2014年04月02日

病人の弱みに付け入る人たち

2008年8月20日のボクチン(4歳)
2008年8月20日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 当方の漢方薬に辿り着くまでに、各地の病院や漢方薬局で苦労したのはもとより、中には新興宗教の人たちに勧誘されて困り果てた人たちもいる。

 当方でも苦労の果て、ようやく明るい兆しが見えて来た頃に打ち明けられることが多い。

 ちょうどコリン・ウィルソンの中村保男訳の某書籍にあった笑い出しそうなうまい表現を思い出した。
 あまり知能の高くない普通人が宗教に凝り出すと、いかにも不安定(アンバランス)な人だという印象を与えるのが落ちである。その人は、心がいびつに偏(かたよ)り、べらべら宗教用語をまくしたてるのだが、それはほとんど無意味な雑音でしかない。いや、それどころか、自分の愚かさを隠すための仮面のようなものになる。
 まるで新興宗教の勧誘員の姿を表現しているようで、実に言い得て妙である。

 といっても現実には、新興宗教のみならず伝統的な宗教に凝る人も、その様子は大同小異かもしれない。

2008年8月20日のボクチン(4歳)
2008年8月20日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:05| 山口 ☀| ありがた迷惑な話 | 更新情報をチェックする