悩まれる人とは比べ物にならないくらいに積極的。
 効果が安定すれば、通信販売に切り替える人もいる。

 やや深刻な病気だけに、いずれの人も却って精神的に強くなり、明らかに(たとえは悪いが)火事場の馬鹿力的な免疫力を発揮して、ほとんどの人がかなり順調に経過する。

 それに引き換え、不眠症だけで相談を持ちかける人達の深刻さはこの世の果てのように苦衷を述べられるが・・・進行癌や転移癌の人達に比べれば・・・本当に深刻なのはどちらだろうと錯覚するくらいに苦しみの表現が深刻なのである。
 病院で処方してもらえば、睡眠薬や鎮静剤という方法もあるのだから。

 いずれにせよ、様々な理由から「不眠症だけ」の相談者は、これまでも昨今もなるべくご遠慮している。

 その理由は、過去に何度も実に困った問題が生じており、漢方薬を販売したその日のうちから眠れないと、翌日から毎日電話がかかり、連日こちらの方がノイローゼとなって不眠に見舞われるほど、苦しめられたことが多いからである。

 その癖、それらの人達は、副作用のある病院の睡眠薬と漢方薬を同列に考えて、副作用など滅多に生じない漢方薬であっても1種類しか飲もうとしてくれない。2〜3種類はとんでもない、という怪訝顔である。
 副作用が心配だとのたまうのだから、偏見も甚だしい。

 ところで、愚妻の不眠などは、夜だけ3種類の不眠用の漢方薬を服用すればぐっすり眠れる。
 同じ伝で、過去、鬱病で長いこと通っておられた人が、久しぶりに再来して、昨今は病院の不眠用の薬だけでは到底眠れないというので、同様に3種類を服用してもらうと直に眠れた。
 のみならず、2種類に減らしても眠れるようになったが、病院の睡眠薬と併用だから当然かもしれない。

 常連さんたちで不眠症をかかえる人達にも、同じ伝で、寝る前だけ3種類の方剤を併用するだけでグッスリ眠れるようになっている。いずれの人も同じ方法が通用しているので、弁証論治も何もあったもんじゃない(苦笑。

 ご他聞に漏れず酸棗仁湯が主体であるが、これには日本中で最も優れた配合比率のものを選択し、柏子養心丸か天王補心丹のいずれかを加え、それにやや特殊な中草薬類で構成された製品の併用である。

 但し、あきらかな帰脾湯証や加味帰脾湯証が主体の場合は、配合はかなり異なって来る。また温胆湯証の場合も珍しくない。

 いずれにせよ、不眠症だけのご相談は、毎日電話をかけられてはかなわないので、病院で睡眠薬を処方してもらうようにお奨めして、逃げまくっている。

 なにせ、少人数の薬局であるから、すべての依頼を引き受けていたら、こちらの身がもたない。

2010年7月22日のボクチン(6歳)
2010年7月22日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
2010年7月22日のボクチン(6歳)
2010年7月22日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


 
タグ:不眠症
posted by ヒゲジジイ at 00:04| 山口 ☀| 時代的な傾向や使用頻度が増加中の漢方薬方剤 | 更新情報をチェックする

2014年07月21日

アトピーの相談者がとても多い割りには訪問者が少ないアトピー専門ブログ

2009年7月21日のボクチン(5歳)
2009年7月21日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日の日曜日は、電話のある部屋を通りがかった時に運悪く、いまいましいコール音。表示が地元の市内局番だったので、常連さんたちの緊急電話かと急いで取ると、いきなり
「ハトムギはおいてますか?」
「今日はお休みですが、ハトムギならどこの薬局でも、あるいはお茶屋さんでも売ってますよ!」
「えっ!?今日はお休みなんですかっ???!!!」
と日曜日に休むのがいかにも信じられないという口調である。

 実は、友人にハトムギがイボに良いと聞いたが、自分には全身に小さなイボがたくさんあって云々と話が止まない。
「ですから、ハトムギがよければ、薬局ではヨクイニンという名で薬として売っていますから、どこの薬局でも電話で問い合わせてみればよいですよ」
 と答えて強引に切らせてもらった。

