2014年03月31日

増税前の駆け込み需要で運送荷物の配達遅延が続いている

2008年8月19日のボクチン4歳
2008年8月19日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母

 さきほど本日の発送を終えたときも同様だが、先週からクロネコさんの荷物の配達遅延状態がずっと続いていると念を押されている。

 言わずと知れた増税前の駆け込み需要が原因である。

 当方の店頭においても、少し前倒しで早めに補充購入に来られる人が目立った3月だった。

 4月になる明日から数ヶ月間は、きっと閑古鳥が鳴く日々が続くものと期待している。

 読書に専念できるかも知れない(呵呵。

2008年8月19日のボクチン4歳
2008年8月19日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母
 

posted by ヒゲジジイ at 17:03| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2014年03月29日

生野菜の多食を止めたら腰痛が治った

2008年8月15日のボクチン(5歳)
2008年8月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 ほんの数日前の話である。
 風邪をこじらせて柴胡桂枝乾姜湯でようやく寒気も取れてすっきり治ったと思った矢先、昨今、急に腹部が冷えて腰痛まで生じるようになったといわれる。

 さてはと、まさか生野菜を多食しているのではないでしょうねっ?!

 案の定、ご主人が暑がりで糖尿病予防のつもりでキャベツの千切りを多食するのに合わせて、ご自身も一緒に多食されているとのこと!

 即刻それを中止するようにアドバイスしたところ、翌日にはほとんど腰痛と腹部の冷えが軽減したと電話で報告があった。

 この女性は、数年前にはニンニク卵黄油を二年間、規定の2倍量を常食して肺熱肺陰虚に胃陰虚まで誘発して、大変な症状に苦しまれ、それをすべて漢方薬で改善した前歴がある人である。

 昨今、かたやニンニクや生姜紅茶など、過剰に身体を温めるブームが拡がっている一方では、グリーンスムージーなど生野菜ジュース類など身体を芯から冷却する矛盾したブームが蔓延する。
 
 この日本、どこか狂っている!

虚妄の正義
虚妄の正義 posted by (C)ヒゲジジイ
 流行は、たいていの場合、それの需要者によって作られないで、それの供給者によって作られる。即ち頭の好い商人たちによって創案され、頭の悪い婦人たちによって需要される。

━萩原朔太郎著「虚妄の正義」



2014年03月27日

生野菜やグリーンスムージーなど生野菜のジュース類の摂り過ぎによって複雑な寒熱錯雑証を誘発している事例が多発中

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 生野菜の多食によって寒証をさらに助長させている例は、昔からいやというほど遭遇して来たが、昨今際立って目立つのは、生野菜や生野菜のジュースなどの多飲・多食により、極めて複雑な寒熱錯雑証を呈している女性たちが多発している。

 ちょうどこのブログを書きかけていた時に4回目で来られた人の場合もそうだった。

 ある疾患で初回は茵蔯蒿湯と桂枝茯苓丸料加薏苡仁の併用10日で速効があったのに、次第に効果が薄れて直ぐに再発気味になったので、おかしいな〜と思案していたが、毎朝、2年間に亘って昨今ブームのグリーンスムージーなど生野菜ジュース類を続けているとて、さてはこれによって寒熱錯雑証を誘発して複雑な病態を呈している可能性が大きいので、まずは生野菜やジュース類、冷飲、冷食を止め、煮た野菜や野菜スープ類に切り替えるようにアドバイスしたばかりである。

 さらに由々しき例では・・・たとえば
 慢性関節リウマチの中医学的な原因は、風寒湿の邪気の侵襲によって化熱することはあっても、根本的には寒邪と湿邪の影響が大きいので、生野菜や生野菜のジュースなどの多飲・多食は厳禁である。

 ところが主治医によっては、どんな根拠があって奨めるのか、生野菜の積極的な摂取を奨励されているのだから驚くばかりである。
 
 生野菜や生野菜ジュース類の奨励というのは熱証の体質にはグッドであっても、関節リウマチでなくとも女性の冷え症はもとより、上熱下寒の体質の人たちに奨励することは、実に愚の骨頂である

 一方ではあらゆる病気の原因は冷えであると自信満々に温めることばかりを奨励する医師や薬剤師が跳梁跋扈するかと思えば、片方では生野菜や生野菜ジュース類など身体を芯から冷やしてしまう野蛮な方法を奨励する医師や薬剤師が跳梁跋扈する恐ろしい時代である。

 これほどひどい矛盾(むじゅん)した健康法に踊らされる一般庶民は、実に気の毒としか言いようがない。

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
 
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2014年03月26日

霊性の高い四匹の猫たちと付き合っていると人間様と付き合うのが嫌になってくる(苦笑

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 仕事外ではますます人間様を避けるようになって久しい。

 一年半前に亡くなったボクチンを最高峰としても、現在飼っている四匹の猫たちの霊性の高さに比較して、地球上に追い返されている人間様たちの霊性の低さには呆れ果てる。

 もちろん自分も含めてだが、地球上は人間様が生息する最底辺の三次元社会である。
 
 こんなエゴが蔓延する地球という三次元世界は救いようがない。

 たとえば公務員でも頭が下がるように立派な人もいるかわりに、職権に自惚れて一歩間違えば首が飛ぶようなミスを犯しそうになった事例に遭遇した。
 大喝を入れて気付かせてやったが、いずれも根本的にはエゴの問題である。

