2007年12月21日ボクチン(3歳) posted by (C)ボクチンの母
昨日常連さんが補充注文のついでに、当時の詳細な思い出話をされることで、病院の主治医によるとんでもないツムラの紅参末の誤投与によって、病状がますます悪化していた、当時のことを鮮明に思い出した。
2012年06月11日 B型C型肝炎合併による肝硬変と腎不全の漢方薬を常用されて10年以上というタイトルの患者さんである。
その時のブログには記してなかったが、この患者さん、当方に辿り着くまでにはかかりつけの医院から、肝硬変や腎不全による体力消耗にはツムラの紅参(ツムラの生薬コウジン末)が最適だからと3ヶ月間も投与され、藁をもすがるつもりで服用し続けていたのだった。
当時、ヒゲジジイは血相を変えて、即刻服用を中止するようにと叱ったそうである。
そうである、と表現するのは詳細まではこちらは覚えてないからである。
肝硬変に腎不全が合併して、しかも下半身にかなりな浮腫を伴っている。しかも、全身が激しい掻痒で掻き毟ったために血だらけになるような茵蔯蒿湯証を呈しているというのに、ツムラの紅参を投与される医師というのは、漢方にまるで素人と言わざるを得ない。
その紅参によって、病状をますます悪化させて悲劇的様相を呈しているのを患者さんは愚か、病気の専門家であるはずの医師がよかれと思って投与し続ける悲劇。
このように紅参による残酷物語も現実には存在するのだから、患者さんたちもしっかりしないと、こと漢方薬に関しては、巷の医師を信用できないことも多いことを知っておいた方が無難である。
ヒゲジジイの親友である山口県警の警察官の奥さんも、血の道症で激しいホットフラッシュがあるというのに、同じくツムラの紅参を投与されて、ますます顔を真っ赤に染めて息苦しくなり、あまりの苦悶に耐えられなくなって、村田漢方堂薬局に駆け込んできたこともあった。
このように、病院から投与される漢方薬には折々に問題が生じるケースが後を絶たないので、いいかげんで引退したいと思っているヒゲジジイの仕事がなくならないのである。
2007年12月21日ボクチン(3歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:ツムラの紅参 ツムラの生薬コウジン末