 それはともかく本題である。
 昨今、思い出したようにアトピー専門のブログアトピー漢方専門ブログ を更新しているが、村田漢方堂薬局にはかなり重症のアトピーの相談者が多い割には、アトピー専門のブログの方には、このメインブログの三十分の一以下の訪問者である。

 せっかく遠路はるばるアトピーで来られているのだったら、こちらのブログも時々は覗いてほしい。かなり参考になることも最近書いているので・・・

2014年07月12日 身体を冷やす生野菜や果物、冷えた食品類の食生活習慣はアトピーを必ず治りにくくしている 

 といっても同業者の閲覧が多いらしいので、

2014年07月20日 黄連解毒湯はクセモノ

 などは少しは参考になるかもしれない。

 実際のところ、アトピーの相談者は当方に来られる頃には、様々な治療法の失敗によって、とりわけ間違った漢方薬の長期連用によって壊証となり、五臓六腑それぞれの寒熱虚実が支離滅裂に崩壊しているので、安定した状態に立て直すのに、超短期間で配合変化を繰り返す必要があるため、もっとも手間のかかる作業となる。

 相談を受けるこちらの方では、手間と時間が最もかかる能率の悪い仕事であり、ほどほどの安定した状態になるまで、最初の数ヶ月間は相当な労力を必要とする。
 アトピーほど効率の悪い漢方相談はないのだが、8割以上の安定状態が維持できるようになるまでに、早い人では3〜6ヶ月という人もあるが、壊証となっているケースでは半年以上、多くは1年は要する。

 よっぽどスムーズに経過した例でも、四季折々の季節変化に対応した配合の微調整が必要なことが多いので、最低でも1年間は油断がならない。

 実際のところは、1年間は季節に応じた病状の傾向と対策を把握する期間でもあり、徹底的な症状の消滅と体質改善を行うためには、さらに2年を要し、結局は3年くらいかかって本当の安定期に入るが、そこで安心して不摂生を繰り返して、小再発があって気合を入れなおして、いつの間にか5年以上も続けている人が多数。

 5年以上も続けられるのは、明らかな効果があり、いつのまにか自身が主治医となって、みずから上手にコントロールできるようになるからである。

 その頃には、服用する漢方薬も減っていることが多いとはいえ、アトピー以外の利用方法を自然にマスターする人が多いので、いつの間にか中医漢方薬学に嵌ってしまった人があまりにも多い。

2009年7月21日のボクチン(5歳)
2009年7月21日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月21日のボクチン(6歳)
2010年7月21日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 
posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2014年07月20日

継続服用者の送り注文の発送は、連休明けの22日(火曜日)となりますが、メールは常に送受信可能です

2010年7月20日のボクチン(6歳)
2010年7月20日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 連休中は、連休中にしかやれないことに集中しますので、店頭の仕事は全面的に休業ですので、メールによる送り注文を頂いた場合、発送は22日(火曜日)の発送となります。

 なお、休み中のお電話はほとんど出られないことが多いと思いますが、メールは常に送受信可能です。
 (というより、電話の呼び鈴が休日に鳴ると興醒めであるばかりでなく、とっても心臓に悪いので、電話が聞こえない部屋に逃走!)

 メールは便利ですので、アトピーなどの新規相談者で微調整が頻繁な段階の問い合わせや、継続服用の人達の休み中にご注文頂いておくのは、連休明けの能率がよいので、それはそれで大いに歓迎です。

2010年7月20日のボクチン(6歳)
2010年7月20日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
2010年7月20日のボクチン(6歳)
2010年7月20日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 
posted by ヒゲジジイ at 00:07| 山口 ☀| 村田漢方堂薬局の近況 | 更新情報をチェックする

2014年07月19日

漢方に堪能な内科臨床医からの意味深長なおたより

2014年7月18日のスコちゃん(1歳半)
2014年7月18日のスコちゃん(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

