2014年03月11日

慢性疾患でも10日以内に速効が出る場合が多いが、それで治った訳ではないので誤解するなかれ

2008年8月10日のボクチン(4歳)
2008年8月10日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 二月中旬頃から新人さんが毎日のように続いているが、その多くは10日以内の速効が出ている。

 ほとんどの人達が既に病院の漢方や地元の漢方薬局などで様々な種類の漢方薬を長期間服用していた経験がある人が多いが、こちらで10日以内で明らかな効果が出たことに、とても驚かれることも日常茶飯事。

 こんなに漢方薬が短期間で効くなんて、信じられないと言われることも珍しくはないが、速効があったからといって、それで治った訳ではないので、重々誤解のないように。

 今後は季節や環境変化による変転が十分に考えられるので、慎重に経過観察して、時宜にかなった配合変化が必要になることが大いにあり得る。

 当然のことながら、皆がみな10日以内の速効が出るわけではなく、少数の人達ではほとんど無反応というケースもある。

 このような人達こそ、あらゆる角度から弁証論治を10日毎に慎重に繰り返し、配合の調整を怠りなく、互いの根気が必須となるが、遅かれ早かれフィットしはじめる頃には、このような遅効の人達の中から、真の漢方ファンが生まれるのだから不思議と言うほかはない

トラちゃん(メス6ケ月)
トラちゃん(メス6ケ月) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 23:28| 山口 ☀| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする