2014年02月22日

急性疾患に罹患したときは慢性疾患用の漢方薬を一時中断して正解

霊感の強いシロちゃん
霊感の強いシロちゃん posted by (C)ボクチンの母

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年齢 : 20歳〜29歳 の女性
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 症状に改善が見られ、皮膚のかゆみも落ち着きました。

 ただ、18日の夜から体調不良で19日に熱と吐き気、下痢、胃痛があり、病院で検査をしてもらったら、ウィルス性胃腸炎ではないかと診断され食欲もないため漢方薬も飲めず、18日の夜からストップしています。

 現在は、熱も下がり、胃痛が時々あるくらいなので、漢方薬を再開したいのですが、舌の苔が白くなっていたり、14日に見て頂いたときと状態が違うと思います。

 どのようにしたら、いいでしょうか?

 病院で処方された薬・・・ビオフェルミン配合散。

 一応、漢方薬を飲んでいた期間の皮膚の状態を少し書かせて頂きます。

 2月15日  顎回りの湿疹とかゆみが7割程度落ち着く。顔の火照りはない。

 2月16日〜 左頬に火照り(左頬)がある。(起床時のみ)        
 
 2月18日  両頬に時々(温度差)火照りがある。       
 火照ると皮脂の出やすい部分(額、眉間など)にかゆみがあった。
 肌全体が少ししっとりしてきたような感じがする。

 現在、全体的にあった顔の痒みと細かいブツブツと、引っ掻いて?少し出ていた浸出液も止まっています。

 火照りは、夜中気温が下がり、朝方気温が高かったりすると、暖房で火照ります。

 以上です。よろしくお願い致します。

2008年8月3日のボクチン4歳
2008年8月3日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
 急性疾患時は漢方薬を一時中断したのは正解です。

 ウイルス性の胃腸炎は、通常漢方では証候に応じて五苓散や藿香正気散に板藍茶の併用でかなり速効的に治ることが多いものです。(但し、アトピーには藿香正気散や五苓散中のシナモンがよくない場合があります。)

 でも、常連さんのように常備薬を備えてない場合では、速攻で病院で診てもらって正解です。

 ともあれ、まだ胃痛が残っているそうですが、それほど遠くないのですから、こちらに直接来られて舌の状態をみて考えたほうがよいと思います。

いつも憂い顔のスコちゃん
いつも憂い顔のスコちゃん posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 08:34| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする