2012年02月28日

B型肝炎のご相談

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IMG_0971 posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:40〜49歳の女性
【 性 別 】:女性
【 職 業 】:自営業・フリーランス
【 地 域 】:関東
【 お問い合せ内容 】:

 肝炎検査でB型肝炎と判明しました。とくに不調はありません。知らなければなにも感じなかったと思います。

 インターフェロン治療などは、考えていません。(一人で運営している店で、休むと生活できないため)。

 正しく服用すれば、漢方は副作用のないものだという認識です。

 今現在 体調等 変わったことはなにもありませんが、予防のためなにかしら手をうったほうが賢明なのか、なにごともなければ、生活に気をつけて漢方といえども服用しないほうがいいのかわかりません。

 肝炎とわからなければ、なにも考えなかったと思いますが・・・。

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IMG_0963 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 お返事が大変遅くなりましたが、B型肝炎と診断されて、どのように行動をされるかは個人個人の人生観の問題ですので、なんともお返事のしようがなかったからです。

 たとえば、進行癌や転移癌などで、あるいはステージ4と診断された人でも、西洋医学治療に専念される人、あるいは西洋医学治療と漢方薬を併用される人。

 抗癌剤などの激しい副作用に堪えられず西洋医学を断念して漢方薬に賭ける人(これは以外に多い)。

 のみならず、あらゆる治療を断念し、苦痛が出るときだけ一時的に対症療法を受けるだけの達観した人など。

 癌のような重大な疾患でもこのような現実がありますように、すべては人生観に関わる問題ですので、残念ながら何のアドバイスもできません。

 取り急ぎお返事まで。

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IMG_0947 posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール

 お返事ありがとうございました。各々の人生観ですね・・・納得しました。

 B型肝炎になったのも、生血輸血が原因だと思います。

 しかし、それがなければ、もともと私の命はなかったのですから、恨んでもいませんし、悲観もしていません。

 漢方 西洋医学 自分で節制して免疫力を高めて予防する、できることを上手くチョイスしていこうと思います。

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IMG_0933 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 23:47| 山口 ☔| 慢性肝炎、ウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎など) | 更新情報をチェックする

2012年02月27日

ステージ4で主治医から薬局漢方を奨励される人と中止を勧告される人の違いは・・・

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GSC_1664 posted by (C)ヒゲジジイ

 いずれも当方の漢方薬を服用して体調が改善されているケース。

 同じステージ4の癌患者さんでも、漢方薬の服用を中止するよう勧告されるケースと、奨励されないまでも二つ返事で許可をもらえるケースと二通りに分かれるのはなぜか?

 但し、服用者の固い決意で、漢方薬を服用中であることを決して主治医に告げない人も多い。

 漢方薬の服用中止を勧告されるケースは、想像に難くない。
 治験ではないにしても治験に類したものや臨床研究的なデータ取得の上で、漢方薬の介入が邪魔となるからである。

 乳癌の肺転移のある患者さんが、あるいは製薬会社から依頼された健康食品まがい(βクルカンの類)のものを大学病院の教授から患者さんが実際に依頼され、漢方薬の中断を勧告または依頼された実例もある。

 逆に言えば、漢方薬の効果を認めていることなのだから、断じて中止するつもりはないという意思堅固な剛の患者さんもいる。

 一方では上述の乳癌の肺転移の女性のように医師の依頼に従って、体調が良くなっていた漢方薬類をすべて中止して数ヶ月、一気に転移が拡がって涙ながらに後悔した女性もおられた。(その女性に健康食品まがいのものの臨床データ取得のために漢方薬を一時中断させた某大学教授はその後、ほどなく遠くへ移動となった。)

 最近は以前と違って、ステージ4ともなれば、漢方薬類の併用を告げると、大いに奨励する主治医すら増えているのだが、いまだにデーター取得のために、このように漢方薬類の中止を勧告する冷酷な医療機関もある。

 患者さん本人にとっては命のやり取りをする人生最大の難関にさしかかっている時に、一部の大学病院の教授の要請により、製薬会社に依頼されたβーグロカンごとき健康食品の臨床データー取得のための実験台にされ、クオリティ・オブ・ライフを蔑ろにする冷酷な現実。

 最も教養人であるべき医療人のトップランナーたる一部の冷酷な医師たちが蠢く人間社会。

 これだからヒゲジジイは次第にひねくれて、人間嫌いが嵩じて、鳥や猫など動物にしか気が許せなくなっている(苦笑。

雀の集団も闘争社会
雀の集団も闘争社会 posted by (C)ヒゲジジイ

 
posted by ヒゲジジイ at 23:30| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2012年02月25日

NHKが病院の漢方の宣伝するとは・・・

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見事にカウンターパンチがヒット! posted by (C)ボクチンの母

 本日土曜日の19時30分から、NHKの「夜なのにあさイチ」という番組で「漢方スペシャル」を一時間半にも亘って、要するに医師の漢方薬を賛美する宣伝放送。

 この番組自体が、どんな政治力が働いて実現されたかは様々に想像されるところだが・・・

 ひと昔前までは、ほとんど多くの医師たちは、漢方薬を蔑み、馬鹿にして、中には罵詈雑言まで吐いて、漢方薬を敵視する医師もかなり多くいたほどである。

 ほんの数年前でも、某大学病院ではこぞって漢方薬を頭から否定し、その大学では漢方薬の「か」の字でも話そうものなら、ケンモホロロに患者さんは罵られた。

 けっしてオーバーに書いてるのでもなく、実際にその言葉の暴力にあった末期癌の患者さんが青くなって当方に報告された事実がある。
 その大学病院ではこの患者さんに限らず、大学病院全体がこぞって漢方薬を否定し続けた事実を様々な多くの患者さんから同様に伝え聞いている。

 もしかしたら現在でも相変らずの漢方薬を否定する確信犯かもしれないと危ぶんでいる。

 テレビで医師の漢方を宣伝するほど喜ばしい話ばかりならよいが、現実には巷の医師達の漢方で痛い目にあって、西洋医学も駄目、医師の漢方もダメ、それで止むを得ず自費の漢方薬局に訪れる患者さんたちがとても多い現実がある。

 先日もこのブログで書いたばかりだが、麻黄細辛附子湯と小青竜湯を同時に保険漢方エキス剤で投与するとても危険で無知な医師が後を絶たない。

 それでなくとも漢方知識が皆無に等しい医師達が、適応する確証もないまま、麻黄湯や小青竜湯ばかりでなく大建中湯や芍薬甘草湯が派手に乱用される。

 西洋薬のような重大な副作用は滅多にあり得ないからといって、いつかまた過去の小柴胡湯乱用事件の時のような社会問題を起こさなければよいがと、危惧している漢方専門の医師や薬剤師は日本全国に多い。

 ともあれ、放送された内容は、案の定、中医学とは無縁な日本漢方による治療ばかりで、かくして若い女医さんたちが活躍できる場があるのだな〜と、ほほえましくもありましたね〜(笑。

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IMGP9611 posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 22:30| 山口 ☁| 病院の漢方薬 | 更新情報をチェックする

2012年02月23日

帯状疱疹の後遺症(帯状疱疹後神経痛)

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FSC_6452 posted by (C)ヒゲジジイ

 昨年から男性の帯状疱疹後神経痛の漢方相談が続いている。8年も病院治療を受けて、まったく効果がなかったという人もいる。

 最近も、やはりあらゆる病院治療で、頓服が僅かに効く程度で、頭部の疼痛と全身のピリピリ感がともなって長く通院しても一向に改善の兆しが見えない人など。

 いずれも10日以内に複数の漢方薬の併用で一定の効果が認められる。

 例によって男性達は根気がない人が多いので、我慢できる程度に疼痛が軽減すると、服薬を怠り勝ちであるが、命にかかわるわけでもないし、漢方薬を中断して再発しても自己責任の問題だから、こちらの知ったことではない。

 それはともかく、以前だったら弁証論治や随証方剤で桂枝加朮附湯がフィットして喜ばれることが多い時代もあった。

 しかしながら昨今ではここ十年以上、帯状疱疹の急性期にしばしば当方で使用する方剤の組み合わせが、そのまま帯状疱疹後神経痛にも通用するのではないかと考えるに至った。

 現実に帯状疱疹後神経痛歴がとても長い人でも、いずれも急性期に使用する方剤の組み合わせを飲んでもらうと、いずれも10日以内に一定の効果が出ている。

 もっと症例数を重ねて病名投与が可能という結論が出れば、具体的な方剤を語ることも出来るだろう。

 それにしても帯状疱疹後神経痛で来られる人が昨今やや目立つが、西洋医学ではそんなに無力なのだろうか?

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FSC_6415 posted by (C)ヒゲジジイ

2012年02月22日

大往生したけりゃ・・・

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DSC04680 posted by (C)ヒゲジジイ

 中村仁一著『大往生したけりゃ医療とかかわるな「自然死」のすすめ』という幻冬舎新書。

 現在読んでいるところで、

 第二章「できるだけ手を尽くす」は「できる限り苦しめる」

 というところで中断している。

 就寝前5分間の睡眠薬代わりの読書だから、薄い本でも読破するまでにはもう数日はかかるだろうけど、この書をよみながら様々な現実にあった残酷な事例を思い出す。

 ここでそれらを書くのは、現代社会では昔のように楽には死ねないシステムとなっている現実を暴き証明することにもなるのだが、石頭たちに反論されるのが煩わしいので端折る。

 ただ一つだけ医師である叔父が逝く折に遭遇した事例だけをかいつまんで書いておきたい。

 高齢の医師自身が老衰のため食事不能となり入院。
 担当医には身内の医師たちが重々に胃瘻などの延命処置は不要であり、自然に安らかに逝けるようお願いしていた。

 ところが妻だけになったところで、担当医は「いま胃瘻をしないとあとあと後悔しますよ!」と脅迫まがいで胃瘻を迫った。

 拒否しきれぬところまで追い詰められた妻なる人は、友人の医師にも応援を頼み、胃瘻をしないことを担当医に約束させてもらった。

 医師同士の世界でも、この書籍の第一章のタイトルのように「医療が”穏やかな死”を邪魔している」現実。

 ましてや一般庶民こそ逆に老衰という現実が受け入れられずに「できるだけ手を尽く」して欲しいと望んで、昔のように楽には死ねない現実を招いている。

 中村先生曰く「できるだけ手を尽くす」が、「できる限り苦しめて、たっぷり地獄を味わわせる」とほぼ同義とか。

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DSC04780 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 09:47| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする

2012年02月20日

あの頃は一体なんだったんだろう?

目の前に降り立ったハイタカ
目の前に降り立ったハイタカ posted by (C)ヒゲジジイ

 あの頃というのは若い頃のこと。

 漢方相談で初回から少し効果が出て、それでも微調整の必要を感じて数種類の配合方剤中の一つを実験的に他の方剤に切り替えて、効果を比較して欲しいと、現在と同じことをやっていた。

 にもかかわらず、当時はこの微調整実験を行ってもらうと、多くの人がそのまま無音となって二度と来られることはなかった。

 若者の頃だから、まだワカモノならバカモノと同類と見られていたに違いない。

 だから当時は効果が出た配合方剤を滅多なことで微調整できなジレンマを感じることが多かった。

 うっかり微調整の話を持ちかけると、こちらが自信がない若造、ヒヨッコと侮られて、いっぺんに信用を落としていたものらしい。

 ところが一方では素直にこちらの右顧左眄、試行錯誤に付き合ってくれ、研究熱心な若者としてますます信頼してくれる人が常に少数おられた。

 その少数の人達が毎年僅かずつ増え続けて、今日の多くの常連さんが生まれることとなったのだった。

目の前に降り立ったハイタカ
目の前に降り立ったハイタカ posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 23:17| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2012年02月18日

タミフルと共に医師から処方された禁忌に近い危険な配合、小青竜湯合麻黄附子細辛湯

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IMG_1311 posted by (C)ボクチンの母

 遠方のお馴染みさんが、インフルエンザA型にかかり高熱を発して受診。

 タミフルと共にコカール錠、小青竜湯と麻黄附子細辛湯が処方されたが、タミフルを飲んで半日で解熱。

 その時点で、これらの漢方薬を飲むべきかどうかの問い合わせがあった。

 残っている症状は節々や頭痛が少し残っているのと咽喉の腫れ。熱は36度。

以下はヒゲジジイの返事の一部

 これら(小青竜湯合麻黄附子細辛湯)には、麻黄と細辛が両方とも重なっており、とっても危険!!!な配合です。

 このとんでもない配合はブログに掲載もので、中医学の専門家でなくても日本流の専門家でさえ、絶対にしない配合です。

 とても危険な組み合わせなので服用しない方がよいです。

 いつもの天津感冒片と板藍茶なら無難です。
 また、タミフルはしっかり指示通り服用することは必要です。

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IMG_1312 posted by (C)ボクチンの母


posted by ヒゲジジイ at 07:59| 山口 ☁| 病院の保険漢方による誤投与あるいは危険な配合 | 更新情報をチェックする

2012年02月16日

薬は地元で調達して漢方相談だけを求める稀有な人

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IMG_1076 posted by (C)ヒゲジジイ

 地元で漢方薬を調達して、漢方相談だけをこちらに求める稀有な人が、昨年秋、お断りしたはずなのに、また今年もやって来られた。

 遠路はるばる数県以上も向こうの都府県からである。

 昨年の10月、調達するその地元の漢方薬局でよく相談すべきで、当方は慈善事業ではないよと説得してかえってもらったはずだが、また今年になっても性懲りなくやって来られた。

