2014年05月19日

労力を奪われる余計な仕事

2010年5月19日のボクチン(6歳)
2010年5月19日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 このブログのヘッド部分には、
漢方治療を考える前に必ず専門医による診断と治療をしっかり受けるべきです。
と明記しているのだが、病院に行かずに直行でこちらに来られるのは困ったことである。
 もしも重大な疾患が原因であった場合に困るのはご本人であるから、はじめての人の場合は漢方薬は一切出さずに、まずは病院に行ってしっかりと診断と治療を受けるように説得する。
 それが薬局の当然の義務であろう。

 またしばしば遭遇するのは、病院から十数種類の合成医薬品を投与されている状況下で、めまいや吐き気、ふらつきなどの悩みをかかえて来られるケースでは、ほとんどのケースでほぼ確実に言えることは、病院から投与されている多剤併用による副作用である。

 それゆえ、漢方薬を使用したところで、さらに服用する薬が増えるだけで、多種類の合成医薬品による副作用を消すことはほとんど不可能なので、主治医にしっかり相談すべきであると説得しなければならない。
 これも薬局の当然の義務であろうが、日々本当にシンドイ話である。

 実際にこれらのことでかなりな労力を奪われてしまい、本業の漢方相談業務にかなり支障を来している現実がある。

1歳になったシロちゃん
1歳になったシロちゃん posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 10:39| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする