2011年12月11日

創立40周年を迎えられた美人女性薬剤師さんからのおたより

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IMGP1097 posted by (C)ボクチンの母

おたより:東海地方の美人女性薬剤師

 またまた大変ご無沙汰になってしまいました。
 先日、こちらの薬局の創立40周年行事・・・第一部:インフルエンザの養生、第二部:ディナータイム+お好み演芸会を開催し、やっと無事に終えることができ、ホッとしています。

 何せ貧乏薬局で、経費がかけられないため、企画から役者まで自前ですので、くたびれて少し疲れが出ておりました。

 母が20年務め、私が20年、二人でやれたのはたった3年でした。
 巷では、この政治による影響か、漢方薬局も姿を消してゆく様子・・・自分のような若輩者がよくここまで来れた物だと、自分が一番感心しているかもしれません。(苦笑)

 さて、こちらではインフルエンザが流行しはじめています。

 先日、常連さんではない方からお電話があり、子供が発熱と強い喉の痛みを訴え、医者に行ったところ麻黄湯を処方され、服用後に汗がかけずますます熱と痛みがひどくなったとのこと・・・。
 手持ちに銀翹散系の常備薬があり、ことなきを得ましたが・・・・。

 子供は医療費に自己負担がないため、せっせと病院に通われますが、このようなケースは多いのでしょうね。
 誤治をしてそれにまた国が医療費を支払っているのでは、何をやっているのやら・・・・。

 それに対して、十分に医療貢献できる漢方薬局が潰れてゆくのは残念なことです。
 先行きが不透明なまま、今年も暮れようとしていますね・・・。

 来年は良いことが多い年でありますよう、お祈りします。
 先生もどうかお体ご自愛くださいね。

追伸
 最近、頻繁に出てくる白い靴下をはいたネコちゃんは、ぼくちんの彼女ですか?
何だかぼくちんにぞっこんみたいで、微笑ましいですね。
 でも、ぼくちんは、今ひとつなのかな??
 ネコちゃんの世界も大変なのかもしれませんね♪

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IMGP0725 posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 おたよりありがとうございます。
 親子二代で創立40周年とは・・・素晴らしいっと書きながら、気が付けば・・・
 まさに村田漢方堂薬局もあと1〜2年で達しようとしていますっ!

 歳は取りたくないもので、とうとう老人の世界に入ってしまいました。
 本来なら、これほど長生きするはずではなかったのですが・・・。

 ところでご指摘の漢方薬局が次第に姿を消す理由は、政治のせいばかりとはいえない面もあるようで、各メーカーさんが口をそろえて言われるには、昔のような勉強熱心な人は減って、いかにたくさん売るかの話ばかりだと嘆いています。

 急がば回れで、弁証論治の研究こそ、漢方薬局繁栄の王道であるはずなのですが・・・。

 ただ、不景気なのは他の業界も同様で、某業界関連の地方の社長さんたちも過度な安売り競争の行き着く果て、下請け的な業種ではどんどん仕事が減っている模様です。

 御報告頂いた咽喉腫痛を訴えているのに麻黄湯を投与される医師があとを絶たないお話、ほんとうに日常茶飯事ですが・・・

 先日も長期間のB型肝炎から飲酒過多も相俟って肝硬変に進行した人には、二十数年来、半夏瀉心湯が投与されていたケースには、まったく呆れ果ててしまいました。

 このような医師の処方される漢方薬のピントはずれのトンデモナイ事例を挙げれば、際限がありません(苦笑。

 ところで、最近ブログを更新するのがとても億劫になっているところで、先生におたよりを頂いて、さいわいに思っているところです。転載させて頂けることを今回もご快諾下さることっと信じて、図々しくも明日にでも実行させて頂きたいと存じています。

 白い靴下を履いた子猫ちゃんは迷子で住み着いた男児ですので、去勢してないボクチンにとってはやや迷惑な存在のようです。
 遊んで欲しい悪ガキのボクボク(子猫の名前)に追っかけられては逃げ回っています。

 あの悪ガキはジャレルときの挨拶が必ず「咬む」ことなので、ボクチンのみならずヒゲジジイでも本気で怒ってしまうことがあるほどです。

 むしろこのことからあの悪ガキは迷子になったのではなく、実際には捨てられたのだと断定できるほどです(苦笑。

 お互いに来年もよい年でありますように・・・と書きつつも、今年は東北の大震災や原発問題など、取り巻く日本の環境はよくないことばかりでした。

 来年こそはよい年でありますようにっ!

 おやすみなさい。           ヒゲジジイ

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IMGP4906 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:20| 山口 ☁| 中医漢方薬学問答 | 更新情報をチェックする