2013年03月30日
通りがかりの老夫婦が「村田漢方はやってるんかいな〜っ?」とあらぬ憶測を大声で(爆笑
老人の憶測バナシに目を丸くするクロちゃん(笑 posted by (C)ボクチンの母
本日は土曜日だから半ドン。
閉店後の夕方、裏庭で上記のようなクロちゃんの写真を撮っていると、裏の通りを通る老夫婦らしき二人のうちの男性が大声で爆笑ものの憶測ばなし。
「村田漢方はやってるんかいな〜っ? 今頃はぜんぜん売れんだろうよっ?!」
一緒に歩く老婦人の方は、ヒゲジジイが庭でしゃがみ込んで猫を撮影している様子に気が付いた風で、気まずそうな表情。
それでも男性の方はまったく気が付く風もなく、大声で独自の憶測を大声でノタマウのであった(苦笑。
もともとこのような品性に欠く御仁たちは、当方の薬局とはまったく無縁の人たちである。
たとえ相談に来られても極めて丁重に、あるいは慇懃無礼に、きっぱりとお断りする(爆笑。
ASC_1581 posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 19:41| 山口 | 近況報告
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2013年03月29日
抗癌剤が有効な人と逆効果の人
ASC_1743 posted by (C)ボクチンの母
「がん放置療法のすすめ―患者150人の証言」などの著書で有名な近藤誠氏によれば、血液癌や睾丸の腫瘍以外の固形癌には総じて抗癌剤投与に対してかなり否定的な見解である。
ところが先日、かなり遠方の某地方から脳転移や骨転移のある肺腺癌ステージ4の患者さんが相談に見えた。その診断を受けて抗癌剤治療を主体に副作用も皆無のまま一年半経過しても無症状のまま、良くもならないかわりに進行するわけでもない。
少なくとも抗癌剤はかなり有効に作用しているものと思われる。
ところが先日聞いたばかりだが、医療関係者の知人の父上が、初期の膀胱癌で転移は見られないので手術受けた後、念のため抗癌剤治療を受けたところ激しい副作用に見舞われて非常に苦しみながら僅か三ヶ月でお亡くなりになった悔しがられていた。
手術だけで済ませて、抗癌剤治療を受けさせなければよかったとひどく後悔されていた。
血尿に気が付いて検査を受けたばかりに、こんなことになるなら検査も受けるべきではなかったのかとさえ思われる。
ところで、数年以上前、このブログでも少し取り上げたような気がするが、血尿に気が付いて検査を受けたところ膀胱癌が発見された。
しかしながら医師の奨める手術も放射線も、あらゆる西洋医学治療をすべて拒否して、漢方薬だけでサポートして欲しいと、決意の固い確信犯の男性が来られた。
放射線だけでも是非とも受けるように進言したが決意は固く、それでも漢方薬類だけで幸いにも3年間以上無症状で過ごしていたが、次第に貧血気味となり、やや遠方から通って来られていたのがいつの間にか音信不通となった。
少なくとも同じ膀胱癌でも抗癌剤がアダとなって僅か3ヶ月で他界されたケースと、あらゆる西洋医学治療を拒否して三年間以上は無症状でおられたケース。
悪性リンパ腫のステージ4で、抗癌剤の効果も一時的だからご家族には絶望的なことを宣告されていたご高齢者が、当方の漢方薬と抗癌剤治療の併用で一年半後には検査上は病巣はすべて消失。
絶望的な宣告を受けたときから既に2年半経過しても再発の兆候は見られない。(漢方薬の服用が激減しているのが心配な昨今ではあるが・・・。)
但し、これなどは抗癌剤の有効性が証明されている血液癌の有利さが漢方薬との連携で理想的な結果が出ている幸運なケース。
また、以前にもこのブログで紹介したスキルス胃癌で卵巣転移まで生じた女性が、手術後の抗癌剤でさらに腫瘍マーカーが爆発的に悪化。
あらゆる西洋医学治療を拒否して、当方の漢方で延命治療のつもりが、短期間で腫瘍マーカーが正常化し、あらゆる病巣もみられなくなり、すでに7〜8年経過して根治状態だが、一生涯、漢方薬を続けるようにアドバイスしている幸運な例もある。
抗癌剤がアダになる人、有効な人、こられの運不運をどのように捕らえるべきか?
近藤誠氏によれば、固形癌に対する抗癌剤は百害あって一利なしに近い発言を繰り返されていたようだが・・・っ。
ASC_1742 posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 23:30| 山口 | 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
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2013年03月26日
続:村田漢方堂薬局の不得意分野
IMGP0071 posted by (C)ボクチンの母
ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
簡単なご住所 : 中国地方
お問い合わせ内容 :
0歳5ヶ月の息子の母です。
アトピーと言われ、どこの病院へ行ってもステロイドを勧められ、ステロイド以外で治したいと思い、漢方を探していたところ、こちらのホームページを見付けました。
ブログも読ませていただきましたが、乳児の漢方相談は行っておられないのでしょうか?
P3251576 posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
残念ながら小児や子供さんの漢方相談は、アトピー性皮膚炎に限らず、他の疾患でも漢方相談は行っていません。
ネットで調べれば、アトピーの赤ちゃんや子供さんを得意にされている漢方薬局や漢方クリニックがたくさん見つかるのではないでしょうか?
とりわけアトピー性皮膚炎における当方の流儀は、病院のように先生の指導通りを墨守させるやり方ではなく、漢方薬局の利点を活かして、服用者自身が状況に応じた臨機応変の配合変化をみずから行えるように徹底したアドバイスを行うやりかたですので、理解力のある成人男女でなければ不可能なのです。
ましてや五ヶ月の赤ちゃんとなると、あまりに幼すぎて考えただけでも途方に暮れてしまいます。
悪しからずご了承下さいませ。
IMGP1296 posted by (C)ボクチンの母
ラベル:アトピー性皮膚炎
posted by ヒゲジジイ at 18:44| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2013年03月25日
村田漢方堂薬局の不得意分野
IMGP9724 posted by (C)ボクチンの母
ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 20歳〜29歳の女性会社員
簡単なご住所 : 関東地方
お問い合わせ内容 : はじめまして。ご多忙中のところ恐縮です。
これまで、統合失調症、神経症、適応障害、うつ等、色んな診断を受けてまいりました。
私としては、7割症状が緩解すれば良いと考えております。
今は、西洋医学の薬は服用していません。
これまで、漢方薬は、保険適用のものを服用していた時期がありましたが、効果がよくわかりませんでした。
下手な薬局に行くより、最初から本気で、先生に診て頂きたいと考えています。その方が、結果近道だと考えています。
先生は、統合失調症等苦手な治療対象とされておりますが、私のように病名が、医師によって異なる場合も、やはり苦手な対象とお考えでしょうか。
現在、辛うじて就労しておりますので、費用は捻出できますし、長旅に耐え得る体力精神力はあります。
また、先の病気が、苦手な理由は如何ほどな理由でしょうか。
愚問でしたら申し訳ありません。
無論、先生のブログを拝読したので、おおよそは予測しています。
ご一読頂き、お返事頂けますと、幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
IMG_4746 posted by (C)ボクチンの母
お返事メール:
苦手な理由は、たとえば数学が得意な人、数学が苦手な人、それぞれに得意不得意があるのと同様です。
赤ちゃんや子供さんの漢方相談も同様に不得意です。
したがって明らかにこちらで苦手とする分野のご相談は、残念ながらキッパリとお断りさせて頂いております。
ところでネットで検索すると、それらを得意とされる漢方薬局さんも見られるようですので、そちらに当たられた方が無難かもしれません。
取り急ぎ、お返事まで。
IMGP9714 posted by (C)ボクチンの母
折り返し頂いたメール:
ご多忙中にも関わらず、早速のお返事ありがとうございました。
人それぞれ得意、不得意があるということですね。
他の薬局を探してみます。
お身体ご自愛下さいませ。
IMG_4802 posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 20:16| 山口 ☀| 徹底したポリシー
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2013年03月21日
新人さんの漢方相談には1〜2時間はかかる
IMGP1006a posted by (C)ボクチンの母
最近、小太郎さんから補陽還五湯(ホヨウカンゴトウ)エキス製剤が新発売されたので、頚椎症による両親指のシビレにどの程度効果があるか? 補腎剤(ヒゲジジイの場合は杞菊地黄丸)と併用で試験的に服用している。
一週間服用した感触ではシビレの範囲が両親指とも明らかに範囲が狭くなっているが、店頭で実際に販売に使用するかどうかはまだ考慮中。
ともあれ、昨今は季節の変わり目らしく、お問い合わせ電話が頻繁で、受付嬢はお断りするのに日々苦労している模様。
真剣に漢方相談を行うには、一人に最低でも30分、多くは1〜2時間かかることがほとんどだから、本気の人しか受け入れるつもりはないので、お電話のお問い合わせのほとんどはお断りしておくに限る。
たとえば、単なる便秘症でも実際にあった二人の例。
一人は病院の薬を含めて薬局などのあらゆる便秘薬で激しい腹痛が生じて連用できないので、漢方薬を求めに来られた。
来られたタイミングは、ちょうど長時間の相談客が続いた後だったので、(タバコ休憩のため)ちょっと待って頂けますか?といえば、外のクルマで主人を待たせているので・・・と急かされるので「時間がない人の相談は無理ですね」というこちらの返事に、
「来なけりゃよかったっ!」という捨て台詞を残して退散。ヤレやれっ
もう一人の女性もまったく同様の便秘症。
詳しく弁証論治を行おうとすると、突然躊躇してもじもじするので、それなら止めときましょうと逃げかけると、まだウジウジとして煮え切らない。
人に紹介されて来られたという割には当方の流儀をこころえないらしく、本人の悩みは大きい割にはたかが便秘で詳しい相談なんてっと信じられない様子。
こちらもばかばかしくってやってられないのだが、ようやく意を決して相談時間1時間を超え、渡した漢方薬の10日分の価格のあまりの安さに本人はびっくり仰天。
10日後、再来して前回とは違って平身低頭。お陰でびっくりするほど快便が続いて腹痛もほとんどなく、うれしくってウレシクッて、今回は一ヵ月分まとめてもらっていいですか?とのことだった。
単なる便秘症で通常の便秘薬で激しい腹痛を訴える人はとても多い。といっても相談時間をかける割には最初に出す漢方薬は僅かな価格で済むことが多いのだが、相談時間だけは悪性腫瘍や難病系統の漢方相談と異なるところは無い。
だから本音では単なる便秘くらいでは相談に来て欲しくはないのだが、本当に真剣であればこころよく受け付けているのが現実である。
といっても村田漢方堂薬局の現実は、当方の漢方薬類のサポートで癌や悪性腫瘍の経過が良好な人達によるご紹介などにより、各種の初期癌のみならず進行癌や転移癌の漢方相談が最も多い。
ともあれ、当方の漢方薬のサポートで急に体調がよくなった癌患者さんが検査も上々とて、嬉しさのあまり主治医に「漢方薬も飲んでますっ!」と告げたところ、「そんなもん飲まんでもイイっ!」と怒鳴られたということだった。
当方の漢方薬は各地の医師のご家族のファンも多いのだが、この例は単に主治医のプライドが傷ついて反射的に発した無責任な発言に違いない。
IMGP1011a posted by (C)ボクチンの母
ラベル:補陽還五湯(ホヨウカンゴトウ) 頸椎症
posted by ヒゲジジイ at 08:13| 山口 ☀| お気軽やお気楽、迷っている人・無礼な人・クレーマー予備軍の漢方相談お断り
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2013年03月14日
ガンと漢方(東海地方の美人薬剤師さんからのおたより)
クロちゃん posted by (C)ボクチンの母
おたより:東海地方の美人薬剤師
2月14日の先生の記事に全く同感です。
人というのは、悲しいかな、喉元過ぎれば・・・で、ピタリと調整できた漢方で、ガンがすっかりと陰を潜め、”もう治ったのでは?”と油断して、勝手に飲む量を減らしたり、1日おき・・・そしてしばらく服用しなくても変わりないと判断して、止めていた・・・・等の後に再発して右往左往する・・・というような例がしばしばあります。
来局のたびに、ガンは手強い病気で、決して侮れないこと、生活習慣や食習慣、心の持ち方等に明かな気づきと転換が見られない限り、見かけ上大人しくなっても再発する可能性があるから十分に気をつけていただくように申し上げても、”お金が続かない・・・”等の正統と思えるような理由をもって弁解される方が多い。
そもそも、ガンが消えたり、腫瘍マーカーが正常値になっても、まだまだこの状態では発ガン閾値をウロウロとしているところなのだということが、頭に入っていないために、このような結果になるのだと思われる。
そして、再発したときの弁証は、複雑化していることも多く、調整がとれていたときの処方では上手くいかないことも多い。
漢方はお金がかかるから・・・という理由で止めて、素人判断による温め療法を徹底して、失敗される例もある。
冷えがあるところには、炎症を作りやすいこと。
人体の炎症システムを上手く利用して増殖の機会を狙っているのがガン細胞であること。
したがって、寒熱を調整するバランスは、扶正と祛邪のバランス同様、細心の注意を払って行わねばならないこと。
等が、理解不足だったのだと思われる・・・・。
その点、長い間の漢方ファンの方は、本当に発ガン率が少ない。
何らかの漢方薬を続けておられたり、その都度漢方で調整していれば、自律神経系、免疫系、ホルモン系のバランスがいつもとれやすくなっていて、大事に至ることは少ないようです。
そして、素直な方は、よく治りますね・・・・大切なことです。
最愛のボクチン posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 08:26| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
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2013年03月09日
あの世があることを確信している人が意外に多いが・・・
_IGP0417 posted by (C)ボクチンの母
前回のブログの内容には意外にも直接的な反響がとても多かった。
人は死なない。言い換えればあの世は存在すると確信している人が意外に多いのである。
その中には医師や薬剤師も含まれるし、理系の大学院卒業者など、理系人間にも実に多い。
あの世では先立たれた最愛の人や溺愛したペットに必ず会えるので ・・・と言いかけると話の途中で腰を折られて「そんなこと当然じゃないのっ」と言う常連さんやお馴染みさんも多い(苦笑。
とおっしゃるなら因果応報、この世で善行を積まないまでも清く正しく生きてないと、あの世ではとっても辛い思いをすることになるそうですが、アナタは大丈夫ですかねっ?と冗談めかして脅してあげる。
ともあれ、ちょっと興味深い話しでは東大理学部卒業の某氏の書籍にはヘミシンクを体験して、2020年には人類が二極分化しているという未来を見て来たと書かれている。
自然環境に恵まれて穏やかに暮らす人々と、戦争に明け暮れる人たちの二極分化という話である。
そしてその発端は今年2013年前後からはじまるとされているが、恐怖の未来像である。
それにしてもこられの予言が当たれば、現実にも一触即発の世界情勢から、今にも火花が一気に散りそうな実に物騒な時代に突入していることになる。
この予言が当たればヘミシンクもたいしたものだと評価されるだろうが、当たらなければヘミシンクの真価が問われることになるだろう。
ところで、ヘミシンクの体験者が2年前の東北大震災の予言を行ったという話しは今のところ耳に入って来ないが、もしも予言した人が皆無とすればっ、なんだかね〜っ。
DSC06102 posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 23:32| 山口 | 近況報告
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2013年03月05日
漢方薬を信じる信じないはご勝手だが・・・
1歳半のクロちゃん posted by (C)ボクチンの母
お医者さんの中にはいまだに「漢方薬は信じない」とおっしゃる人達があとを絶たない。
様々な疾患で西洋医学治療で思わしくないので、当方の漢方薬を利用しはじめると薄紙を剥がすように自覚症状の改善が得られたところで、嬉しさのあまり主治医に漢方薬を利用していることをうっかり?告白した。
一頃のように罵声を浴びせるお医者さんは皆無となったようだが、それでも上記のように「私は漢方薬は信じませんからねっ」と、まるでいかがわしい新興宗教かのように唾棄するかのように吐き捨てられ、唖然とさせられた人もいる。
本音はきっとお医者さん自身が医療用の漢方を患者さん達にさまざま投与してみたが、滅多に効果が出なかった苦い経験から「漢方薬は信じない」という発言となったのではないかと勘ぐってしまう。
漢方薬をまるで死後の世界があるとかないとの問題と同列に置かれても困る話しだが・・・。
ところで、死後の世界はないと信じている医師が多いのは当然のようではあるが、意外にも東大医学部教授の矢作直樹氏は「人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索- 」という本を大真面目に書かれておられる。
世の中、お医者さんも十人十色ではありますが、
あなたは漢方薬を信じますか? 信じませんか?
死後の世界があることを信じますか? 信じませんか?
という問いかけこそ実に愚問となりつつある。
宗教的なドグマでもあるまいし、信じる信じないは実に問題外と言っても過言ではない時代がすぐそこまでやって来ている。
後者の問題においては、古くはスウェーデンボルグや臨死体験の諸著作で世界的に高名なキューブラー・ロスを出すまでもなく、昨今流行のモンロー研究所で開発されたヘミシンクを体験した人達の話しによると・・・
水掛け論になってもいけないので、本日はこのへんで失礼。
しばしばどことなく哀愁を帯びていたボクチン posted by (C)ボクチンの母
ラベル:医者の常識は世間の非常識
posted by ヒゲジジイ at 22:54| 山口 | 医者の常識は世間の非常識
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