2012年06月30日

肺癌で病巣が大き過ぎて手術不能を宣告されながら漢方薬を飲むうちに手術可能となって根治した実例

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IMG_8342 posted by (C)ヒゲジジイ

 患者さんは現在、肺がんが根治してご健在で現在も極少数ながら現在も予防で継続服用されている。
 といっても当方とのご縁は15年前、肺癌の病巣があまりにも大き過ぎて、近隣の大きい病院の3つともに手術を拒否されていた。
 そこで当方の多種類の漢方薬類と少数の健康食品を併用され続け、その間にご家族の医師が、手術を敢行してくれそうな病院を遠くまで探し続けておられた。

 そのうち、漢方薬類の効果か、病巣が少し縮まった風であり、もう少し小さくなれば手術が可能になると言ってくれる病院が見付かり、当方の漢方薬を継続しながら抗癌剤を点滴投与されたところ、一段と小さくなったので、手術を敢行してもらって一応の摘出は成功した。

 当然このように病巣が大きかった場合は、今後の転移が最も懸念される。そこで漢方薬類と健康食品はお守りがわりにしっかりと継続服用された結果、いつの間にか転移が見られないままいつしか5年が経ち、しばらくして根治と断定されるに至って、気に入ったものだけを継続服用され続けて現在に至るのだが、既に15年近く経っているのだった。

 まさに光陰矢の如く、時間は直ぐに過ぎ去って行く。

 なお、癌細胞の種類を当時聞きそびれており、また10年前から二度と癌の話しはしないでくれと釘を刺されているので、いまさら癌細胞の種類を訊ねることもできない。

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IMG_4187 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 22:45| 山口 ☔| 肺癌(ステージ4および脳転移や骨転移も含む) | 更新情報をチェックする

2012年06月29日

蓄膿症が原因の後鼻漏は治りやすいのだが

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KSC_6427 posted by (C)ヒゲジジイ

 最近の新しい漢方相談の中に、原因不明の後鼻漏で来られた人があった。様々な耳鼻咽喉科にかかってもすべて無効。
 漢方専門医院では胃が原因と断定されて点滴と漢方薬を半年続けたがこれも無効。
 困り果てて人に紹介されて来られたが、蓄膿症が原因ではないだけに、過去の経験からは藿香正気散(カッコウショウキサン)が適応するタイプであれば、かなり速効が得られるが、そうでもない場合いは相当な根気勝負となる場合がある。

 ひるがえって蓄膿症が原因の後鼻漏の場合は、遅かれ早かれほとんど根治に導けることが大多数である。
 たとえば、最近も超有名な大学病院の耳鼻科に数年通ってほとんど無効だった女性が、当方の漢方薬で順調に経過して一年すぐる頃には、ほぼ根治状態で既に丸二年が経過しょうとしている。

 このことから考えると、漢方で比較的容易なケースが多い、蓄膿症による後鼻漏すら超一流の大学病院耳鼻科ではほとんど無効であったということは、一部の分野では中医学のみならず漢方医学にも遥かに劣る部分があることをあらためて認識せざるを得ない。

 蓄膿症による後鼻漏のみならず、帯状疱疹後神経痛や偏頭痛や三叉神経痛などなど数えれば枚挙に暇がないほど極めて広い領域で、各種病院治療でもほとんど無効だった例が多い。
 ところが、中医漢方薬学では比較的容易にしっかりと寛解に導けることが多いのだから、漢方薬の優位性をますます認識せざるを得ないのだった。

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KSC_6392 posted by (C)ヒゲジジイ

2012年06月26日

柴朴湯証と思われても多くは適量の麦門冬を加える必要があること

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BSC_8106 posted by (C)ヒゲジジイ

 当時は子供さんの病気で病院で治してもらえない呼吸器系疾患やアトピー性皮膚炎、虚弱体質など、わけ隔てなく漢方相談に乗り、その後根治された人が成人して、他の病気の相談に来られるケースに遭遇する機会が増えている。

 ところが一部の人達は、当時の病状がかなり重症だったために、長期間の体質改善を目指して成人になっても現在に至るまで続けられている人もおられる。

 そのお一人が最近、補充に見えられたのが柴朴湯(サイボクトウ)と八仙丸(麦味地黄丸製剤)の併用である(イオン化カルシウムなども併用)。
 すでに十数年以上、愛用されている配合方剤であるが、当時は重度の小児喘息であったが、この方剤で次第に体質改善が行われ、極めて頑丈な体格・体質に成長され、既に社会人である。

 また、最近も病院治療で治らない慢性気管支炎の中年女性が、柴朴湯に少量の麦門冬湯を加えてやや速効が得られている。

 柴朴湯は日本漢方で繁用方剤となっているが、三十数年前、慢性気管支炎の女性に煎じ薬で飲んでもらいながらも一向に効果がはっきりしないところへ、思案の末、僅か麦門冬3gを加えたところ、著効を奏し、二度と大発作を起こさなくなった。⇒中草薬万段13:麦門冬(麦門冬3gの威力)拙著:「求道と創造の漢方」より

 当時はまだ日本古方派的な考えからようやく少しずつ脱皮しかけたころとて、中医学的な麦門冬の配合意義を定かに言えるほどの知識はなかったが、これらをきっかけにますます中医学理論に傾倒して行くことになった。

 それはともかく、燥性の強い柴朴湯に麦門冬を配合する必要があった所以は、注意が必要な漢方薬の中に書いている通りで、
《顧氏医鏡》で指摘されているように、肺は嬌臓(脆弱な臓器)であり、寒に対しても熱に対しても抵抗力に乏しく、さらには湿に対しても、また燥に対しても抵抗力に乏しいので、麦門冬一味によって大量の温燥薬の行き過ぎによる肺陰の損傷を未然に防止し、肺陰を保護するのである。
 この機微を会得すれば、柴朴湯証のほとんどの人が、麦門冬一味を適量加える必要があり、エキス製剤を使用するケースでは、柴朴湯製剤に多くは八仙丸(麦味地黄丸製剤)や少量の麦門冬湯を加えるなどの配慮が必要となるであろうことは想像に難くないはずである。

 蛇足ながら、補気建中湯中の麦門冬の配合意義を中医学的に研究されると東洋医学の深遠さをますます感じることができるだろう。

 これらの考察は日本漢方ばかりを信奉する限りは永遠に分析不可能な世界であり、それゆえ日本漢方に中医学を取り入れることが必須であると確信し、新たに中医漢方薬学を提唱するに至ったのであった

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BSC_8087 posted by (C)ヒゲジジイ

2012年06月23日

しゃっくりの漢方薬のご相談

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IMGP5822 posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 地 域 】:関東
【 具体的なご職業 】:薬剤師
【 お問い合せ内容 】:
いつもブログを拝見し、勉強させていただいております。
まだまだ勉強不足で、アドバイスをいただけたらと思います。
80歳台の男性患者さんの相談です。

長期間(10数年)続く、しゃっくりに悩んでいらっしゃいます。
一番最初は、ゴルフをした後に、アルコールをたくさん飲んで出始めたようです。
その後、症状が出たり、やんだりを繰り返しています。
現在、しゃっくり自体は弱く、話をするのも大変そうです。
食事をたくさん摂った後に出始めることが多いそうです。
既往症は心筋梗塞のほかに、服用薬より高尿酸血症、前立腺肥大です。
ひざから下の浮腫がひどく、赤黒くて触ると熱を持っています。
ほかに尿失禁、ほほのピクツキがあります。

舌の状態は、私の所見では、淡紅色で白苔、苔自体に小さいひび割れがあります。

血府逐瘀丸に旋覆花代赭石湯と考えておりますが、いかがでしょうか。
抗血栓剤や、抗凝固剤の服用もあることから、血府逐瘀丸の使用も迷っております。
よろしくお願いいたします。

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IMGP5894 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:
> 一番最初は、ゴルフをした後に、アルコールをたくさん飲んで出始めたようです。

ということはおそらく冷たいビールを飲んで肝胃虚寒を誘発したものと考えられます。

> 舌の状態は、私の所見では、淡紅色で白苔、苔自体に小さいひび割れがあります。

における淡紅色で白苔は肝胃虚寒を裏付けるものと思われます。
ただ、苔自体の小さいひび割れは、舌質そのものに裂紋が波及していることが考えられ、年齢的な老化による肝腎陰虚が潜在している可能性がありますが、シャックリには直結しない部分だと思われます。
以上のことから、やはり呉茱萸湯エキスを少量から試してみるとよいと思います。

下肢の浮腫と熱象は、上述の肝腎毀損による陰虚火旺の知柏地黄丸などの証が合併している可能性がありますが、シャックリだけをまず軽減するには、冷たいビールを飲んだ後に発生したことが明らかであれば、まずは呉茱萸湯エキスの少量から試してみるのが順当だろうと思います。

但し、肝胃虚寒が明らかではなく、中焦に明らかな熱証が認められる場合は、呉茱萸湯は禁忌となりますが、
舌の色が淡紅色であり、その赤みが少なければ少ないほど中焦の虚寒が存在する可能性が高くなります。
とりわけ中焦の寒熱をしっかり確認してみられる必要があると思います。
なお、しゃっくりや呉茱萸湯関連の参考文献としては