 折々にメールや電話で、罵詈雑言の嫌がらせを受けるが、必ず決まって匿名である。
 嫉妬の情念はもっとも醜い。その報いはかなり・・・。

 世界を見ても各国の醜いエゴが丸見え。

 エゴの度が過ぎると必ず何らかのしっぺ返しが待っている。
 ヒゲジジイの毒舌に対しも言うまでもない話だが・・・

 名誉欲や金銭欲に駆られたペテン師たちが、マスゴミに持ち上げられて有頂天と思いきや、急転直下で奈落の底というのは理にかなっているものの・・・

 功成り名遂げてこれから先も期待される善良な人達が、急転直下であの世に召される現象は何を意味するのだろうか?

 天道是か非か、と嘆いたところで、やっぱり人間様の生息する最底辺、三次元の地球で生じた出来事。

 前者はいずれ「いわゆる地獄」に墜ち、後者は立派に天国に召されたのだろうと想像するのもあながち間違いではないだろう。

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DSC_0357 posted by (C)ボクチンの母




 
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2014年03月24日

数年間無音となっていた人が久しぶりに戻って来て

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 一定の効果があったのに突然無音となる人たちがいる。
 関西のおばちゃんたちの理由は想像できるので問題外として、思いがけない人がいつのまにか・・・と思ていたら数年ぶりに突然戻って来られるケースがたまにある。

 理由は近くで病院の漢方専門外来や漢方薬投与をうたうクリニックがあったり、あるいは新たにオープンしたので、そこに切り替えていたのだという。
 昨年遭遇した例でも投与されていた内容は、昨今流行の温める方剤中心。

 寒熱錯雑証がやたらに多い昨今、温補剤ばかりの投与によって、熱証を悪化させて却って新たな不快症状を惹起させられている。

 これを好転反応と嘯く医師もいるのだから何をかいわんや。

 
2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
 

ラベル:好転反応
posted by ヒゲジジイ at 08:35| 山口 ☀| 病院の漢方薬 | 更新情報をチェックする

2014年03月21日

気管支炎悪化の原因は倦怠期特有のご主人に対するアレルギー(苦笑

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 もともと気管支が弱かった中年の女性。
 最近、顕著に悪化して咳嗽に伴って激しい胸痛まで伴うようになった。
 病院で諸検査を受けたが、何の異常も見つからなかったと言われる。

 数種類の漢方薬でかなり軽減するも、ご主人が仕事が休みの時に限って症状が再発する。

 それゆえ、原因は明らか。
 倦怠期特有のご主人に対するアレルギーであった。
 いや、もっと詳細に記載すればご主人の吸われるタバコによる煙害なのである。

 家で吸うなら、ヒゲジジイのように庭に出て吸うなど、あるいは少なくとも換気扇の下で吸うなどの配慮が必須である。
 ところがそんな配慮など絶対にしてもらえないという。

 家の中はタバコの煙がもうもうと立ち込め、テレビを見にも視界が悪いそうである。

 この問題が解決しない限りは根治することは不可能だからと、懇々と説諭することでようやく意を決してご主人にお願いする気になった。
 それほど恐ろしいご主人様であるらしい(苦笑。

 換気扇の下で吸うようにしてもらった途端、超速効で、翌日にはめでたく急速に軽減したのだった。

 なんだか、こんな内容のブログ、ヒゲジジイも肩身が狭いな〜〜っ。

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IMGP6933 posted by (C)ボクチンの母


2014年03月20日

筋萎縮性側索硬化症(ALS)でも

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 相変わらず一人に時間をかけるので、朝から店頭の漢方相談が途切れることなく続き、順番が待てない新しい人はきっぱりお断りして正解の日だった。
 常連さんはまだ1日分残っているから明日出直すと言ってすぐに退散された人もいた。
 
 混雑するわけでもないが、なにせ一人に時間がかかる。

 昼食を摂れないまま午後にまたがる、いつもなら疲労が出て、些か機嫌が悪くなるのに、いつになく元気で明るいヒゲジジイを気味悪がる午後の県外の相談者がおられたが、それもそのはず、午前中に同じく県外から2回目の相談に来られた人が、わずか10日分で表題の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」に明らかな効果が見えたからである。
 

 しかも昨日書いたばかりの頸椎症が原因と思われるフラツキが10日間の服用で雲散霧消してしまった方剤と偶然同じだったからなおさら、不思議な縁を感じるのである。

 病名や症状がまるでことなっても、弁証論治で得られた結論が異病同治を地で行く偶然。

 難病だけにこれから先も油断がならないとはいえ、明らかな効果の兆しが僅か10日間で・・・ということは県外からでも通えるほど軽症だからかもしれない。

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☁| 筋萎縮性側索硬化症(ALS) | 更新情報をチェックする

