2007年11月5日のボクチン(3歳) posted by (C)ボクチンの母
あまりにひどい話だが、しばしば遭遇する事なので敢えて取り上げた。
そもそも好転反応などは超マレにしか生じないもので、それが本当に好転反応であった場合は、悪化した症状が10日以内、多くは5日以内に治まり、急速に超短期間で病状が寛解してしまうものである。
もともとアトピーはとてもデリケートで敏感な疾患だから、杜撰な配合をしていると覿面悪化することがある。いい加減な漢方薬を飲むくらいなら、何も飲まないで食事療法だけで頑張るほうがはるかにマシである。
病院で投与される例の保険漢方で、温清飲と消風散の2種類が投与された人が、服用後、ますます悪化して、これまで出たこともない場所にまでアトピーが拡がっていった。
主治医に相談すると好転反応だから、そのうち治まると言われ、それでも悪化する一方なので調剤薬局の薬剤師に相談すると、主治医と同様、まるで判で押したように同じ返事が返って来る。
治りたいが一心で三ヶ月続けたが、ますます悪化する一方なので病院の漢方治療をあきらめた。
そこで例によってHPやブログを見るといかにも怖そうな村田漢方堂薬局に意を決してやって来られた。
さいわい、初回から順調に軽減して、一週間ごとに通われているが、4回目の来訪でもまだ恐々で緊張が取れないといわれるが、実際にアトピーは短期間でずいぶんと軽減している。
好転反応どころか、まったくピントの合ってない漢方薬を中止し、少しはマシな配合に切り替えたおかげで寛解しているのであろう。
服用後に病状が悪化した場合、健康食品の購入先で、それは好転反応だから頑張って続けるようにと強弁されるケースは無数に見られるが、病院の漢方投与においても主治医や薬剤師からも好転反応だと強弁されるのだから始末に負えない。
好転反応など、マレにしか生じないものなので、漢方薬を服用後に病状が悪化した場合は、投与された漢方薬のピントが合ってないのだと素人判断して構わない。
昨今、ウソツキばかりがはびこるロクデナシ国家に成り下がっている日本では、その道の専門家の言うことでも安易に信用してはならないのである。
2007年11月5日のボクチン(3歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:好転反応