
カラスがハイタカを襲撃 posted by (C)ヒゲジジイ
智に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
とは「草枕」の有名なクダリだが、人の世ばかりでなく上空でもカラスが猛禽類のハイタカを襲撃したりノスリを襲う。
連日、このような上空の下克上を目撃した。
もっとも身近な猛禽類のトンビこそ、しばしばカラスの集団に襲われている。
前回のブログのノスリも可愛そうだが、ハイタカは時にオオタカと見間違えるほどの獰猛さを有しているので、さすがに途中でプッツンして逆襲していた。

逆襲するハイタカ posted by (C)ヒゲジジイ

逆襲するハイタカ posted by (C)ヒゲジジイ
オオタカをはじめハイタカやノスリ、あるいはハヤブサやチョウゲンボウなど、多くの鷹(タカ)はプライドが高く、カラスのように徒党を組むことが少なく、まるでヒゲジジイのように一匹狼で過ごす。
秋から春にかけて、猛禽類の姿が関門海峡近辺の我が家の上空でも折々に見られる。
それにしても、カラスがタカ(鷹)を襲撃する様子を連日目撃していると、なんだか無性に空しくなって来る。

ハイタカの雄姿 posted by (C)ヒゲジジイ

ハイタカの雄姿 posted by (C)ヒゲジジイ