2014年03月19日

頑固なフラツキに速効が出るケースとそうでない場合

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 メマイというよりもフラツキ症状に悩む人も大変多い。
 
 当方で相談を受けるケースは、当然のことながら、いずれも病院治療はもとより、各所の漢方治療でもほとんど効果が得られてないケースばかりである。

 これまでも総じて速効が出るケースは、頸椎症が原因と思われるものでは、最近遭遇した例でも3年来の頑固なフラツキが10日以内でほぼ完璧に消失している。
 それで根治したと勘違いされると早晩再発するのは目に見えているが、速効だけは目を見張るほどで、これまで40年間にずいぶん多くの人に喜ばれてきた。

 ともあれ上記のケースでは、いずれの医療機関でも、あるいは相談薬局などでも、フラツキの原因が頸椎症であろうことを見逃しているのだから不思議と言う他はない。

 同じく最近のケースで、交通事故と従来からの隠れた慢性蓄膿症の絡みから生じたと思われる頑固なフラツキには、活血化瘀の中草薬と蓄膿症系統の方剤類に痰濁上擾に対する方剤というやや複雑な配合で、のろのろと改善に向かっている。

 脊髄小脳変性症という難病のケースでは、当然のことながら容易な疾患ではないので、少しでも進行を止めながら、フラツキなどの諸症状に対処しなければならないので、やや複雑な配合になるとはいえ、長期間仕事が継続できているケースもある。

 ところが難病であるというのに、軽症の人では一年間の服用で7〜8割軽減したところで音信不通となった理解に困しむケースもあった。

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 07:45| 山口 🌁| 脊髄小脳変性症 | 更新情報をチェックする

2014年03月18日

意外に重労働

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 各漢方メーカーさんから毎日送られてくる漢方薬類の整理に追われる力仕事はすべて女性薬剤師。
 ヒゲジジイが手を出すと乱暴だから始末に負えないと、絶対に手出しをさせてもらえない。

 また、この仕事を40年以上もやっていると、数十年来の常連さんや10年近くのお馴染みさんも多いので、重い第3類の医薬品などは送ってほしいと電話があるばかりでなく、店頭にやって来られても持ち帰るのは重いので送ってほしいという依頼も多い。

 そこで力仕事はもっぱら女性薬剤師が丁寧な荷造りに奔走するので、日々バテ気味なのは気の毒なほど。
 パワーのあるヒゲジジイが手伝おうといっても、やはり乱暴な荷造りになるからといって、絶対に手出しをさせない。

 だから伝票類の発行をもっぱらヒゲジジイが受け持ち、男女の仕事が真逆である。
 もちろん頭脳労働の漢方相談はもっぱらヒゲジジイが受け持ち、女性薬剤師は商品の取り出しやレジ打ちなどに奔走する。

 彼女の仕事量があまりに多いので、昼食はなるべく定時に食べさせないと低血糖気味になるので、昨今では接客中でも昼食に行くようにせかすようにしている。

 お蔭でヒゲジジイの方は、昼食が午後3時近くになることも珍しくない。
 昨日はコンスタントに仕事があった割には、二人ともまともな時間に昼食が摂れたのは最近では珍しい。

 そういえば、先週の土曜日は、数ヶ月ぶりに閑古鳥が鳴いて青天の霹靂、そのおかげで一週間の疲労がしっかり解消できた。

 といっても毎日、もっとも苦労するのは電話による問い合わせに対するお断りの労力!!!
 匿名をよいことにお気楽でお気軽、あるいは不愉快なほどの高飛車な電話。
 
 あるいはとっても深刻な話でも、漢方相談薬局にはどう考えても相応しくないご相談。

 本当につくづく因果な仕事であると無性に腹立たしくなることがある(苦笑。

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

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2014年03月16日

地球上にはエゴが蔓延しているのでトラブルが永遠に絶えない

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 日本国内で続くペテン師共の不祥事続きには皆もウンザリさせられているが、これが人間の生息する最下層社会である地球上の宿命であろう。

 日本のベートーベン気取りの御仁や、STAP細胞の美貌の仮面に隠された醜悪なエゴ。

 限りある命だからと、名誉欲と金銭欲に駆られて暴走する人たちが何と多いことか。
 嫉妬や怨恨の情念による暴走も見るに耐えない。
 
 イジメが氾濫するのも、究極的には阿呆どものエゴに原因がある。
 各種凶悪犯罪は言わずもがな。

 マスゴミはマスゴミで、やらせ番組を性懲りもなく繰り返しやらかすエゴ集団の癖に、他社や他者を批判するのにいっぱしの口をきく。

 このような様々なエゴの情念がそのまま近接する各国それぞれのエゴに集約表出して、隣国同士の諍いが絶えることがない。

 ところが、「この世」が終われば本来の人間の住処である「あの世」があることを知らないから、ろくでもない人間どもは、お互いに繰り返し「この世」という地球に戻され、再度ゼロからやり直しをさせられる。

 地球上での悪事の度が過ぎれば、あの世に帰った時には大きなしっぺ返しが待っているので、自業自得。

 さてこそ我身を反省するに、この毒舌さへなければ二度とこの糞三次元の地球上に戻らずに済むかもしれないのに、わかちゃいるけどやめられない(苦笑。

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母


 
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2014年03月13日

イジメが横行する昨今、今月だけで2名の若者のイジメやブラック的な会社を辞める決心を促した

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 イジメやブラック的な会社を辞める決心を促した。
 よって二人とも、辞める決心がついてめでたく辞めることができた。

 一人は関東地方、もう一人は中国・四国地方のいずれもやや遠方の人達ばかりだが、そんなイジメが続く会社やブラックな会社など、「サッサと辞めてしまえ!」というには、もっと深い事情があるが、そこまではブログでは触れない。

 決心が付かないで躊躇している人には、早く決断を促してケリを付けて出直してもらうに限る。

 どうせこの世は、ろくでもない人間同士のごちゃまぜ社会。

 高級な人間様であったら、お互い今ごろ地球上にウロウロと蠢いているはずもない。

 一定の悟りを得ている人なら、二度と重く淀んだ三次元の地球上をウロウロするはずもないだろう。

 真の悟りを得た人たちは、四次元以上の明るい世界で他者のための奉仕活動に専念している。

 エゴイストばかりがはびこるこの地球上という三次元世界というのは、人類が生息するもっとも最底辺であるとの自覚が必要であろう。

 まっ、この世というのはある種の地獄と言えなくもないが、苦労や苦痛に耐えてこそ、それらから抜け出た時の喜びも大きい。

 要するに、何らかの悟りを得るために地球上に生まれて来たのだから、悲観するには及ばない。

 悪いことはいつまでもは続かない。
 「苦あれば必ず楽あり」というのは一分の狂いもない大宇宙の節理

2008年8月15日のボクチン(4歳)
2008年8月15日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 20:38| 山口 ☁| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

慢性疾患でも10日以内に速効が出る場合が多いが、それで治った訳ではないので誤解するなかれ

2008年8月10日のボクチン(4歳)
2008年8月10日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 二月中旬頃から新人さんが毎日のように続いているが、その多くは10日以内の速効が出ている。

 ほとんどの人達が既に病院の漢方や地元の漢方薬局などで様々な種類の漢方薬を長期間服用していた経験がある人が多いが、こちらで10日以内で明らかな効果が出たことに、とても驚かれることも日常茶飯事。

 こんなに漢方薬が短期間で効くなんて、信じられないと言われることも珍しくはないが、速効があったからといって、それで治った訳ではないので、重々誤解のないように。

 今後は季節や環境変化による変転が十分に考えられるので、慎重に経過観察して、時宜にかなった配合変化が必要になることが大いにあり得る。

 当然のことながら、皆がみな10日以内の速効が出るわけではなく、少数の人達ではほとんど無反応というケースもある。

 このような人達こそ、あらゆる角度から弁証論治を10日毎に慎重に繰り返し、配合の調整を怠りなく、互いの根気が必須となるが、遅かれ早かれフィットしはじめる頃には、このような遅効の人達の中から、真の漢方ファンが生まれるのだから不思議と言うほかはない

トラちゃん(メス6ケ月)
トラちゃん(メス6ケ月) posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 23:28| 山口 ☀| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする

2014年03月09日

当帰四逆加呉茱萸生姜湯は「しもやけ」だけのチャチな漢方薬ではありません

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2014年03月06日 健康補助食品の乾燥ミミズ(田七人参含む)を服用して熱証から強烈な寒証に転じた人からのお問い合わせの続き

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の女性
【 お問い合せ内容 】:
 
 〜健康補助食品乾燥ミミズ(田七人参を含む)の冷えで相談させていただきました。〜

 先生、昨日から漢方を取り入れました。

 漢方薬局では乾燥ミミズよりも田七人参の方に「冷やす」と飛びついた感じでしたので、
 繰り返し乾燥ミミズと伝えながら当帰四逆加呉茱萸生姜湯のメモを見せ相談しました。

 まだ薄く白い感じの残る(白さは減)舌を見て、裏はきれいだね。
 脇腹からみずおちの辺りをさわり、突っ張って硬い、肩も張っているね。

「当帰〜それはしもやけの薬だから・・・

 1日2〜3回  食前に五苓散・小柴胡湯
 1日2回    朝起きた時と寝る前に桂枝茯苓丸・安中散を飲みましょう。

体の中が詰って流れていないから冷えているので水はけのお手伝いが必要、香辛料を摂る代わりに安中散を入れましょう。」

 とエキス顆粒で8日分頂いて帰りました。(短いサイクルで伺うから4、5日分希望と伝えましたが)

 1日服用しただけでは変化は無いものかもしれませんが、今日も手も足も冷たいです。

 足はまるで湿布を貼っているような、メンソレータムを塗っているようなスースーした感じです。(ホッカイロを入れてます)

 先生、ブログ内を読んでいましたら、
桂枝茯苓丸は攻撃剤の部類に属す(かなり作用が強い)方剤で桂枝は桂皮=肉桂を使っており・・・これが問題である・・・(略してすみません)

 とのことですが、問題の桂皮は五苓散にも安中散にも入っているようで単純に4剤の内3剤に重なっていて、摂り過ぎは考えなくていいのでしょうか。
 勉強させていただきたいので教えてくださいますか。

 そもそもこうしてミミズで起こった冷えは服用をやめれば戻るものと考えていても間違いはありませんか。(冷えて一週間、安心したいです)

 先生のアドバイスの末梢血管を温める方剤、当帰四逆加呉茱萸生姜湯を試したいという思いが今も残っているので、要らぬ心配をしてしまいます。

 どうぞよろしくお願いします。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 田七人参は寒熱いずれも問題はないもので、絶対的に問題になるのは冷やす作用の強い乾燥ミミズです。

 桂枝については、日本で使用されるのは、すべて桂皮=肉桂が使用されています。

 貴女の場合は乾燥ミミズによって腎陽(体内の熱エネルギーを生産する大元みたいなものです)まで損傷されている可能性が高いので、むしろ好都合です。

 但し、それが使われているからと言って、そこまで末梢血管まで冷やされている場合に、桂枝茯苓丸を使用するのはまったく的外れです!
 肉桂以外は、桂枝茯苓丸中の桃仁も芍薬も牡丹皮も茯苓もまったく温める作用がないからです。

(瘀血の存在によって血行をブロックされているために下半身だけが冷えている場合は、桂枝茯苓丸が適応する場合も多いのですが、貴女の場合はまったく事情が異なります。)

 乾燥ミミズで冷やされたのですから、肉桂が使用されている日本の当帰四逆加呉茱萸生姜湯の方がはるかに無難で、状況によっては真武湯などの附子剤を一時的に併用してもよいかもしれないくらいです。

 実際に舌の状態を観察しないと、決して断定的には言えないのですが(写真を見てもまったくあてにならない。実物を見る必要があるのです。)

 少なくとも、購入された四種類の漢方薬は的外れで、安中散だけは同じ的外れでも、胃を温めるので、わずかに有効かもしれません。

 いずれにせよ、すべて的外れであることは間違いないのですが、当帰四逆加呉茱萸生姜湯であれば、当たらずといえども遠からずですが、胃まで強く冷やされている場合は、人参湯も必要なケースもありまずが、確実なところまではメールだけでは分析不可能です。

 いずれにせよ、乾燥ミミズで冷やし過ぎてしまったという原因がはっきりした問題なのですから、その四種類の漢方薬はあり得ないでしょう!と言いたくなります。

 明らかに儲け優先の漢方薬局のようですので、他のところに変えた方が無難かもしれません。

 貴女もはっきりと乾燥ミミズが原因で冷やし過ぎたと申告しているのに、その認識ができないような漢方薬局は失格ですし、ましてや

> 「当帰〜それはしもやけの薬だから・・・

という低次元な知識しかないようでしたら、なおさらに失格です。

 当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、各種膠原病に合併するレイノー現象を緩和するのに大活躍する方剤ですが、ちょうど貴女もそれに類似したレイノー現象かと思われるくらいの症状を呈しているのですから、まず第一選択肢はこの当帰四逆加呉茱萸生姜湯と考えるのが漢方専門家の共通認識であるはずのものです。

> そもそもこうしてミミズで起こった冷えは服用をやめれば戻るもの

 とのご質問ですが、通常なら中止して数日経てば放置していても元に戻るはずですが、貴女の場合は特別過敏なところがある体質のようで、レイノー現象様の症状が異常に長く続いているようですので、当帰四逆加呉茱萸生姜湯などの適切な漢方薬を使って早く改善させるべきだと思います。

  世の中、そんないい加減な漢方薬局ばかりではないはずですので、他の漢方薬局に変えるべきだと思います。

 取り急ぎ、お返事まで。

2008年8月10日のボクチン(4歳)
2008年8月10日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:51| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2014年03月08日

前回の続き:適切な漢方薬の選択と使用方法の伝授は手間暇がかかるので専門家と親しくなるのが一番

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

 お返事ありがとうございます。

 銀翹散も、予防で飲んで良いと言われました。

 まだ飲んでいないので、お返事頂いて良かったです。

 お忙しい所、本当にありがとうございました!

 別の漢方薬局を探してみます!

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 もともと咽喉に炎症が生じやすい体質の人であれば!という条件付きですが、

銀翹散(天津感冒片も同様)を少量(1〜2粒)を使って溶かした液体を咽喉にしますような(その詳細は省略しますが)予防的に常用する方法がありますが、このような方法は何度も通われて、互いに信頼関係が構築できているお常連さんやお馴染みさんでなければ、伝授しにくいものです。

はやく信頼関係の結べる漢方薬局がみつかるとよいですね。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2014年03月07日

柴葛解肌湯(さいかつげきとう)についてのご質問

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳 の女性
簡単なご住所 : 中国・四国地方
お問い合わせ内容 : こんにちは。

 いつも通っている漢方薬局で、インフルエンザに柴葛解肌湯(さいかつげきとう)が良いと聞きました。

 子供には大丈夫か、どういう症状の時に合うのかと質問した所、どんな風邪にも大丈夫だし子供も大丈夫と返事が返ってきました。
 他の漢方は、喉の痛みがある場合、ない場合など、体質などで変わってくるが、返事はそれだけなので、詳しくネットで調べましたが、この漢方の情報は少なかったので、村田先生はどのような考えがあるのか聞きたく、質問させて頂きました。

 今妊娠中で、子供もインフルエンザにならないといいのですが。

 夫も子供も板藍茶を予防で飲んでいます。

 お忙しい所申し訳ございませんが、宜しければお返事お待ちしております。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 ネットで詳しく調べたと書かれていますが、柴葛解肌湯について、かなり詳しく解説されているサイトがしっかりあります!

