2012年07月19日
【最終章】金属バットで襲う最も凶暴な子の親に電話をかける
ZZZ_5412 posted by (C)ヒゲジジイ
また今回も前回の続き。
聖職者ではないただの労働者である日教組の先生方には頼れないどころか、いじめられる方にこそ問題があると ただの労働者に過ぎない担任まで悪ガキどもに加担する発言が飛び出すに及んで、親子ともども四面楚歌に追いやられた。
治外法権の異様な世界である中学校では、もしかしたら一般社会で通用する「正当防衛」は成り立たないかもしれないが、こうなったら殺されるよりも反撃して刺し違える覚悟で、そのときに備えて素手で応戦する手段を伝授することにした。
すなわに父親が8年間毎日一日も欠かさずサンドバック相手の練習だけは欠かさなかったボクシングの正式な手法である。
現実的な問題として、素人が人を殴ると、しばしば自分の手も打撲を負って極端な場合は殴った手を骨折することもあり得る。それは正しくナックルで当て、腕ではなく腰でパンチを繰り出すなどの方法を知らないからである。
これ以上の詳細を書くのは憚られるが、身の危険を感じたときにだけ、明らかな正当防衛でなければ、使わない約束で毎日まいにちサンドバックに向かってストレートやフック、アッパーなど、無理やり愚息に教え続けたのだった。
最初は拒否気味だった愚息は、次第にうまく打てるようになると、精神的にも安定して自信が漲って来る様子には親の方が青天の霹靂! 驚くばかりの変わりようには少しの安堵感が芽生えて来た。
悪ガキや日教組の労働者教師たちのせいで大事な息子が殺されたり自殺されてはかなわない!、というハラハラドキドキの毎日だったからである。
愚妻の方は金属バットを振り回す最も凶暴なガキの親に電話をかけ「お宅のご主人のお勤めはどこですか?」といきなり切り出した。
これは予想外に覿面効果があり、授業中に背後から襲う金属バットの攻撃はパタリと止んだ。
しかしながら、クラス全員による陰湿なイジメと暴力はこれで止んだわけではなかった。
ところで、ヒゲジジイの親友の警察官の息子がイジメを受け続けていた問題は、実際には中2のときのことで、既に解決していたのだった。
治外法権の中学校にはこれ以外に解決策はなかったようだと渋々真実を話してくれた。
あまりに暴力的なイジメが続くので、とうとう体格の良い彼の息子は反撃に出て多少ながら相手を傷つけてしまったそうである。
明らかな正当防衛ゆえ、それ以上問題は大きくならずに済んだが、それ以来、イジメはなくなったということだった。
そして我が息子は、中間テストの初日が終わった帰宅前、またも絡んでくるイジメ。
二日目のテストを受けさせまいとする嫉妬深い男の腐った連中の暴言と暴力。
窮鼠猫を咬むのたとえ通り、クラスの男子全員を相手に、自分は無傷のまま、全員をナックルでなぎ倒し・・・これもちろん実話である。
我が息子は全員をなぎ倒し、女子生徒からは「◎◎君素敵〜っ!」という声さえ飛んだ・・・
その後、恐怖の集団暴力はパタリと止んだのだった。
ZZZ_5413 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 07:22| 山口 ☁| 日本残酷物語
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