おたより:東海地方の内科医師

5年の経過の気管支炎
 59歳 男性 C型肝炎で肝硬変になり定期通院なさっている患者さんです。

 「5年まえから乾いた咳がでるようになり、かなり沢山の病院へ受診して、いろいろな検査を受けてきたが、一行に良くならない。くすりもありとあらゆるものを飲み、ステロイド吸入をしたこともあるが、全く効かなかった。なんとかして欲しい」という訴えで受診されました。

 「咳はどんなふうにでますか」と質問したところ、「痰はあまりでないが、でるときは絡む。疲れてくる出る。最近やけに疲れる」と返答されました。

 肺気虚あり、肝硬変が背景あって陰虚もあると考えて、黄耆建中湯合六味丸合麦門冬湯(2包、1.5包、1.5包)を処方しました。

  1週間後に再診されました。
 「内服して二日で楽になり始め、すっかり咳なくなりました。体の倦怠感も改善しています。このまま継続したいです。ありがとうございます」とおっしゃってくださいました。

 個人的には結構良く遭遇する病態でパターン的に処方していますが、ここまで喜んでいただけると嬉しくなってしまいました。
しかし、5年間もこのような漢方で比較的対処しやすい病状で苦しんでいる方がみえるのはなんとも情けない状態です。

 話が変わりますが、今回のサッカーW杯で日本は優勝を掲げて参戦しましたが、1勝もすることなく敗退しました。選手達は世界と対峙して世界的物差しで自分たちのレベルというか立ち位置が分かったのではないかと思います。今後は、肌で実感した世界との差を詰めるために励むのではないかと思います。

 翻って、サッカーとは全く無関係の西洋医学の分野についてちょっと夢想してしまったのですが、ガイドラインにある治療を機械的に行って効かなければ診療内科受診を勧めたり、MRの話を盲信して投薬したり、西洋薬で治らない病状が漢方薬で改善すると「たまたま自然治癒力で治ったのでしょう」と訳の分からない評価をしたり、と今は、西洋医学に対する根拠のない信頼を医師が抱いている気がします。

 はからずも、最近の新聞の紙面を賑わせている、論文の捏造問題をみますと、西洋医学がガイドラインの基盤としている論文の信頼性に疑問が投げかけられています(物差しが信頼できない状況)。

 統計処理の医学が現在の医学を牛耳っている感じがしますが、それはそれとして、目の前にいる病態に焦点を当てて考える医学(当たりまえのことで医学あるいは医療の基本と思います)をして個々の患者さんにお役にたてていただくしかない、と愚行してます。

2014年7月19日のトラちゃん(1歳未満)
2014年7月19日のトラちゃん(1歳未満) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 このたびは、とても貴重な治験例のみならず、西洋医学出身の臨床医の先生から、現実的な西洋医学の問題点のご指摘、まったく同感するものであります。

 エビデンスが事実上、ほとんど不可能に等しい漢方医学や中医学に対して、そのことをしばしば西洋医学の医師たちは、あからさまにエビデンスのない医学は医学にあらず、と軽蔑され続けて来ました。
(ヒゲジジイは若い頃には、年下の身内の医師からも、このような軽蔑的な揶揄を受け、ずいぶん歯痒い思いをしたものですが、その身内の医師は、いつの間に宗旨変えしたのか、保険漢方を嬉々として投与する毎日。)

 ところがご指摘の通り、西洋医学のガイドラインとはその程度のもので、とんでもない論文捏造問題もさることながら、厳密な唯物論的科学による検証こそ、西洋医学の西洋医学たる所以であるはずなのに、厳密な検証作業が行われているとは、決して言いがたいレベルのものと想像されます。

 厳密な作業不足が推測される根拠として、ヒゲジジイの41年の漢方専門薬局従事歴からして、しばしば遭遇したことで、西洋医学治療で効果がないために、当方の漢方薬に頼って服用したところが、急速に好転したケースにおいて、漢方薬の服用を知らない主治医が誤解して大喜び、さっそく医学界に発表されるとなった事例は枚挙に暇がありません。

 これはまずいことなので、患者さんに漢方薬を服用した事実を主治医に報告するように強く促しても、皆さんはほとんど頑強に拒否されます。主治医のご機嫌を損ねては申し訳ないという理由。
このような笑えない話は日本全国で収集すれば、膨大な数に上ると思われます。

 実際には漢方薬の手柄である部分が、大きく下駄を履かせたエビデンスやガイドラインとして反映されているとしたら、とてもじゃないが、笑えない話です。

 実生活上では唯物論的科学の手法による検証で十分なのですから、少なくとも西洋医学の医師の先生方はいやしくも科学者集団であると自認されるのであれば、同じ医師であるアメリカのヴァージニア大学精神科のイアン・スティーヴンソン教授が「生まれ変わりの研究」で行ったあらゆる角度からの検証作業を見習って、彼の行った半分くらいの厳密さでもよいので、あらゆる角度から検証を行ったうえで、エビデンスやガイドラインを作成して欲しいものです

 ともあれ、この度は本当に貴重な感慨を吐露して頂けたこと、それがこうしてブログに掲載させて頂けることを本当に嬉しく存じます。

 それにしても5年来の気管支炎に対する超即効例は、実に奇跡的ですねっ!
 ありがとうございました。

2012年7月19日のボクチン(8歳)
2012年7月19日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:07| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年07月18日

稀ながら「酒さ」あるいは「酒さ様皮膚炎」に猪苓湯で即効が出た例

2009年7月18日のボクチン(5歳)
2009年7月18日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 最近は女性の新規相談者が毎日続いている。男性は昨今は珍しい。

 ともあれ、アトピー性皮膚炎に合併する「酒さ」あるいは「酒さ様皮膚炎」に猪苓湯が著効を奏する場合もあるという、ちょっと変り種の話である。

 「酒さ」で思い出したのが、アトピー性皮膚炎に合併する「酒さ」あるいは「酒さ様皮膚炎」で、稀なケースとはいえ、猪苓湯で即効を得たケースもある。

 いずれもステロイド軟膏使用歴があるので、おそらく「酒さ様皮膚炎」といったところだろうが、病名はどうでもよい。いずれにせよ、いわゆる「酒さ」である。
 見かけは頬が真っ赤に紅潮している。(同じ意味のことを二重に連ねて下手な日本語ではあるが・・・。)
 いずれも関東地方の女性たち2名。

 一人は顔面がやや浮腫傾向があり、瘀血に胃もたれがある。
 初回に茵蔯蒿湯・猪苓湯・ガジュツ製剤の併用で、10日くらいは順調に改善するかに見えたが、しばらくすると茵蔯蒿湯によって胃が冷えた感じがするようになった。

 そこで茵蔯蒿湯だけを中止して、しばらく猪苓湯とガジュツ製剤だけで様子をみてもらっていたところ、やや効果があるものの体格に比較して薬用量が少なかったらしく、服用者の自己判断で、両者の服用量を二倍に増やしたところ、覿面効果があがり、かなりな即効で「酒さ」のみならず、他の部位のアトピーも比較的短期間でほとんど消失してしまった。

 もう一人は最近のことで、まだすべての配合の方針が安定した訳ではないが、黄連解毒湯や桂枝茯苓丸、あるいは地竜、六味丸、茵蔯蒿湯、荊芥連翹湯、イオン化カルシウムなどで、それぞれ適宜組み合わせても効果がはっきりせず。

 そこで不要と思われる方剤を中止して1から出直すこととし、五行草茶だけで出直すと、やや赤みが取れた。
 梅雨時でもあり、掻痒部分から滲出液が明らかに滲むので猪苓湯を追加したところ、覿面、顔面の紅潮は雲散霧消した。

 本人の体感では明らかに猪苓湯が「酒さ」に最も効果的だったと感じている。
 まだまだ、アトピー全体は発展途上にあるものの、最も気になる「酒さ」あるいは「酒さ様皮膚炎」に対する猪苓湯の効果はほぼ確実なようである。

 もう一人、これも最近の例で、ツムラ漢方の黄連解毒湯1日3回とステロイド軟膏の塗布を1日2回、驚くべきことに4年間もの間真面目に続けて、重度の「酒さ様皮膚炎」を合併してしまった模様。

 逆効果となっているツムラの黄連解毒湯を中止してもらい、猪苓湯・六味丸・五涼華の三種類併用のみで、服用後僅か20日目には8割以上赤みが消退し、数ヵ月後にほぼ完璧に消退している。
 但し、今後の課題は、ステロイド軟膏の完全離脱である。

 いずれにせよ、特殊な例では、たとえ「酒さ」が超真っ赤であっても、上記3例のように猪苓湯が奏功するケースも稀にはあるということ。

 但し、アトピー性皮膚炎が主体の場合、多くは、数種類の配合くらいではアトピー全体の改善は得られにくく、やや複雑多彩な配合と、季節的な配合の微調整を必要とするケースの方が大多数である。

2009年7月18日のボクチン(5歳)
2009年7月18日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月18日のボクチン(6歳)
2010年7月18日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母




タグ:猪苓湯 酒さ
posted by ヒゲジジイ at 00:05| 山口 ☁| 酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ | 更新情報をチェックする

2014年07月17日

清上防風湯で「酒さ」に超即効を得たが・・・

2009年7月17日のボクチン(5歳)
2009年7月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 「酒さ」に悩む女性達が、遠近様々というよりも、ほとんどが関東や九州の端っこなどから、わざわざ泊りがけで通って来られる人が年々目立つ昨今、その多くが、桂枝茯苓丸主体に複数の方剤の併用によって改善できる例が目立っていた。

 ところが、あきらかな瘀血がありながらも、意外にこれが通用しない女性もいた。
 8年前に某国のやや特殊なエステを受けて以後、かなりひどい「酒さ」となり、以来、ツムラの十味敗毒湯など様々な保険漢方を試してみたが、まったく効果がなかったと。

 そこで、桂枝茯苓丸料加薏苡仁単独で飲んでもらうと顔に僅かな痒みを生じるというので、地竜を併用で痒みの問題はクリアしたものの、ほとんど無反応である。

 「酒さ」によくあるヒリヒリ感などは皆無で、見かけだけが顔面すべてが真っ赤に紅潮。
 以前、吹き出物が合併していたこともあったというので、ためしに清上防風湯を併用してもらうと、やや好転の兆しあり。

 それなのに1ヶ月近く?のブランクがあり、音沙汰がないままなので、てっきりもう諦めたものと思っていた。
 初回から僅か3回の相談で諦めるとは、イヤハヤ、と忘れかけた頃に再来された。

 
 そこで試しに清上防風湯単独で服用してもらうと、超即効
 5日も飲まないうちに8割以上は軽減して熱感もほとんど無くなり、驚愕されている。

 驚愕されているのはよいが、平熱の体温36,4のところが、36度弱に下がっており、かといって寒いわけでもなく、ただ身体がだるい気がするので1日服用を休んだら、だるさが回復したという。

 清上防風湯は祛邪の方剤ゆえ、扶正の方剤も併用すべきかもしれないが、8年も続いたものを安易に早々に補剤を加えるとせっかくの清上防風湯の祛邪の作用を相殺し兼ねないので、そのタイミングを計るのは慎重を要する。
 というより、それ以前の問題として、むしろ単なる梅雨期特有のだるさではないかとも思われもしたのだが・・・

 しかしながら、過去の経験から直感するところでは、もしかして実際には・・・

 上記の3種類併用時はまったくそのような問題はなかったのに、実に不思議な話のようだが、実は過去にも遭遇したことだが、漢方薬は即効はあり得ないと信じ込んでいる人に、思いがけず即効が出てしまうと「幸福否定」の無意識が猛威を振るい、継続服用を断念したくなるような最もな理由としての心因性の心身反応が出ているのかもしれない のである。

 笠原敏雄氏が提唱する「幸福否定」の心理構造の仮説にピッタリとフィットする事例といっても過言ではないように思われる。 
 すべてがまったくの無意識層での心身反応であるから、本人に自覚してもらうのはなかなか困難で、それには直観と内省力が必須である。
 その心理的メカニズムはやや複雑である。

