2013年10月14日
転移を伴う胆管癌や胆道癌にしばしば投与されるTS-1による副作用の有無
2007年3月3日2歳半のボクチン posted by (C)ボクチンの母
昨今、胆管癌や胆道ガン(原発がどことは断定できない)で、周囲に一定の転移がみられる人たちの漢方相談が偶然続いている。
お二人とも手術不能で、TS-1が投与されているが、お一人はまったく副作用がなく食欲良好。
しかしながら、お一人は吐き気止めが出ていた3日間はなんともなかったが、吐き気止めがなくなった途端に激しい食欲不振と悪心に見舞われだした。
もともとTS-1の副作用は多彩なものであるが、わけても食欲不振や悪心・嘔吐といった消化器系の副作用はかなりな確率で生じるものとされている。
実際にこのために服薬を中止しても疼痛まで勃発し、食欲不振や悪心のために食事も摂れずに、却って免疫力を低下させ、運が悪いと踏んだり蹴ったりのように思えてならない。
いまさらながら近藤誠氏の固形癌に対する抗癌剤の投与に否定的な見解が思い出される。
ともあれ、先月のステージ4の肺腺癌の人たちのように、喜ばしい共時性(シンクロ)を期待したいところである。
⇒2013年09月14日肺腺癌ステージ4のお二人に生じた共時性
2007年3月3日2歳半のボクチン posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 21:43| 山口 ☀| 膵臓癌および胆管癌(肝内胆管癌・肝外胆管癌)や胆嚢癌・ステージ4
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