2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母
ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳の男性
簡単なご住所 : 関東地方
お問い合わせ内容 : 初めまして、●●と申します。
現在、肝臓の病気で悩まされています。
3年ほど前に、会社の健康診断で肝臓の数値が非常に悪くなり、病院で精密検査をしたところ、特にウィルス肝炎やその他感染症ではなく、肝臓に少し脂肪がついているとのことでした。
しかし、その時の肝臓の数値が脂肪肝としてはあまりにも数値が高かったので、病院からはしばらく様子をみたいと言われていました。その時はウィルス肝炎ではないことに安心してしまい、そのあと病院には通わず、そのまま放置していましたが、去年の人間ドックでも肝臓の数値が非常に悪く、大学病院(◎◎大学)で精密検査を受けました。その結果、肝臓ではなく、胆管に問題があるようだということで、「原発性硬化性胆管炎」の可能性が高いと言われました。
肝臓と胆管の状態を確認するために、病院ではCT、MRI、胃内超音波検査など色々な検査をしましたが、今のところ病名についてはっきりとしたお話はお医者さんから聞いていません。現在は月一回病院に行って、血液検査をして数値を確認しているくらいで、特にこれといった治療は受けられておらず、病気が重くなることを待っているように感じられ、不安です。
一応病院から「茵蔯蒿湯」と「ウルソ」を処方してもらい、毎日飲んでいますが、肝臓の数値に改善はみられていない状況です。
先月の血液検査結果は以下の通りです。
GOT 87 GPT 209 ALP 2113 γ‐GTP 1102
全ての数値が基準値の数倍〜数百倍まで上がっています。
約1年間、毎月検査をしていますが、数値が安定しておらず、上げ下げが結構激しい状態です。
私の体に出ている症状は以下の通りです。・黄疸は出ていない・小便の色が濃いめ(特に朝一の小便)・右上腹部から背中に通る痛みを感じる・最近は消化が良くなく、特にお肉や小麦粉の食べ物を食べると、気持ち悪くなったり、吐き気を感じることもある・大便の色は普通だが、いつも軟便か下痢気味・去年大腸内視鏡を実施し、腸内に多数の炎症があり、潰瘍性大腸炎が疑われたが、組織検査の結果、潰瘍性大腸炎ではなかった・去年は疲れやすいとかだるさを感じることもあったが、最近はあまり感じないちなみに、上記の病気とは
別に、以下の病気についても報告しておきます。・肝臓のCT検査中にたま
この部分文字化けで解読不能
手術を受けた・高校生ごろから、体(特に下半身)に皮膚炎をもっており、病院からは湿疹だと言われてきているが、塗薬では治ってもまた再発してしまい、現在も続いている。
先生のブログを見て先生に一度お会いしたいと思いますが、現在◎◎県に住んでおり、なかなか時間を作るのが難しい状況です。
大変恐縮ですが、私の病気について貴重なアドバイスなど頂けると幸いです。
以上、よろしくお願いいたします。
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
病院でも確かな治療を行ってもらえてないご様子のようで、なおかつ確実な診断も下ってないご様子。しかしながら、今後も引き続き折々の検査を行って経過観察は必須だと思います。
このような場合でも中医学理論にもとづいた漢方薬治療で寛解する可能性はあり得ると存じます。
ただ、これまでの体調(湿疹など)および肝臓のCT検査時に見付かったといわれる病気(ただこの部分のメールは一部文字化けして判読不明の部分がありますが)などを総合的に判断する必要がありますので、当然のことながらお近くで頻繁に通える範囲で中医学に習熟された医師か薬剤師を見つけることが必須となります。
こちらに一度来られたいように書かれておられますが、あえて来られたとしても一度や二度来られたくらいで詳細な弁証論治が行えるはずもなく、状況に応じた配合変化など到底不可能な問題ですので、地元で腰を据えた漢方相談に乗ってもらえる所を見つけるべきだと存じます。
茵蔯蒿湯とウルソの併用ではまったく効果は得られてないご様子ですが、中医学的な漢方相談を受ければ現時点で必要な配合が徐々に見付かるのではないかと思います。
そのためにはやはり頻繁に通える専門家を地元近辺で見つけることが必要です。
当方のブログで過去も繰り返し述べてきたことと同じで、地元近辺で通えるところを見つけるべきだとのアドバイスが精一杯です。
まったくお役に立てずに申し訳ありません。
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母
折り返し頂いたメール:ご回答いただき、ありがとうございました。
私からお伝えしたかった病状について、一部が文字化けしてしまい、ちゃんとお伝えできなかったことは残念だと思いますが、おっしゃる通りに治療のためにはいつも通える近隣の漢方薬局でないと、色々と難しいと思いますので、近いところで漢方薬局を探してみたいと思います。
ありがとうございました。
2006年3月28日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:原発性硬化性胆管炎