 なまじいに親切心を出して処方のヒントを授けたのが却って侮られたに違いない。

 普通の人なら胃弱で済ませるレベルの心気症的な問題で、ネットで病気や漢方知識を得たことが妄想に妄想を生んで、予期恐怖に恐れ戦いている風である。

 今回も、きっぱりお断りするも、やはり様々なヒントを与えてしまった。

 我ながらお人よしぶりにあきれ果てる。

 今回は、忙しい土曜日に居座られて、余計なエネルギーを使って、閉店後は疲労困憊でダウンしてしまった。

 当方は慈善事業ではない、と断言しながらも、結局は無料で慈善事業をさせられている(苦笑。

 泣く子も黙るヒゲジジイが上手に操られるなんて〜、前代未聞のことであった。

 要するに今回の訪問も、地元の漢方薬局からも、あきらかに心気症的な訴えに呆れられ、行き場を失ったからまたやって来たという虫のよい話だった。

 遠路はるばる、稀有な人であった。

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IMG_0978 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 21:29| 山口 ☀| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2012年02月15日

偶然同じ病気の人が重なる日、本日は腎不全やネフローゼなどの腎臓病5名

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IMG_0557 posted by (C)ヒゲジジイ

 偶然、同じ日に同じ病気の漢方相談が重なることがあるが、本日は腎臓関連。

 慢性腎炎や腎不全に腎臓結石など。

 先日は肺腺癌の人達ばかりが3名、しかも偶然、同じ年齢の人達ばかりだった。

 一人は腎不全から脱出して社会復帰できた人。

 一人は遠方の痛風を発症してようやく疼痛が消えたところで、諸検査によりやや腎機能が低下していた。

 一人は当方の漢方相談とは無関係ながら、腎臓に巨大な石があり、難儀な手術でようやく石が除去できた某メーカーさんの仕事上の取引先の社員さん。

 もう一人は腎不全で、クレアチニンやBUNがようやく下がりかけている人。

 そしてもう一人は腎不全の極め付きで、すでに透析が週に2回のところ3回になりそうで、そうなると会社を辞めざるを得ないという切迫した状況で来られ、さわいに当方の漢方薬によって透析回数を3回に増やさずに済んで、ずっと10年以上、週に2回の透析で健康を維持している常連さんの漢方薬の補充購入。

 腎臓関連の漢方相談者4名と取引先の外交さん1名を合わせると合計で5名。
 よくも同じ日に腎臓病の人ばかりた続いたものだ!

 まあ〜これだけ重なれば奇遇としか思えない。

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ZZZ_9360 posted by (C)ヒゲジジイ


ラベル:腎不全 腎臓結石

2012年02月14日

義理チョコをもらって最もありがた迷惑な連名チョコ

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IMG_8308z posted by (C)ボクチンの母

 当然、実話である。

 上司に女子社員数名が駄菓子に近い安物チョコを連名で贈る。

 それに加わっていた心ある女子社員がある年にハッと気が付いたという。

 辛党の上司は好きでもない安物チョコレートをもらって苦笑している。

 上司は一人ずつにお返しをしなければならない大幅な出費。

 のみならず男が一々面倒なことだろう。

 お返しをもらった若い女子社員たちは儲かったね、とたわいなく喜んでいる。

 それを見てますます二度と参加するまいと決心したという。

 そのこころある女子社員は、長く勤めた会社の定年をもう直ぐ迎える。

 村田漢方堂薬局のお馴染みさんから最近、聞いたばかりの話である。

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IMG_4918asss posted by (C)ボクチンの母

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IMG_4919aaa posted by (C)ボクチンの母

 
posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 🌁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする

2012年02月13日

猪苓湯合茵蔯蒿湯で生き延びるボクチン

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ASC_5656 posted by (C)ヒゲジジイ

 数年前から歯肉炎が悪化し、それでも抗生物質のクラリスでなんとか小康を保っていたが、昨年にはとうとうクラリスも効かなくなって万事休すの状態だった。

 あらゆる漢方薬は服用を拒否するし、クラビットを飲ませると嘔吐する。飼い主に似て繊細でデリケートだからイヤとなったら断固拒否される。

 それでも何とか宥めすかして、最後の手段とばかり、猪苓湯を飲ませると意外にスンナリ飲んでくれた。そこで茵蔯蒿湯も混ぜて服用させると毎回服用を嫌がるが、さいわいに吐き出すことはない。

