2013年10月30日のスコちゃん posted by (C)ボクチンの母
3年前だったか、ご高齢ながらネットでみずから調べて意欲的にやって来られたご高齢の男性。
某内臓疾患で西洋医学的には不可逆的な疾患であるため、ご本人は過度に死の恐怖に怯えておられた。
たしかにその疾患は進行すれば危険な疾患ではあるが、過去にも多くの実績のある疾患であるので悲観するには及ばないこと、ほどほど経費はかかるが、やる気でやれば、少なくとも進行を止めるくらいのことはできるかもしれないし、うまくいけば完全寛解に近いレベルに到達する可能性があることを伝えていた。
通常であれば、80歳を超えようかという年齢層の男性は、まことに失礼ながら当方のような繊細で綿密な弁証論治の世界に参入不可能な人たちがほとんどである。
ところが、この男性の場合、ご高齢でありながらもみずからPCを自由自在に操って、当方のHPやブログ類をしっかり理解されて来られるほどの知性を維持されておられたので、中年の聡明な人たちと同レベルの以上の理解力をお持ちだと思われた。
結果、一年足らずでほぼ完全寛解に近い状態に到達してその後2年以上、まったく安定した状態が続いているものの、おりおりに話される死の恐怖が克服できないとお悩みである。
そこで、ヒゲジジイが
「私などは、いまからあの世に行くことが楽しみでしかたがないですよ。
あちにらに行けば、1年前に亡くなった愛猫のボクチンに会えると思うと、実に楽しみだな〜。
人間の魂は永遠不滅なんですよ〜っ。
あの世の真実を知ってごらんなさい、先にあの世に帰えられた親族や友人には必ず再会できるし、可愛がったペット達にも再会できる。
おまけに病気のない世界だから、それはそれはこの世とは違って、想像を絶するほど美しくて楽しいところなんですよっ!」
と本音と真実を披露したところ・・・
まったくウイットのあるご老人で、
「それでは皆に早く死ぬことを奨励するということですなっ?!」
「とんでもない!!! この世で清く正しく美しく生きてこその報いであって、故意に寿命を縮めたり悪の道に染まった人たちは真逆の報いが待ってますよっ!」
と答えたものの、果たしてヒゲジジイの日頃の毒舌に対する報いは大丈夫なのだろうか(呵呵。
2007年3月14日のボクチン(2歳半) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:あの世