 そういえば、昨日、関西から来られた新規相談者の女性が、笠原敏雄氏の『幸福否定の構造』という書籍を購入したいと調べたら、古書値がかなり高いので躊躇されているという。

 勘の鋭い人は、笠原氏の仮説を直感的に真理ではないかと感じる人も多い。
 笠原氏の諸説のアウトラインを知るには、
     心の研究室
 を参照されたい。

2009年7月17日のボクチン(5歳)
2009年7月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母




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2014年07月16日

肺癌の増加と「酒さ」の相談件数増加の因果関係

2010年7月16日のボクチン(6歳)
2010年7月16日のボクチン(6歳)のアクビ posted by (C)ボクチンの母

 禁煙がますます定着するに反比例して、年々肺癌が増加しているという皮肉。
 肺癌とは無関係なはずの「酒さ」についても、漢方相談件数が年々増加しているように思える。

 あくまで推論だが、いくらタバコを止めても、多彩な化学合成品が年々増え続けるにしたがって、大気中に微量で多彩な化学物質が増え続けている可能性がないだろうか?
 あの悪名高き黄砂やPM2.5の影響もそれに加わっている可能性はとても高いだろうが、やはり禁煙する人が年々増加するにつれ、驚くべきことに却って肺癌患者が増え続けている現実がある。

 大気中に漂う化学物質も年々種類が多彩となり、その刺激が肺に影響したり、あるいは顔面に直接影響したり、それによって肺に直接影響した人が肺癌となり、顔面に影響した人が「酒さ」となる。

 日常の仕事でも、両者の漢方相談が年々増加傾向にあるので、そんな推論を試みてみた。

 肺癌の中でも肺腺癌の相談件数が目立つが、だからこそ大気中の化学物質の種類と量が増加しているためではないか?
 また、顔面に対する刺激も増加するので「酒さ」が年々増えているのではないだろうか?という推論である。

 以上、勝手な憶測と推論であるが、肺癌が年々増加の一途を辿っているのは間違いない統計的事実である。
 記憶間違いでなければ、これは日本に限らず世界的に同様な現象だったように記憶している。

2010年7月16日のボクチン(6歳)
2010年7月16日のボクチン(6歳)のアクビ posted by (C)ボクチンの母

2010年7月16日のボクチン(6歳)
2010年7月16日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

タグ:酒さ 肺癌
posted by ヒゲジジイ at 00:15| 山口 ☔| 酒さ(酒皶)・赤ら顔・酒さ様皮膚炎・ステロイド酒さ | 更新情報をチェックする

2014年07月15日

体質虚弱な高齢者でも多種類の「実証用」方剤の併用で著効が得られるケースもある

2010年7月15日のボクチン(6歳)
2010年7月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 村田漢方堂薬局には医療・福祉関係者の相談件数がとても、というよりもメチャメチャ多いが、彼等や彼女らの話によれば、勤務する病院やクリニックあるいは調剤薬局で、患者さんに投与される医療用漢方で効果があった例は少なく、一度も遭遇したことがないという人まで。
 漢方メーカーに勧められるまま医師が投与する多数例でも、結果はハテナを目撃している人も多い。

 とてもじゃないが投与内容が見てられないという。
 ちょうど先日テレビで、話し上手な医師が出演してツムラ漢方を片手に、風邪に葛根湯、冷え性に当帰四逆加呉茱萸生姜湯、アトピーに温清飲と宣伝していたのと、まったく同レベルだという。

 そういえば、若い頃、身内の年下の医師に、アトピー性皮膚炎と喘息のシーソー現象のことを話題にしたら、自身の研究テーマが気管支喘息だったらしく、そんなのはあり得ない!と、あからさまにうんざり顔で頭から否定された。
 薬剤師だからと身内の医者でも馬鹿にするか!と当時は内心大いに反発と憤慨を覚えたが、昨今はヒゲジジイの顔を見るだに恐怖の色を浮かべている(呵呵。

 それはともかく本題である。
 昔から虚弱体質で身体にいつも苦情のある常連さんのご家族の相談。
 七十代という年齢ながら事務系の仕事を現役で続けられているが、昨今、腹部の諸症状に苦しんで、まさか癌であっても、あるいは重大な病気であっても絶対に病院へは行かないとダダをこね、説得しても無駄なので漢方薬で出来るところまでやって欲しいという依頼である。
 
 体力面で不安があるものの、あきらかな実邪の存在がオンパレードで内在しているので、扶正法としてハンピ末が主成分の第3類医薬品をベースにして、祛邪法としては大柴胡湯・柴胡疎肝湯・桃核承気湯・茵蔯蒿湯・開気丸によって諸症状がほとんど寛解するに至っている。

 だからといって、隠れた不明の疾患が治ったと言えるものではないが、意志強固な確信犯なので、病院での諸検査を受けるのを頑強に拒否されている。

 いよいよ漢方薬でも治らなくなって、苦しみに耐えられなくなったらその時は止むを得ないと考えられているらしいが、自己責任として構わないと断言されると困ったもんだと思いながらも、上記の方剤類によって明らかに楽になり、仕事を継続できているのだから、そんな生き方もアリなのかもしれない。

 ともあれ、日本漢方で常識化されている体力がある人にしか使えない「実証用」の漢方薬というのは、いったい何なんだろうと常々書いていることながら、実に馬鹿げた表現であると思うのである。

 かなり虚弱で体力のないご高齢者でも、上記の日本流で断言される「体力の充実した実証用」の漢方薬を多種類併用することで、腹部の諸症状が大いに緩和されている現実。

 現実離れした日本流の定説を参考にするよりも、正確な弁証論治こそ必須で、より適切な漢方薬の運用が可能となる。

2010年7月15日のボクチン(6歳)
2010年7月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月15日のボクチン(6歳)
2010年7月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 
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2014年07月14日

自己実現を阻む敵は己(おのれ)にあり

2009年7月14日のボクチン(5歳)
2009年7月14日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 驚異的な自己実現能力を発揮する「本心」を常に阻んでいるのが「内心」であるとされる。敵は己(おのれ)にありとはいえ、すべて無意識に作動する内なる敵が「内心」である。

 笠原敏雄氏が提唱する「幸福否定」、という心の闇は全人類に共通した「業」ともいえるのだろう。
 この内なる敵は滅多なことで退散しないが、極めて緊迫した状況におかれると、人によっては火事場の馬鹿力を発揮して、強力な自己実現のパワーが全開となるだろう。

 心身症の原因でもある「幸福否定」という心の闇は、「内心」の横暴によるところ。
 地球上に生まれざるを得なかった人類は、この心の闇を払拭して、「本心」というグレート・サムシングにいかに目覚めるかの学習の場ということなのだろう。
 

 わが内なる「本心」、人間各々すべてに宿るこのグレート・サムシングに目覚め、無意識の奥の院からようやく白日のもとに意識化された暁には、二度と汚濁に満ちた地球上に生まれ変わる必然性がなくなるのかもしれない。

 真面目?な冗談はともかく・・・
 現世で「本心」に目覚めた人は、強力な自己実現のパワーが全開となり、あらゆる疾患が好転しやすくなるばかりか、埋もれていた才能を最大限に発揮し、人生が深く意義深いものとなることだろう。

 緊迫した状況におかれた進行癌や転移癌の人達こそ、往々にして強力な自己実現のパワーが全開となり、主治医が驚嘆するほど目覚しい回復が得られたケースをこの41年間に、どれだけ多く目撃して来たことかっ。

 漢方薬のパワーをグレート・サムシングが最大限にサポートしてくれたに違いない。

2010年7月14日のボクチン(6歳)
2010年7月14日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月14日のボクチン(6歳)
2010年7月14日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


 
 
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2014年07月13日

驚異的な自己実現能力を発揮する「本心」に目覚めるとき

2009年7月13日のボクチン(5歳)
2009年7月13日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 幸福実現能力という言葉を使いたかったが、どこやらの新興宗教と誤解されたら困るので、同様な意味を持つ「自己実現能力」という表現にする。

