2012年12月19日

ノロウイルス感染症に対する漢方薬


6月初旬はまだこんなに元気だったボクチン posted by (C)ボクチンの母

 寒くなってから変異型のノロウイルス感染が大流行しているとテレビ報道が連日流されている。

 西洋医学的には治療法が皆無といわれるノロウイルス感染症だが、これまで例年見られたノロウイルス感染症には、中医学や漢方の世界では五苓散や藿香正気散(カッコウショウキサン)に板藍根(板藍茶)の併用で、容易に症状が改善され短期間で回復していた。

 中医学的というか中西医結合医学的には、板藍根(板藍茶)の重要性は計り知れないが、日本では医薬品として許可されておらず、それゆえ品質的にも濃度的にも、各メーカー間の格差は想像以上に大きく、一流メーカーでさえ、驚くほど低濃度で使い物にならない品物も目に付く。
 このような日本国における板藍根の取り扱いについても分かるように、いかに日本が漢方薬の後進国であるかを証明する一端でもある。

 ともあれ、今年の変異型のノロウイルスに対して、例年通りの方法がどの程度通用するかは不明であるが、試してみる価値は大いにあるに違いない。


ボクボクに追われて助けを求めるボクチンの懐かしい面影 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 14:08| 山口 ☁| ウイルス感染や細菌感染(痔瘻や各種歯科疾患など) | 更新情報をチェックする