 「この漢方の情報は少なかった」といわれるのが不思議なくらいです。
 調べ方が中途半端だったのではないでしょうか?

 また、それ以前の問題として、漢方薬は素人の人がどんなに調べても、専門的な基礎知識がないと、詳しいサイトをご覧になっても本当のところは理解できないかもしれません。
 そのために漢方専門薬局があるのですから、「いつも通っている漢方薬局」でしっかりともう一度、説明してもらうべきです。

 言うまでもなく、漢方薬というものは特定の処方を無理強いに人に合わせるのではなく、その人の現時点における病状と体質に適切な漢方処方を見つけることに尽きます

 それゆえ、どんな風邪にも柴葛解肌湯が有効ということは絶対にあり得ない ので、何かの聞き間違いではないかと思います。
 そうではないとしたら、その薬局さんはハテナっです。

 三十年以上前、風邪がこじれて高熱を発したある時期、この柴葛解肌湯で愚妻に使って一気に改善したことがあり、地元の常連さんの子供さんに、同様に高熱が一気に引いて喜ばれたことがりますが、最近は不思議とそのような状況の人に遭遇することがありません。

 柴葛解肌湯は葛根湯と小柴胡湯に石膏を加えたような方剤ですが、こちら下関では昨今このようなタイプの「こじれた風邪」が減っているのかもしれません。

 おそらく、エアコンなど暖房設備がしっかり普及して以来、傷寒タイプの風邪が激減し、あるいはたとえ傷寒からはじまったようにみえた風邪でも、すぐに温病に転化するケースが多いからだろうか、と想像しています。

 但し、千歩ゆずってその漢方薬局さんを無理やり弁護してみますと、「風邪に葛根湯」という都市伝説を利用して、葛根湯を間違って服用した場合にくらべ、柴葛解肌湯を間違って服用した方が、弊害が少ないと考えたのかもしれません。

 また、葛根湯が適切な場合でも、柴葛解肌湯を飲めば、これにも葛根湯が含まれているので、なおさら問題がないと判断したのかもしれません。

 相談相手によっては、詳細を説明しても基礎知識がない素人さんには無駄だと思って、詳細な説明を端折って、物のたとえで説明を極端に簡略化して説明することも無きにしも非ずです。

 とはいえ、柴葛解肌湯は、この方剤でなければなかなかうまく治せない「こじれた高熱を発する風邪」もたまにはありますので、常備していても損はないかもしれません。
 また、インフルエンザのある種のタイプでは、柴葛解肌湯が初期からフィットするものが、可能性としてはあり得ます。

 要するに、あくまで病状次第ということになります。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

ご連絡頂き、ご丁寧に説明して頂きありがとうございます。

 行きつけの漢方薬局さんでは、誰にでも大丈夫だし、一緒に遊んでいた子が熱が出た時にも子供に合わせて目安で予防で飲んで頂いても良いです。とお返事を貰いました。

 パソコンが壊れており、スマートフォンで出てくるサイトを全て読んだのですが、年齢がかかれてなかったので、詳しく書いてないと思ってしまいました。

 それと、私の言葉が間違えていました。詳しく書いているところはあったのですが、素人が読んでも難しかったので、分かりやすく行きつけの漢方薬局さんには教えて頂きたかったです。

 村田先生のお返事を読んで、安心しました。
 もう少しいろいろ話して貰える様に、こちらも勉強したり、そういう漢方薬局さんを探してみます。ありがとうございました!

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:念のため、

> 行きつけの漢方薬局さんでは、誰にでも大丈夫だし、一緒に遊んでいた子が熱が出た時にも子供に合わせて目安で予防で飲んで頂いても良いです。とお返事を貰いました。

 というお奨めは大間違いです!