取り急ぎ、お返事まで。

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IMGP5830 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 12:55| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

メール相談の限界━葛根湯を愛用される人が苓桂朮甘湯や牛黄では動悸・発熱・息苦しさなどの不快反応

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ESC_0614 posted by (C)ヒゲジジイ

おたより:東海地方の美人薬剤師

 6月16日の熱中症のブログの処方をみて、真底驚いてしまいました。
 服用された方はさぞ辛かったことでしょう。

 それにしても、ここ3年ほど、このような症状で悩まれる方の多いこと。
 それだけ気候の変化が激しいということでしょう。
 特に、寒冷が続いたのち、いきなり温度が上がる現象がここ数年続いており、十分に体が順化できないことが大きな原因のようです。

 これらの症状に悩まれる方の傾向として、
1,ガン治療、強い薬物治療、長い持病などで、体力を消耗している方
2,更年期に入り、肝血、腎陰が不足し、ホルモンバランスが乱れている方
3,ストレス、過労、寝不足、運動不足等の不養生がたたり、自律神経のバランスが崩れている方
 が多いようです。

 西洋医学的には、エネルギー産生されたATPの7割は基礎代謝に使われるそうで、その大半が、暑さ寒さ、気圧の変化、湿度の変化等にまかなわれるそうです。
 基礎代謝が落ちて、持ち分のエネルギーが少なければ、当然こういった環境の変化に対応できず、体に不具合が生じてきます。
 中医学的には、気血津液精が足りていないか、うまく巡っていないというところでしょうか・・。

 特にこちらでは、気虚湿熱型の方と気陰両虚型のタイプが多く見られ、中には矛盾するようですが、この二つの性質が混在するタイプも見られ、舌もコロコロと変化することがありますので、注意深く弁証し、微調整せねばならないことも多いようです。

 おとといの台風通過の日は、”今日はこんな暴風雨なので、ヒマな一日になりそう・・・”と、たかをくくっていたら、眩暈、動悸発作で来店する人、電話相談等がひっきりなしで、夕方まで昼ご飯お預け状態になりました。
 こちらの薬局で気圧の変化を観測していたのですが、何とたった8時間で32ヘクトパスカルも急降下していたのですから、無理もありません。
更年期の私自身も、3年前だったら、倒れていたかもしれませんが、必死で2年間、肝腎不足を補った結果、びくともしませんでしたよ!

 とにかく、根気が入りますが、このような状態で悩まれる方は、普段から軽い運動を心がけて、汗をかける体(熱を籠もらせないこと)になっておくことや、温冷浴、乾布摩擦、耳の温灸等で、自律神経の反応と左右のバランスの調整を行っておく養生が必要ですね。

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IMG_7964 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:いつもブログへのご協力ありがとうございます。

 熱中症が増えるこの時期、こちらでも通常の弁証論治にもとづく方剤ですんなりと解消する人が多いのですが、弁証論治が面倒な人は単味の牛黄製剤でも著効を奏することが多いので、牛黄の愛用者は尽きません。
ところが、この牛黄、各社、牛黄の仕入れ価格が高騰して悲鳴を上げており、こちらも仕入れ価格が高騰してやりにくい世の中です。

 それはともかく、前々回のブログの熱中症後遺症の女性にも、次善の策として牛黄単味のカプセルを試してもらったのですが、何となんと、これだけ条件が揃っているのに、牛黄を服用して数時間もしないうちに、動悸と発熱と呼吸の苦しさを発するというのですから、次回の服用を断念してもらったところです。

 やはり遠方でのアドバイスは不可能なので、直ぐに効果はでなくとも、地元で気の会いそうなところで気長く通い詰めるのがべきだという結論でその後のアドバイスは終了しました。

 動悸・発熱・息苦しさといった牛黄の最も得意とするところですが、牛黄を服用してさえ、このような不快反応が生じること自体、矛盾だらけで、この調子ならあらゆる漢方薬で不快反応が生じかねないので、これ以上のアドバイスは打ち切らせてもらったところです。

 なお、さらに不思議なことは、首の真裏を冷やして気持ちが良いといわれる人が、折々に葛根湯を愛用されていて、この葛根湯による不快反応はなく、むしろ愛用されて平気だというのですから、このような矛盾した反応の申告にはもはやメールでのアドバイスは困難であり、たとえ直接来られても対処不能であろうとさえ思わせるお話しばかりでした。

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ESC_0391 posted by (C)ヒゲジジイ



posted by ヒゲジジイ at 07:17| 山口 ☔| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2012年06月21日

アトピー漢方専門ブログに分割移転することになりました

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ESC_0397 posted by (C)ヒゲジジイ

 このブログも既に千五百回以上の膨大なものになりましたので、少しでも減量するためにも、アトピー性皮膚炎関連の最近書いた主なものは、アトピー専門ブログに移転することにしました。

アトピー漢方専門ブログ

 現在アトピーで通われている人で、このブログを参照されている人も多いと思いますが、すべて移転するのは大変な作業なのでそれは一応断念して、古い記事はそのままこのブログに残します!!!

と合わせてご参照下されば幸いですが、このブログにも引き続きアトピー関連記事をまったく書かないというわけではありません。
あまりに膨大になり過ぎたブログですので、アトピー関係の内容は、主として上記のアトピー専門ブログに書くことが多くなるだろう、というだけのことで、それほど頻繁に更新するつもりもありません(苦笑。

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ESC_0490 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 17:10| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする

2012年06月16日

熱中症の後遺症にいずれの病院も漢方薬局からも温熱薬ばかりを奨められて副作用の連続

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KSC_6034 posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:40〜49歳の女性
【 職 業 】:会社員
【 地 域 】:中国 地方
【 お問い合せ内容 】: 2度目の御相談をさせて頂きます。
熱中症により体調を崩した者です4/6ご相談)。

 いつもHPを読ませて頂いてます。 と言いましても専門的な内容は私には難しすぎて、主に写真の方を楽しませて頂いてます。
 先生のHPの中で「温め療法」について書いておられるブログを見て相談させて頂きました。

 先生に御相談しました4月以降も漢方専門医に通い、他の専門診療科医院でそれぞれの病名を付けられ、それぞれの薬を処方されました。
 結果症状は変わらず、専門の診療科ではそれこそ、専門内での病名しか出てこないんだと改めて感じました。
 又それと同時に中医漢方薬への思いが強くなりました。

 地元で中医学の薬局をさがしておりましたら、丁度新聞公告にて中医学医師による漢方相談がある事を知り、漢方薬局へ相談に行きました。
 症状を「フラフラして」とだけ言った所、冠元顆粒と婦宝当帰膠を1ヶ月分処方されました。
 冠元顆粒を飲んで1日目で発熱しグラグラしましたが(もともと微熱感あり)1週間飲みましたが改善せず、2度目の相談に行きましたら、清営顆粒と冠元顆粒を半分の量でと言われ半分量を服用しましたが、清営顆粒を飲むと腹痛がし、やはり発熱しました。1ヶ月間量を1/3にしたり、食後に飲んだりしましたが改善せず、3度目の相談では「婦宝当帰膠で様子を見ましょう」と言われました。

 その後、友人より良い漢方薬局があると聞き相談に行った所、ある程度の体質の質問はされました。
 体質等として、寒冷じんましん、円形脱毛症、爪が2枚にわれやすい、朝の頭重感、最近副鼻腔炎になり、まだ粘性の透明の痰が喉にくっつく。
 自分では冷え性ではないと思う(冬に靴下をはいて寝るくらい)、むくみ無し、現在は常時フラフラ感があり、微熱感もある。
 熱中症になってから体調を崩した等々細かく伝えたつもりです。

 そうした所「血流を良くし、身体を温め、血を増やしましょう」と言われました。
 処方は、苓桂朮甘湯とレバコールを2週間分です。
 その日の夜から上記薬を服用したところ、次の日には発熱し、眼球がむくむ感じや頭痛をともないました。
 2日間飲みましたが症状は改善せず再度相談に行った所「桂皮がダメだった」言われ、真武湯に変更になりました。

 真武湯を飲みましたら、また発熱と動悸。今度は内臓が煮えるような肺から熱い息が出る様な感じでした。
 やはり2日間飲み続けましたが、症状は改善せず3回目の相談にいきましたら、
「熱は気のせいでは?自律神経がおかしくなってる」と言われ「レバコールだけで様子を見て下さい」と言われました。

 家に帰り体温を測ったら37.4度ありました。処方された漢方薬を止めたら発熱はおさまりましたが、微熱感はまだあり、肺〜喉元が熱く重い感じがとれません。
 私の場合少し貧血があるので血を増やすのは納得できます。

 私への処方も身体を温めるものが含まれてると思うのですが、微熱感のある人にも温めの処方はするものでしょうか?
 服用後発熱するのは、やはり何かが違うのではと素人ながら思うのですが。

 私の発熱の症状は先生の言われている温め療法の副作用で、実はむやみに温めてはいけないのでしょうか?。
 もしくは、温めるのは正解だが、温める処方が私にフィットしてないだけでしょうか?。

 こちらでは漢方専門薬局は多くありません。その中の老舗の2箇所に、ただ「様子を見ましょう」と言われてしまい、またまた行き詰ってしまいました。

 先生の所へ伺いたいのはやまやまですが、先生の言われる「相当な覚悟」が私にはまだ出来てません。
 こちらから下関までは●時間半ほどで行くことが出来、関東、東北の方々と比べれば恵まれていると思いますが、 道中に体調が悪くなったらという不安感がり、どうしても踏み切れません。
 よって、申し訳ないと思いながら2度目のメールでのご質問になってしましました。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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KSC_6041 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:今回の詳細なメールを頂いて、些か驚いている次第です。

 下品な表現ですが、どいつもこいつも漢方薬局を名乗る資格のない配合ばかりで、病人を見たら冷えが原因だと決め付けたような漢方薬ばかりが出されるなど、本当に馬鹿者共が夢のあと、という感慨を持たざるを得ません。
 清営顆粒以外の方剤はすべて温熱薬ばかりで、とりわけ苓桂朮甘湯で熱証がますますひどくなり発熱や頭痛まで生じているのに、桂皮の温性どころではない熱性薬物の最高峰である附子の配合された真武湯を投与するとは、どうにも救いようがない薬局です。

 そもそも苓桂朮甘湯の服用の反応で、明らかな熱証が強いことが判明しているはずなのに、清熱薬に切り替えるならまだしも、さらに追い討ちをかけるように真武湯を出すとは言語道断!

 ともあれ、前回のご質問時に繰り返し書いていますように、貴女の病状には清熱舒筋法が主体になるだろう、あるいは上焦に鬱熱や湿熱が篭っているのではないかというヒントを書いていたはずですが、今回の温熱薬ばかりの投与を受けた反応からは明らかに熱証が主体であることは歴然としています。

 おそらく首の真裏を揉むと気持ちがよく、その同じ真裏を冷やすと気持ちがよいのではないかと想像しますが、舌を直接見ることができないので、それ以上の類推は不可能です。

 ところで一週間前に、アトピー性皮膚炎の男性が、関西の中医学では超高名な医師のところで2名、アトピーの漢方で有名な医師のところで1名、それぞれの医師のところで治らずやってこられました。
一時はよいときはあっても、いずれの医師のところでも、次第に腹部が冷えだしてアトピーは小康状態となり、一向に改善しないばかりか、腹部の冷えや寒気を訴えても、患者さんが多いために流れ作業になるのか、一向に配合を変えてもらえず、とうとう愛想を付かして実家が山口県にあるので、当方にやって来られるようになりました。(6日で2割改善)。
 前者の2名の医師は、腕と知識があっても患者さんが多過ぎて、それをさばくのに精一杯のようで弁証論治もクソもなかったようです。

 ともあれ、残念ながら、こちらに来られない人にはこれ以上のアドバイスは不可能です。
 当方ではいつもブログで書いていますように、(こちが嫌がっても)食らい付いて真摯に頑張れる人しか受け付けておりません。
 とはいえ、貴女の場合は体調がよくないために来られないのですから、このような通信は酷なことでしょうけど、これがメールでアドバイスできる精一杯のところです。
 あしからずご了承下さい。

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KSC_6044 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:早々のお返事ありがとうございます。
 2度目のご相談だったので、お返事いただけるかドキドキしてました。

 前回のご相談時に「清熱舒筋法」のアドバイスを頂いてましたので、すぐネットで調べ「体内の熱を冷まし筋肉の動きを伸びやかにする」事が私の治療法の主体であるのだと理解したつもりでしたが、行く薬局薬局で発熱する処方をされるので、もしや風邪になった時などよく「温めて汗を出して熱を冷ます」効果なのかと思ったりしてました。(汗は全く出ず乾いた熱感でしたが・・)。

 やはり、言語道断!だったのですね。附子が熱性薬物の最高峰なんですか。
 どおりで身体が燃えてる感じでした。

 疑問に思ったら薬剤師さんに聞くべきでしたが、「これを飲んだらもしかしたら良くなるかも」と言う期待や願いの方が大きかったのだと思います。

 首の真裏は冷やすと凄く気持ちが良いですが、揉むと「豚の角煮の脂身部分」を押しているような感覚で手ごたえが無い感じがします。

 今は、これからどうしたらいいか考えてます。
 先の2件の漢方専門薬局には行くつもりはないので、もう少し範囲を広めて探してみたいです。
 諦めず色々と試してみます。

 不思議と村田先生にスパーンと裏表のない率直なお返事を頂くと爽快と言うか気持ちが楽になります。
 本当にありがとうございました。

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KSC_6049 posted by (C)ボクチンの母



posted by ヒゲジジイ at 07:51| 山口 ☔| 熱中症や冷房病 | 更新情報をチェックする

2012年06月15日

以前ご子息(乳幼児)の心疾患でご相談を受けていた(ブログへは不掲載)親御さんからのお便り

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IMGP5708 posted by (C)ボクチンの母

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳の男性
簡単なご住所 : 九州地方
具体的な御職業 : 調理師
お便り : 村田先生の御サイト、毎日拝読させて頂いております。

 以前、先生が乳児の漢方薬相談に非対応なのを承知の上で、愚息(現在1歳3ヵ月)の先天性心疾患(心室中隔欠損)について御相談差し上げ、先生の御助言を後押しに手術を受ける事を決し、現在術後6ヵ月、お陰様で予後は良好であります。

 現在、息子は足のみに慢性湿疹及び喘息(夜間〜朝方に発作)が見られますが、先生の患者様に比べたら蚊に刺された程度の症状です。

 しかし、小児科のお決まりのステロイドや新薬の処方、また地元漢方薬局の処方では、数ヶ月服用しても改善せず、辟易しておりました。

 先生が幼児対応であるなら…と身勝手に思いますが、御サイトの処方例よりヒントを得て、痒みを取ってやりたいと茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)を服用させたところ、当日より掻き癖が止まり、驚きました!

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IMGP5690 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 茵陳蒿湯はとても便利な漢方薬です。

 最近のことですが、大人たちが愛用しているはずの当方で販売している茵蔯蒿湯をアトピーの子供たちに親の判断で飲ませたところ、よく効いたよ!という報告を2例もらっていますが、大人たちが自己責任でやることなので文句も言いませんが(笑。
 
 結果オーライですねっ!

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IMGP5685 posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:お返事恐縮致します。

 先生の過去の記事に、インチンコウトウは舌が黄色、黄疸に適用と記述があり、愚息が生後間もなく黄疸だった事を思い出し、素人の山勘で試したところ、大変良い結果だった訳です。

 先生のブログのお陰様で、私のような漢方の門外漢に、息子の治療が出来ました。

 勝手ながら、今後も御ブログを参照に、自己責任の上での息子の治療をさせて頂きます (笑)

 ありがとうございました。

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IMGP5631 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 07:19| 山口 ☁| 漢方薬の即効例 | 更新情報をチェックする

2012年06月13日

3年かかって脳内眼球の裏側の腫瘤が増大し脳圧亢進症状をともなった脳腫瘍

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IMGP5623 posted by (C)ボクチンの母

 この方も現在10年来の漢方の大ファンとなって様々な漢方薬方剤を愛用中で追跡調査が常に可能な婦人。

 当時、その三年前の検査で脳内の眼球裏に小さな腫瘤らしきものが存在するので定期的に検査を受けるように医師から厳命されていたのに、放置しておいた。

 ところが今から5年くらい前だったか、頭痛や急な高血圧やフラツキなど脳圧亢進症が疑われるような症状を相談されるので、即刻病院で検査を受けるように進言すると、案の定放置していた眼球裏の腫瘤がかなり大きくなっているので20日後にMRI検査をする予定が組まれた。

 前回ブログで書いた肝硬変と腎不全の合併症の人のご家族だけに、当方の漢方薬を過剰なくらいに信頼されて、次回の検査までに何とか消してしまいたいという何とも無理難題の依頼である。

 できるだけのことはやってみるとして後は医師の指示を仰ぐべし、ということで、もしや脳内の腫瘤の内容物が水分が豊富なものであれば、五苓散を主体にした配合で消失した例が過去にもあるので、様々な中草薬とともに中心の方剤は五苓散とした。

 ご本人は検査が怖くて予定よりも遅らせてしまい、一ヶ月以上を過ぎてしまった。ヒゲジジイの催促によりようやく重い腰を上げるころには脳圧亢進症状らしきものは完全に雲散霧消していた。

 検査の日、病院から突然喜びの電話がかかって来た。
 主治医が「あギっ&%#!ないっ!!!?」と喚くように叫んでいたのよっ、と。

病み上がりのボクチン
病み上がりのボクチン posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 23:29| 山口 ☀| 脳腫瘍・各種悪性腫瘍による脳転移・ステージ4 | 更新情報をチェックする

2012年06月11日

B型C型肝炎合併による肝硬変と腎不全の漢方薬を常用されて10年以上

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ZZZ_4741 posted by (C)ボクチンの母

 既に当方の漢方薬を継続服用されて10年以上が経過する。それゆえ現在も追跡調査可能のケース。

 当時、B型C型肝炎合併による肝硬変と腎不全による激しい掻痒を伴う皮膚炎が重症化し、本病とも相俟って病を悲観され旧仏教系の高名な寺院にお参りに行った折、管主さんから紹介されて来られたのだが、あまりの重症度に命に関わる状況ゆえ、お断りせざるを得ないと判断して、丁重にお断り申し上げた。

 何とか痒みだけでも軽減してもらえれば、肝硬変や腎不全のことはあきらめているので、痒みだけでも、というたっての懇願であった。
 それなら茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)をご紹介するから、そちらの地元でも入手できるはずなので・・・と、逃げの一手で穏便にお引取り願う努力ばかりしていた。

 当方の出方はいかにも残酷な応対のように思われるかもしれないが、この難しい時代に後々のトラブルを避けるための石橋を叩きたくなるのは当然で、命に関わる重大な段階で、安易にお引き受けして、もしも効果が出なかった場合、あるいはたとえかなりな効果が得られたとしても、最終的にお亡くなりになった場合、日頃は見向きもしなかった有象無象の身内と称する連中から、あらぬ言いがかりをつけられたた過去のトラウマが消えないのである。
 クレーマーが多い現代社会では過剰なほどの保身は不可欠である。

 しかしながらご夫婦の真摯な態度とたっての依頼により、当方の漢方薬でやれるだけのことはやらせて頂こうということになり、茵蔯蒿湯を主体に牛黄製剤や浮腫に対する方剤など、かなり複雑な配合を熱心に服用され、一年経たない間に、もっとも苦しまれていた皮膚の掻痒は完璧に消失し、同時に下半身にかなり高度な浮腫があったのもいつの間にか消失。

 数年経つうちにはB型肝炎ウイルスの抗体を獲得し、腎不全は検査値正常化。C型肝炎ウイルスも同時にほぼ排除され、微量検出されるときと皆無の繰り返しレベルに落ち着いている。

 基本的にほぼ寛解状態がここ5年以上安定して続いているが、途中、食道癌の前癌病変を発見され、手術の予定を組まれたのを中草薬の追加によって消滅し、手術を免れたという冷や汗もののハプニングもあった。

 現在も朝晩2回の継続服用を持続され、ご一家で当方の漢方薬の大ファンとなられている。

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ZZZ_4712 posted by (C)ボクチンの母


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ZZZ_4743 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 08:09| 山口 ☀| 肝臓癌・肝細胞癌・肝硬変・ステージ4 | 更新情報をチェックする

2012年06月06日

線維筋痛症に見る寒熱の流動性について

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AAAA2614 posted by (C)ヒゲジジイ

 冷えが原因で生じた疾患でも、必ずしも温めたほうがよいとは限らない。
 卑近な例では真冬にバス停で待っている間に冷え込んで膀胱炎になったという例でも、カイロで温めてばかりいると病院の猪苓湯では治らず、カイロを止めてもらって保険のきかない猪苓湯に切り替えたところ速治。

 猪苓湯は水熱互結による湿熱に対する清熱利水、滋陰止血の方剤である。冷えで生じた膀胱炎であるのに、どうして清熱利水の方剤が著効を奏するのか?よく考えてみるがいい。

 風寒湿邪が原因とされる関節リウマチでも、各地の病院や漢方薬局で附子剤ばかりを投与された人達が、次第に関節部に実熱としての熱性炎症を蓄えるようになって却って激しい疼痛が生じているケースも日常茶飯事。

 困って当方にやって来られれば、寒熱錯雑証として扱いなれているので、ほどなく関節部の赤い腫れは消えて行く。
 
 先日もアトピー性皮膚炎の女性が、地元の医師のところで数年以上、寒熱併用の方剤を様々に投与されいた。
 そこまではまだよかったが、アトピーの原因は冷えにあると昨今流行の火神派にかぶれたか、附子剤や温補剤を投与されるので、却って痒みが取れなくなり、それを何度申告しても、冷えが原因だからと頑固に温熱薬の投与を押し通される。
 辟易して遠路はるばる、当方にやって来られたという次第。

 前置きがとても長くなったが、たとえ発病の原因や誘引が冷えだったとしても、温めれば治るというものではなく、温めてばかりいると却って逆効果になるケースも多いことを証明したかっただけ。

 そこで表題の線維筋痛症の患者さんのケース。
 どこの病院に行っても疼痛が取れずに当方にやって来られ、冷えの極限状態に近いため、真武湯に補血活血、袪風除湿の方剤を併用してもらうことで、順調に疼痛が取れつつあってとても喜ばれていたはずが、急転直下、上部の熱感と疼痛が勃発し、頭痛と吐き気すらともなうようになって来た。

 あれほど速効がでて喜ばれていた真武湯であったが、直ぐに中止してもらい、清熱舒筋、補血活血、袪風除湿の配合に切り替えてもらったところ、次第に落ち着いて来た。

 上焦の諸症状がしっかり落ち着いたところで、上熱下寒を配慮して、再度試しに真武湯の少量を再開してもらったところ、再び上半身が温まり過ぎて頭痛が生じる。そこで直ぐに真武湯をまたもや中止。

 結局のところ清熱舒筋、補血活血、袪風除湿の配合で順調に疼痛が軽減しており、現在時点では到底、附子剤を使うほどの冷えは存在しなくなっていることが分かる。

 陰陽寒熱は常々変転し流転するので、慢性疾患のほとんどが冷えが原因だからと言って、温めることばかりを考えることがいかに短絡的で幼稚な考であるかが分かろうというものである。

 温めることばかりに専念していると、一時はよくても病状によっては陰陽寒熱が一瞬にして逆転し急転直下に病証が激変することもあるので、常々、陰陽寒熱の生々流転していく過程における現時点での病機をしっかり把握し、その時々に応じた臨機応変の配合が必須となる。

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AAAA2661 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☀| 線維筋痛症 | 更新情報をチェックする

2012年06月04日

子宮頸部高度異形成がレザー治療後3ヶ月で再発し2年間の医師の漢方でも無効だったものが3ヶ月で治癒

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_IGP0543 posted by (C)ボクチンの母

 数年前、遠路はるばるやって来られた三十代の医療関係従事の女性。

 ヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus HPV)による子宮頸部高度異形成で、レザー治療するも三ヶ月で元の木阿弥になった。そこで自費の高額な医師の漢方治療を受けること2年、定期検査では状態は変わらず、とうとう遠方の本州の端までやって来られた。
 子宮頸部異形成は高度異形成では子宮頸癌の前癌病変とされる。

 そこで弁証論治にもとづく方剤とともに、中草薬やロシアなどで抗ウイルス作用や抗癌作用があるといわれるものを集めて併用してもらったところ、僅か3ヶ月でパピローマウイルスも異型細胞もすべて消失。

 レザー治療のときのこともあるから、太鼓判を押されるまで連用するようにアドバイスしていたところ、ほどなくして主治医の太鼓判が押された。

 子宮頸部異形成は自然治癒することも多いとはいえ、高度異形成では子宮頸癌の前駆症状あるいは前がん状態であることが多いとされる。

 しかも、この女性のようにレザー治療を受けても3ヶ月で再発し、2年間に亘る医師による高額な自費の漢方治療を受けても不変であったものが、当方の漢方薬を始めたとたん、このような短期間で治癒したのは、こちらの漢方薬が大いに貢献したことに間違いないだろう。

 その後、数年経つも二度と再発は見られていない。

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_IGP0286 posted by (C)ボクチンの母 

2012年06月02日

チョコレート嚢胞の術後に生じた鼠径部子宮内膜症のしこりと疼痛に対する漢方薬

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KSC_5381 posted by (C)ヒゲジジイ

 以前、関東から上記の病状で、地元の大学病院でも手術が不能であり、たとえ手術しても少しでも残っていれば子宮内膜症が色んなところに飛び散るだけだからという理由で、鼠径部の疼痛に耐えられないので、痛みだけでもとってほしいと遠路はるばる毎月通って来られる人があった。

 当然、病院では低用量ピルなど様々に投薬が行われても、いずれもすべて無効。

 そこで村田漢方堂薬局の定石通り、牛膝散製剤に猪苓湯を重ね日本漢方とはまったく無縁の中草薬類を加えてようすを見るも、一時的に効果があったもののしばらくすると元のレベルに戻ってしまった。

 数ヶ月通われるうち、以前虫垂炎を繰り返し、その都度抗生物質で散らしているが、今度発症したら摘出手術が予定されていた。
 それをヒントに細菌感染が絡んでいるのではないかと勝手な想像を巡らし、これまた日本漢方とは無縁のその筋の中草薬を高濃度で併用してもらったところ、悩ましかった鼠径部の疼痛は激減し、腫瘤も自覚的に柔らかくなり小さくなったということだった。

 しばらく続けるうち、今まで手術不能と断言されていた主治医が手術可能だと言い出して、めでたし、メデタシではあるが、もしかして漢方薬には負けてはならじと、プライドが許さなかったのかどうかっ???

KSC_5314
KSC_5314 posted by (C)ヒゲジジイ