 これが想像以上に著効を奏して今年になって化膿性炎症が軽減して元気モリモリとなって食欲も回復した。

 以来、濃厚な化膿性の粘液が漏出することはなくなり、出ても比較的透明な唾液に近い粘液が漏出する程度になって安定している。

 昨年秋からボクボクいう迷い猫が住み着いているが、ボクチンが食べ残した食事をしばしば食べているが、感染することもなくスクスクと育っている。

 ボクチンに遊んでもらおうとしばしば喧嘩をしかけられてボクチンは迷惑顔。
 だから先日、ボクボクは去勢してもらったが、生来温厚なボクチンは去勢をしないままだが、ヤンチャ盛りのボクボクを止むを得ず受け入れている。

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AAAA1301 posted by (C)ボクチンの母

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ASC_5390 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 07:46| 山口 | 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

漢方薬が的確に奏効して社会復帰できた女性たち

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AAAA1123 posted by (C)ヒゲジジイ

 かっこよく「漢方薬が的確に奏効して社会復帰できた女性たち」とタイトルにしたものの、一部の人では折々の配合の微調整に苦労を重ねたケースもあるにはあるが・・・

 最終的にはめでたく昨年だけでも社会復帰を果たせた女性たちは数多い。

 腎不全から脱出できた人。

 アトピーがしっかり緩解して安定した人達。

 社内のいじめに合ってパニックとうつ症状で家に引きこもっていた人。

 學問に邁進し過ぎて慢性疲労症候群様の病状に陥り、西洋医学ではお手上げ状態になっていた人。

 長い年月、様々な種類の頭痛が交互に続いて、一般病院では手に負えず、大学病院まで何年も通って治らず、医療用の桂枝茯苓丸など様々に漢方薬を投与されても無効だった人など・・・

 いずれも家に引き篭もって外に出て仕事をするなどトンでもない状態だった20〜40代の女性たち。

 中にはグラビアアイドルのような美形の女性たちが本当に複数!!!(笑。

 気立てのよい人達ばかりだから、社会復帰するにあたって就職先やパート先も直ぐに見つかって、いずれも現在、元気で活躍している。

 いつも笑顔で漢方薬の補充に来られるのを見ていると、漢方薬局冥利に尽きる。

 中には三十数歳になった誕生日にやって来て、元気で歳を取れたことが嬉しいと、おめでとうと言ってくれと要求される。

 「えっ!? 女性が歳を取ってバアサンに近づくのを、こちらからオメデトウなんて言えっこないよ〜っ」と頑固ジジイ。

 「それでも私は嬉しいのっ! だからオメデトウくらい言ってよっ」とのたもう女性心理が分からない。

 すると受付嬢が、元気で社会復帰出来てこうして誕生日を迎えられたことが嬉しいのだから、トウエンボクを言わないで、オメデトウくらい言ってあげたらどうなのよっ、と叱られるのだった。

 それにしても、どうして女性が三十代で次第にババア〜に・・・ムムっ

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AAAA1120 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 00:02| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2012年02月08日

肺腺癌の人達が重なった翌日に気になる「長生きしたければがん検診は受けるな」という意味深長な週刊現代の記事

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BBBB4149 posted by (C)ボクチンの母

 本日の読売新聞に掲載された週刊現代の宣伝記事に新潟大学医学部教授、岡田正彦氏の記事。

 副題には「早期発見・早期治療で寿命は延びない。それどころか、CTなどの検査にはこんなに害がある」と記されている。

 販売部数の増加を目的とした宣伝には、このようなセンセーショナルな記事が日々踊っている。

 とはいえ、一面の真理を突いている部分もあるかもしれない。

 たまたま昨日は、肺腺癌の人たちが3名も重なった。

 もっとも古いお一人は術後から当方の漢方薬を利用され、もうすぐ5年近くになるからほとんど根治に間違いない段階に達している。

 他のお二人は手術不能。

 風邪がいつまでも治らないので病院で受診したところ肺腺癌で既に転移があった。
 手術不能とて抗癌剤治療を受けたが激しい副作用で継続できず。
 放射線のみで一時的に小さくなったが直ぐに増大して来た。

 もうお一人は、がん検診で見つけられ、がんは小さいのに手術が不可能な位置なので抗癌剤治療を受けた。
 かなり副作用が激しく、それに耐えて受け続けたところ一時、小さくなったが直ぐに大きくなった。

 検診を受けるまではまったく無症状で元気モリモリだったのに、癌を発見されて健康を崩すばかり。

 入院中の同室の人たちが、抗癌剤を受けるたびに却って悪化する様子をみていると、副作用のない漢方薬や、昨今しだいに脚光を浴びはじめている免疫療法を受けたいという希望である。

 この3番目の人こそ、がん検診を受けなければ、今頃はまだ元気でいられたのかもね〜と10日前に初めて来られたときに話し合ったばかりだった。

 そして昨日の2回目の来局だった。
 手術不能で過去、地元の同病の男性たち3名の災い転じて福となした実例を励みに、頑張る決意をされて帰られたのだった。

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FSC_5758 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 10:45| 山口 ☁| 肺腺癌(ステージ4および脳転移や骨転移も含む) | 更新情報をチェックする

2012年02月06日

ようやく癌の疑いが晴れた

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FSC_5521 posted by (C)ヒゲジジイ

 三十年以上の常連さんはもとより二十年以上、あるいはたとえ僅か十年以上というレベルの人でも、弁証論治にもとづいた適切な漢方薬を常用されている人で、癌や認知症になった人はいない、と公言して来た。

 ところがよくよく調査してみると、実際には87歳になって認知症を発症した人が一名おられた。

 癌のほうでは、途切れ途切れに長年当方の漢方薬を断続的に利用されていた人が70代になって胃癌が発見されて部分切除。(その後、当方の漢方薬類を熱心に続けてもうすぐ5年になる。)

 どう調べてもこの例外的な2名だけだと思っていたら・・・

 村田漢方堂薬局を開いた直後から三十代でさまざまな症状を抱えた虚弱体質の改善に、熱心に途切れることなく続けておられた人が、七十代になって数年前、悪性リンパ腫と胃癌と甲状腺癌を同時に疑われる事態が勃発した。

 恐らく大事なご家族が亡くなったショックで免疫を一気に落とされたに違いない。

 大の漢方ファンの彼女は、何でも飲むから疑いを晴らして欲しいとのことで、疑われている部位と体質を考慮して、最善と思われる漢方薬や中草薬を続けてもらった。

 ようやく一年半過ぎるころには、次第に疑いが晴れ、昨年にはまったく問題がなくなったと主治医から太鼓判を押された。

 これで経過観察という名目の頻繁な検査も半年からさらに一年後とのびた。

 村田漢方堂薬局の歴史とともにあった人が、よりによってナゼ?とこちらもショックであったが、考えられる限りの知恵を絞った中草薬類によって完全に疑いが晴れた。

 これで面目を保ったという問題以上に、この仕事を長年やって来て、これほど嬉しいことはなかった。

 いつも温厚で慎ましい人。ガキンコと変わるところがないヒゲジジイを二十代の頃から育ててくれた恩人ともいえる大事な患者さん。

 とはいえ、当時こちらは二十代の前半、彼女は三十代、そのころからの長いナガイお付き合い。
 今年か来年で四十年来のお付き合いということになる(苦笑。

 村田漢方堂薬局の常連さんに多い今年90歳になる人達の元気で長生きでボケない様子を見ていると、村田漢方堂薬局もあと少なくとも30年は大丈夫そうに思われるが・・・
          ホンマカイナっ???
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FSC_5126 posted by (C)ヒゲジジイ



 
ラベル: 悪性腫瘍 がん
posted by ヒゲジジイ at 20:38| 山口 ☔| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする

2012年02月05日

歯痕がみられても虚とは限らない

ジョウビタキ(メス)
ジョウビタキ(メス) posted by (C)ヒゲジジイ

 長年のもやもやが氷解したっ!

 これまで多くの中医学の教科書では、舌が胖大で歯痕がみられれば脾虚や湿盛とされていたり、絆大を伴わない場合でも舌が淡嫩であれば気血両虚の場合が多いなどとされていたが・・・

 実際には総合的に弁証分析してみると、虚証や湿盛の兆候はみられずに瘀血の証候がみられ、活血化瘀法が適応する例が少なくないという。

 これらの驚くべき最近の研究成果、陝西中医学院国医大師研究所の李軍氏と周海哲氏の共同論文が季刊誌「中医臨床」誌の2011年09月の通巻126号の82〜83頁に翻訳して掲載されている。

 というわけで本論の結論では
実際の臨床では、歯痕舌は気虚・湿盛・瘀血にその他の証を兼ねる場合が多く、患者の病状をふまえて臨機応変に弁証を行い、病機を的確に判断して、証に合わせた治療を行わなければならない。
 となっている。

 要するに歯痕舌だからといって短絡的に気虚や湿盛だと判断してはならず、瘀血の兆候を示すことも意外に多いので、総合的に弁証分析を行う必要があることを強調されている。

 個人的にも、やっぱりね〜っと長年の漢方相談経験から、まったく同意し頷ける貴重な論説である。
 
 詳細は同誌を購入して実際の記事を参照すべし!

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FSC_4772 posted by (C)ヒゲジジイ



posted by ヒゲジジイ at 08:21| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

夏は足が冷えて藿香正気散、冬は逆に火照って知柏地黄丸製剤

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ASC_4690 posted by (C)ヒゲジジイ

 「自殺したい」と嘆いていた重症のアトピーが二年以上かかってほとんど根治の状態を維持していたのに、昨年5月に再発した男性(豚骨の食いすぎなどっ!)。

 遠方であっても過去、足繁く通った実績があるから、こちらのアドバイスを素直に受け入れ、急速に寛解していたが、不思議と両腕だけがやや熱感を伴ってアトピーが僅かに残っていた。

 既にアトピーの基本的な中医漢方薬学をしっかりマスターした人であるから、こちらのヒントを元に、かなり自由自在な配合変化を行えるまでになっていた。

 残った腕の炎症が消えた方剤は・・・彼の喜びのメールは以下の如し。

 黄連解毒でもコギク(杞菊地黄丸)でもミミズ(地竜)でも三物(三物黄芩湯)でも腕の炎症はとれませんでした。

 でも昨日布団に入ったらやけに足が火照るのでピンときました。
 シャカ(知柏地黄丸製剤)を飲めば足の火照りと同時に手の炎症もとれるのではないかと。

 そうしたらドンピシャでした。

 2年近くシャカを飲んでいなかったのでかなりの盲点でした。

 腕の炎症がとれてめちゃくちゃ感動しました。



 夏や秋には足が冷えて眠れないので藿香正気散を飲むと足が暖まって眠れると言っていた同一人物が、冬になって足が火照りだしたという証候変化は注目に値する。

 また重度の肩凝りには生薬製剤二号方がよくフィットして、同時に全身のアトピーに有益に作用している。

 疲労が激しいときには牛黄製剤を愛用し、気鬱には麝香製剤や四逆散などさまざまな漢方薬を上手に利用している大学院生だが・・・

 このようなレベルに達した人は、村田漢方堂薬局の漢方愛用者では決っして珍しくない。

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ASC_4925 posted by (C)ヒゲジジイ


 
posted by ヒゲジジイ at 20:28| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする

2012年02月02日

ニキビ治療に十味敗毒湯3ヶ月連用で各所に湿疹が勃発

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AAAA0729 posted by (C)ヒゲジジイ

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾
【 年 代 】:20〜29歳の女性
【 地 域 】:関東
【 お問い合せ内容 】: はじめまして。お忙しいところ失礼致します。

 ●●の☆☆と申します。質問・相談があり、メールをさせて頂きました。
 お時間のあるときで構いませんので、どうか宜しくお願い致します。

 ニキビにいいからと、十味敗毒湯を3ヶ月程服用したところ、唇、腕の内側、脇の横、膝、肘、脚などに痒みがでてきて、浸出液がたくさん出る湿疹がでました。
(ニキビには全く効果がありませんでした。悪化もしませんでした。)

 皮膚科でこの事を相談したら、薬剤アレルギーという診断になりました。

 また他の皮膚科では十味敗毒湯は汁が出るのはよくあることだとも言われました。
 どうしてなのか理由は教えて頂けませんでした。

 一応、服用を止めて皮膚炎は治まったのですが、時々、皮膚炎の出た部分に同じ湿疹が出てくるのに悩まされています。
 もう一年半経ちましたが、きれいになったかと思えば、また出てくるという感じです。

 皮膚科で相談しても、もう服用を止めたのだから、十味敗毒湯とは関係ないと言われるのですが、私は、十味敗毒湯が原因だと思います。
 治るのか聞いても、皮膚科の先生はわからないようで答えは返ってきません。

 一度、こうなってしまうと数年はこの状態が続くのか、もう一生このままなのか、それすらも分からないのが不安たまりません。

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AAAA0488 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:

 十味敗毒湯は温性の袪風薬が多く配合されているので、村田漢方堂薬局では滅多に販売しない皮膚病薬ですが・・・

 それはともかく、三ヶ月もの間、まったくフィットしてない十味敗毒湯をどうして続けられたのか?これ自体も問題です。

 もしも貴方が熱証傾向のある体質だった場合、清上防風湯や茵蔯蒿湯、あるいは荊芥連翹湯(けいがいれんぎょとう)などのいずれか、あるいはそれ以外の方剤でも、少なくとも十味敗毒湯のような温める方剤は不適となります。

 あるいは瘀血(オケツ)が原因のニキビであれば、桂枝茯苓丸加ヨクイニンなどの適応だったかもしれず、少なくともフィットしない貴女にとって間違った漢方薬は、三ヶ月も続ける以前に、少なくとも一ヶ月以内に合ってないのではないかとの体感がもっと早くに感じられていたはずです。

(注:皮膚病の場合、実際には10日以内に良し悪しが判明するのが通常である。)

 もしも十味敗毒湯をニキビによいからと自己判断で素人療法をしたとしたら、とても安易な行動であったと反省すべきです。

 そうではなくて病院の医師の判断だとしたら、これが病院漢方のレベルと限界でもありますし、あるいは漢方薬局で合わない漢方薬を三ヶ月も続けさせたとしたら、漢方薬局の薬剤師として失格と言わざるを得ないこととなります。

 合わない十味敗毒湯を三ヶ月も続けて生じた現在の後遺症を治すには、適切な漢方薬を使って体質改善すれば必ず解決できる問題です。

 ちょうど偏った食事を三ヶ月も続けて、アトピーが勃発した人がいますが・・・

 実際にケーキ屋さんに勤めていて、毎日残ったケーキをもらって一家で食べていたら姉妹二人とも数ヶ月もしない内にかなり重症のアトピーが発生し、姉は転職した勤務先の命令で四国の病院に入院し、妹さんは当方で漢方治療した症例を 脾肺病としてのアトピー性皮膚炎 このページの3例目に実際の治っていく経緯を掲載しています。

 この姉妹と似た現象が、貴女の場合はケーキではなくて、たまたま十味敗毒湯だったということになります。

 とはいえ、アトピーが生じなかっただけマシかも、と考えたほうがよいかもしれません。

 漢方の世界はとても専門性が高く、国家資格のある医師や薬剤師ががちょっと勉強したくらいではほとんど初心者にもなれないくらいに深遠な世界です。

 漢方薬の仕事だけで「メシを食って」いる薬局かクリニックをお近くで見つけ、そこで本腰を入れて通いつめ、体質改善をしてもらえば、必ず解決できます。

 取り急ぎお返事まで。

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XSC_0239 posted by (C)ヒゲジジイ

折り返し頂いたメール:

 こんにちは。十味敗毒湯でメールをした☆☆です。
 お忙しい中、早速のお返事ありがとうございます。

 十味敗毒湯は、薬局でニキビや化膿疾患にいいと聞き服用しました。

 以前、皮膚科で漢方薬は3ヶ月服用しないと効果が出ないことがあると聞いたので、それを勝手に信じ込んで飲み続けてしまいました。
 でも今は、お返事を読んで簡単に考えていた自分に本当に後悔しています。

 私は、元々アトピー体質がありあます。(先にお話して置くべきでした。)

 ただ、体に年中でているわけではなく、季節の変わり目に出てくる程度です。 (薬を使わなくても治癒する・気にならない程度)

 今回の十味敗毒湯で湿疹の場所を一気に増やしてしまいました。 生まれてから一度も出たことのない部分にたくさん出たのがショックでした。

 今は、元のアトピーに戻ればいいと思っているくらいです。
 出ている時のアトピーは、赤みのある熱をもった湿疹なので、もしかすると、熱証傾向のある体質なのかもしれません。
 もし、そうだとしたら、本当に間違ったことをしてしまいました。

 それから、十味敗毒湯が原因かわかりませんが、少し動いただけで熱くなったり、汗が出るようになりました。

 滝のような汗ではなく、滲むような汗ですが、とても不快です。
 そのように感じるだけなのかもしれませんが、以前と違うのは確かです。

 もう二度と自分で漢方薬を使ったりしません。

 村田漢方堂薬局の様なちゃんとしたところで治療したいと思います。
 まずは近くで探してみます。

 お返事を下さって本当にありがとうございました。

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XSC_0197 posted by (C)ヒゲジジイ