2011年08月25日
熱中症にはやっぱり牛黄が大活躍
XSC_1446 posted by (C)ヒゲジジイ
午後、来訪者が誰もいなくなったのを幸いに、裏庭に出て夢中で上記のような雀の飛翔シーンを撮影して、まずまず満足のいくシーンが撮れたので薬局に戻ると、気が付かない間にお馴染みさんがやって来て受付嬢と話し込んでいた。
ヒゲジジイの僅かな息抜きの時間だからと、皆が遠慮して敢えて呼び戻さず、そっと遊ばせてくれるので実に申し訳ない(苦笑。
それはともかく、中年男性が先日、エアコンが壊れた車に乗って熱中症になり動悸・息切れ・大発汗・激しい不安感で内科に罹ったところ、たいしたことないから不安なら心療内科に罹るようにと回され、そこでは安定剤や漢方薬の半夏厚朴湯?などが投与されたが、一向に効果がない。
その日から数日経っているのに、不安感や身体の不調が取れないという訴えに、牛黄単味を2回分渡していたら、期待通りの速効を得た。
病院治療ではいずれも効果がなかったが・・・といって職場環境がとても暑い環境に置かれているので、安定剤や半夏厚朴湯?などで症状が改善されるはずもない。
慢性的な熱中症であろうから、手っ取り早くは適宜、牛黄を利用しながら、水分補給や身体を冷やす工夫を続けることである。
熱中症には生脈散や西洋人参も良いけど、牛黄製剤の速効性にはかなわないだろうから、両者を併用するくらいの方が無難だが、牛黄だけでも速効が出やすいので、折々の頓服にも便利である。
重度の熱中症では命に関わるので必ず病院で受診すべきであるが、病院に辿り着くまでのつなぎとして牛黄を利用するのは救命薬として極めて有用であろうと思われる。
病院に駆けつける道中に頓服で使用しておけば、生命の危険レベルを大きく下げることができることだろう。
ともあれ、健康に経費を惜しまない人達は、この夏を乗り切るために、各種の牛黄製剤の自分にフィットしたものを頓服で使用するよりも常用するに限るとて、毎日2回、欠かさず服用している漢方ファンが多い。
面白いことに、各種の牛黄製剤の値段を聞いて「ちょっと高価なんですねっ」と引き気味だった人でも「こんなに効けば安いもんですねっ」とコロリと宗旨変えする人も多い。
但し、問題は牛黄の品質には優劣がとても大きいこと。
オーストラリア産を最高品質とするが、もっとも流通する南米産でも重要なのはビリルビン濃度が高いほど効果が優れているので、輸入量の少ないオーストラリア産に拘る必要はない。
自慢じゃないが、ヒゲジジイは牛黄の品質に対する五感による吟味に優れており、過去、某メーカーさんの牛黄製剤のビリルビン濃度の優劣を異なる4つのロットを順番にすべて言い当て、同時にビリルビン値が一定レベル以下の製剤は有効性が激減するので、そのような低濃度の製剤を決して作らないように強く進言したことがある。
それ以来、その某社はヒゲジジイの決めたビリルビン濃度の基準以上を遵守されているので、安心して販売できるのである(笑。
XSC_1283 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 21:34| 山口 ☁| 熱中症や冷房病
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