 柴葛解肌湯をそのように安易に飲んでよいとは限りません。

 書かれているように、もっと親切な薬局を見つけた方が無難です。

 柴葛解肌湯だけにこだわるべきではありません。

以上、念のため。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母


ラベル:柴葛解肌湯

2014年03月06日

健康補助食品の乾燥ミミズ(田七人参含む)を服用して熱証から強烈な寒証に転じた人からのお問い合わせ

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:50〜59歳の女性
【 お問い合せ内容 】:

 いつもブログを拝見しています。
 しかし先生に質問をする事になるとは思っていませんでした。
 今どうしたらいいのかアドバイスをいただきたく連絡させていただきました。

 2月15日〜健康補助食品の乾燥ミミズ(田七人参含む)を服用。

 1日6〜7cpが標準のところ、様子を見ながらと思い始めの1週間は朝夕各1cp。

 2週目に朝夕各2cpに。

 そして3週目に入った3月1日に朝2・夕3cpと増やしていきました。

 1週目の途中、足の裏がスーとしました。あれ?と思いました。

 2週目の途中でも感じました。

 3月2日、朝から体が異常に冷たくどうしようもなくホッカイロを両足の裏に。

 これまで冷えで悩まされた事は1度もありません、暑がりです。

 両肩から指先まで、両ひざから足の裏まで、本当に冷たくて、これはしまったと思っています。
 昨夜舌をみたら、真っ白。
 見たことがない状態でした。
 3月1日を最後に服用はしていません。

 4年程前から不整脈があり、年に数回乱れが気になる時はありますが、毎年検診で経過観察というところです。

 この服用には、脈の乱れからくる血栓などにも良いということで予防で始めてみました。
 副作用には便秘・下痢とあります。

 本来であれば自分の事をもっと詳細にして質問をしていくべきだと思います。
 ただこの冷え方は、どうしたらよいのか。

 すぐに漢方薬局に行き策を講じるのか、それとも何とかこのままで戻るものなのか、
 こうした表れは治らないのでしょうか。

 先生のお考えを聞かせていただけますか。
 どうぞよろしくお願い致します。
 お忙しい先生に、自分の勝手な事で生じた内容での相談で本当にすみません。

トラちゃんとスコちゃんとシロちゃん
トラちゃんとスコちゃんとシロちゃん posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

> 2月15日〜健康補助食品の乾燥ミミズ(田七人参含む)を服用

とのことですが、乾燥ミミズはエキス剤としたものが第2類医薬品として「地竜」という名で流通しているものです。

 効能には「感冒時の解熱」となっていまが、中医学では清熱・鎮驚・定喘作用のある中薬として使用されます。
 単純に言えば、冷やす作用が強力です。
 それゆえ、中医学では熱性の炎症性疾患に他の方剤に加えて多用されます。

 結論として、あきらかに乾燥ミミズが原因で、身体を強く冷却してしまっているので、そのようになる前に中止すべきでした。

 もともと暑がりであれば、適量を必要な時だけ使用するには便利だったでしょうが、臨機応変に考えるべきでした。

 結果的に乾燥ミミズによって冷やしすぎたわけですから、中止してもまだ回復しない場合は、ご近所の漢方薬局で相談されて、当帰四逆加呉茱萸生姜湯など、適切な末梢血管を温める方剤を服用されると早く回復されると思います。

 但し、この場合でも、ほどほど温まった時点で、適当な時期に中止すべきです。

 一番良いのは購入されたところで、よく相談して現時点で必要な漢方薬を指導してもらうのが最善だと思います。

 取り急ぎ、お返事まで。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

 先生、早速のお返事を本当にありがとうございます。
 感謝いたします。

 今日も一日中体に向き合っています。
 冷たくて、冷たくて。
 怖くなりました。

 漢方薬局に相談に行きます。

 先生もどうぞお体を大切にお仕事を続けて下さい。
 ありがとうございました。

トラちゃん
トラちゃん posted by (C)ボクチンの母


ラベル:地竜
posted by ヒゲジジイ at 00:29| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2014年03月05日

不妊症が僅か1ヶ月の漢方薬服用でめでたく懐妊は過去最短とタイ記録

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 40歳〜49歳の女性
嬉しいご報告 :

 村田先生、まつ子先生いつもお世話になっております。

 ●●から当帰勺薬散に変更後も、変わりなくとっても調子良く過ごさせてもらっています。

 婦人科には週一度のペースで受診していて、今日は心拍もハッキリと確認できました。

 つわりも全くなく経過も良いとの事で母子手帳を発行してもらえました。

 私の場合、卵管が閉塞していてプロラクチン値が高いという事で体外受精も視野に入れていたという大学病院の先生は、なぜ不妊治療せずに妊娠に至ったのかと驚かれていました。

 本当にありがとうございました!!取り急ぎご報告申し上げます。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 それはそれは、大変よかったです。
 こちらも大変嬉しいことです。

 当方の漢方薬で1ヶ月で不妊治療に成功した例は、過去にもありましが、最短記録のタイ記録です!

 しばらくは激しい運動はさけて、しっかり体調を調えて下さいませ。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:不妊症

2014年03月04日

不要なプレッシャーを受けない冷静な弁証論治が必須の仕事だから

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 不要なプレッシャーを受けない冷静な弁証論治が必須の仕事だから、ホームページやブログ類は大いに貢献しているはずだが、完璧ではないのが残念。

 春になった証拠に、仕事の邪魔になる及び腰の電話相談の申し入れや、〜〜〜病に効く漢方薬を教えろ、などという電話が増えている。

 もちろん当方の流儀に合わないのですべてお断り。

 かなりきつい内容のホームページやブログの内容だから、当方にやって来られる人たちでスムーズに漢方相談に乗れる人達は、ほぼ全員、何ヶ月にも亘って通読吟味されて、強い決心のもとでやって来られている。

