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(C)ボクチンの母 「がん放置療法のすすめ―患者150人の証言」などの著書で有名な近藤誠氏によれば、血液癌や睾丸の腫瘍以外の固形癌には総じて抗癌剤投与に対してかなり否定的な見解である。
ところが先日、かなり遠方の某地方から脳転移や骨転移のある肺腺癌ステージ4の患者さんが相談に見えた。その診断を受けて抗癌剤治療を主体に副作用も皆無のまま一年半経過しても無症状のまま、良くもならないかわりに進行するわけでもない。
少なくとも抗癌剤はかなり有効に作用しているものと思われる。
ところが先日聞いたばかりだが、医療関係者の知人の父上が、初期の膀胱癌で転移は見られないので手術受けた後、念のため抗癌剤治療を受けたところ激しい副作用に見舞われて非常に苦しみながら僅か三ヶ月でお亡くなりになった悔しがられていた。
手術だけで済ませて、抗癌剤治療を受けさせなければよかったとひどく後悔されていた。
血尿に気が付いて検査を受けたばかりに、こんなことになるなら検査も受けるべきではなかったのかとさえ思われる。
ところで、数年以上前、このブログでも少し取り上げたような気がするが、血尿に気が付いて検査を受けたところ膀胱癌が発見された。
しかしながら医師の奨める手術も放射線も、あらゆる西洋医学治療をすべて拒否して、漢方薬だけでサポートして欲しいと、決意の固い確信犯の男性が来られた。
放射線だけでも是非とも受けるように進言したが決意は固く、それでも漢方薬類だけで幸いにも3年間以上無症状で過ごしていたが、次第に貧血気味となり、やや遠方から通って来られていたのがいつの間にか音信不通となった。
少なくとも同じ膀胱癌でも抗癌剤がアダとなって僅か3ヶ月で他界されたケースと、あらゆる西洋医学治療を拒否して三年間以上は無症状でおられたケース。
悪性リンパ腫のステージ4で、抗癌剤の効果も一時的だからご家族には絶望的なことを宣告されていたご高齢者が、当方の漢方薬と抗癌剤治療の併用で一年半後には検査上は病巣はすべて消失。
絶望的な宣告を受けたときから既に2年半経過しても再発の兆候は見られない。(漢方薬の服用が激減しているのが心配な昨今ではあるが・・・。)
但し、これなどは抗癌剤の有効性が証明されている血液癌の有利さが漢方薬との連携で理想的な結果が出ている幸運なケース。
また、以前にもこのブログで紹介したスキルス胃癌で卵巣転移まで生じた女性が、手術後の抗癌剤でさらに腫瘍マーカーが爆発的に悪化。
あらゆる西洋医学治療を拒否して、当方の漢方で延命治療のつもりが、短期間で腫瘍マーカーが正常化し、あらゆる病巣もみられなくなり、すでに7〜8年経過して根治状態だが、一生涯、漢方薬を続けるようにアドバイスしている幸運な例もある。
抗癌剤がアダになる人、有効な人、こられの運不運をどのように捕らえるべきか?
近藤誠氏によれば、固形癌に対する抗癌剤は百害あって一利なしに近い発言を繰り返されていたようだが・・・っ。
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(C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 23:30| 山口 |
悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
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