 心理学者の笠原敏雄著『幸福否定の構造』を数ページ読んだところで、またまたそれがヒントになって、閃くものがあった。

 蛇足ながら、漢方医学や中医学を独学で多読している時にも、少し読んだところで、折々に閃くものがあって自己流のイメージを膨らませて独自の『中医漢方薬学』を構築してきたのと同じ伝である。

 とりわけ進行癌や転移癌の人達が、たとえ僅かでもよいから漢方薬でサポートをお願いしたいとご本人が直接来られる人達の多くは、まことにもって真剣な眼差。

 一部の人達のように「薬局風情がっ!」という見下げた態度とは真逆の真摯な人達では、こちらも無い頭い振り絞って弁証論治に基づく精魂込めた漢方薬類によって、期待通りかそれ以上のサポートが実現することが頻繁であることの理由がはっきりと分かったように思われる。

2014年07月10日 人類の共通した「業」かもしれない「幸福否定」という無意識的な強力な意志 でも書いたように
 幸福否定とは、幸せから遠ざかりたいという人類に共通した心の闇のメカニズムで、ちょうど宿命的な「業」のようなものだろう。
 しかしながら、日々の漢方相談を受けていて感じるのは、「幸福否定」という心の闇は、個人差がとても大きいように思われる。

 前向きでしかも良い意味での「執念」を燃やして焦らずじっくりと頑張る人達は、必然的に心の闇が雲散霧消するので驚異的な自己実現能力を発揮する「本心」に目覚め、漢方薬類による治療効果やサポート力が飛躍的に向上するのであろう。

 この「本心」こそ、全人類皆に宿るグレート・サムシングであり、宗教界ではこれを「神」と名づけるらしいが、神というと宗教がかってくるので、やっぱりグレート・サムシングの方が適切なように思われる。

 人はやや深刻な進行癌や転移癌に見舞われたときこそ、往々にして驚異的な自己実現能力を発揮する「本心」に目覚めるのであろう。


 以前から、進行癌や転移癌でも、経過が良好に推移することがとても多いのは、真摯で素直な人の相談にしか乗れない小規模薬局の宿命であることが、却って「本心」に目覚めやすい状況下の人達ばかりを無意識的に選択していたのかもしれない。

2009年7月13日のボクチン(5歳)
2009年7月13日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年7月13日のボクチン(5歳)
2009年7月13日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母


 
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2014年07月12日

「幸福否定」という困った深層心理を内省できる人

2009年7月12日のボクチン(5歳)
2009年7月12日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 まだ二度目くらいの新人さんで、ブログを読まれていて 2014年07月10日 人類の共通した「業」かもしれない「幸福否定」という無意識的な強力な意志 の言わんとするところがよく分かるという人。

 直感的にこれが分かる人はさいわいなり、である。
 内省力のある人は、素直な証拠であり、やや難治性であっても、漢方薬の弁証論治と微調整の繰り返しに付いて来てくれれば、必ずや明るい未来が待っている。

 マスゴミ連中の好きなことばに「頑張らなくっていいよっ」とか、「癒し」がどうのと甘い言葉が氾濫しているが、やっぱりマスゴミの発信することは紋切り型が多過ぎる。
 言語明瞭、意味不明の典型である。

 昨今は「頑張れ」という言葉は恐ろしくって迂闊に言えない時代。

 現代社会はストレスが多過ぎると言うけれど、昔のほうが比較にならないほどはるかにストレスが多かった。現代社会の方がストレスが激減している現実を忘れたマスゴミの発信は大げさ過ぎる。

 戦前の日本人が、現代社会の人々の実態をを知ったら何と思うだろう。

 「癒し」なんて甘ったれた言葉が氾濫するというのは、幸福過ぎて却って癒されない日本人が多過ぎる証拠。

 人生は一生、禅問答の繰り返し。

2009年7月12日のボクチン(5歳)
2009年7月12日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年7月12日のボクチン(5歳)
2009年7月12日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
   いつまでも眺めてしまうボクチンの懐かしい顔(涙

 
 
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