 だからこちらに変なプレッシャーを与えないので、そのお蔭で無心な弁証論治が可能となっている。

 それでも、匿名である電話による「ちょっとお尋ねですが」の問い合わせが多いのは、あれだけきついHPやブログの内容でも効果が不十分な証拠である。

 過剰な仕事量を増やさないためにも、こちらに不要なプレッシャーを与えない真剣、真面目な人達以外は、すべてきっぱりと、あるいは婉曲にでもお断りしていることは再三再四書いている通りである。

 ところで、そのような真面目に何度か通われる人達の中には、しっかりした効果が出始めた頃、実に面白い本音を聞かされることもある。

 すなわち「村田漢方堂薬局のホームページやブログを見たとき、こんな横柄な薬局は絶対には誰が行くものかっ! 」と真っ先に刎ねたところだったという。

 ところが、何年にも亘って何軒かの漢方専門医院や薬局で頑張ってみたが、まったく埒が明かないので、おべんちゃらを言わない横柄な薬局で頑張ってみる気になったのが本当のところだったと。

 こちらがショックだった経験では、2年毎に豪華な雰囲気の各漢方専門医院や薬局を歴訪して十数年以上、なかなかもう一歩の進歩がないので、遠路はるばるこちらにやって来られたのはよいが、店内に入った瞬間、明らかな落胆の表情!

 みすぼらしい田舎のうらびれた村田漢方堂薬局の外装と内装から受けた印象に、明らかにひどいショックを受けられた表情を見るなり、こちらの方がなんだかとても恥じ入ってしまったのだった。

 ところが当日出した漢方薬が速効を得て、明くる日には昨日とは打って変わって明るい信頼の表情に豹変されているのに安堵の胸を撫で下ろしたのだった(苦笑。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母



posted by ヒゲジジイ at 00:05| 山口 ☀| 徹底したポリシー | 更新情報をチェックする

2014年03月03日

やっぱり春だ

クロちゃんとシロちゃんとトラちゃん
クロちゃんとシロちゃんとトラちゃん posted by (C)ボクチンの母

 春の陽気に誘われて、新人さんが毎日のようにポツリぽつりとやって来られるが、いずれも真剣で本気の人たちだから、十分な時間をかけて弁証論治が可能である。

 ところで、真面目な新人さん以上に、毎年のようにこの春先に増えるのが、電話による問い合せ。
 これが昨日のような日曜日にもかかってくるので、休日が休みにならない。

 「今日はお休みです」といっても馬耳東風、結局、私のところでは無理ですよ、とお返事して終わることになる。

 もっとも多い電話の問い合わせは、「〜〜〜病に効く漢方薬はあるのかねっ?」と来る場合は、案の定「それで何という薬かねっ?」と、最終目的はこれなのである。

 もう、すでに言葉尻のニュアンスからして・・・

 要するに何を飲んだらよいかを聞きたいという、それが第一の目的というケースが実に多い

 当然のことながら、漢方薬は【病名による決まった薬】があるわけではないので、10日ごとにでも通う意欲と熱意がない人には、当方の薬局では不可能であること。真面目に通って数年かかるケースが多いことなどを話すことで婉曲にお断りする。

 本日、月曜日の最初の仕事が、このような電話の問い合わせに、出来るだけ腹を立てさせないようにお断りするのに無駄な神経を使って1日が始まっている。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2014年03月02日

誤解も甚だしい

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 せっかく桂枝茯苓丸がフィットしていたのに、病院の医師は「この漢方薬は長期に使ってはいけない」ということで、3ヶ月で投与を中止してしまったという。

 そのまま継続していたら何も手術しないで根治していた可能性もあったはずだが、手術を選んだ方が病院の収益が上がると利益追求に転じたのではなかろうか?と勘繰りたくもなる話である。

 ところが、巷の薬剤師でも、花粉症などに荊芥連翹湯がよくフィットする場合があるが、症状が治まった時点で中止すべきであると断じている人があった。
 継続服用すると、様々な弊害が生じてくると断じているのである。

 もともと一貫堂の荊芥連翹湯は、解毒症体質の改善剤としてフィットしている限りは長期連用をよしとされる方剤である。

 何の目的があって、このような馬鹿な考えを広めようとするのだろうか?

 あるいは無知のなせる業か?

 当然、状況に応じた配合変化や転方ということは、臨機応変に必須ではあるが、桂枝茯苓丸にしても荊芥連翹湯にしても、フィットしている限りは長期連用することこそ、漢方の真の効果が発揮できるのではないか。

 この人たち、何を考えているのだろう。
 まともに漢方薬を学んでいる人達とは到底思えない。

 要するに漢方薬の情報に関する限りは、たとえ医師や薬剤師の意見であっても、あるいはさらに注意すべきことは、ネット上の情報こそ玉石混淆で、ろくでもない間違った情報も氾濫しているので、迂闊に鵜呑みにしないことである。

2008年8月7日のボクチン(4歳)
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 11:04| 山口 ☁| 間違いや問題の多い日本の漢方と漢方薬 | 更新情報をチェックする