2011年06月03日

日本語のむずかしさ

オオスカシバ
オオスカシバ posted by (C)ヒゲジジイ

 夕方5時、ヒマになったところでちょっと一休みのつもりで奥に入り、テレビをつけたら国会中継をやっていた。

 菅直人総理を追及する教養ある(と思っていた)某議員が、言質をゲンチと発音すべきところを、繰り返しさかんに「げんしつ」「げんしつ」というので、アレレッと驚いて、明らかに間違った言葉だが、誰も笑わないところを見ると???・・・辞書を引けば

「げんしち」「げんしつ」は誤読から生じた慣用読み。

 ということになっていた。通(どお)りで、独擅場(どくせんじょう)というべきところを、ほとんどの日本人が独壇場(どくだんじょう)という間違った表現をして恬(てん)として恥じない理由がよくわかった。

 これらも「一犬(いっけん)虚(きょ)に吠(ほ)ゆれば万犬(ばんけん)実(じつ)を伝う 」の類(たぐい)で・・・

 なるほどナルホドその伝でいけば、基礎理論があまりにも脆弱な日本の漢方界において、虚実中間証という錯誤した概念がまかり通るはずである(苦笑。

GSC_5585
GSC_5585 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 17:15| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする