2011年02月19日
多量のCa沈着のために冠動脈カテーテル治療(PCI)が困難な人達の漢方薬
IMGP4986 posted by (C)ボクチンの母
胸苦しさが続き心筋梗塞の診断で入院されたやや高齢の女性。
カテーテル治療を行なったものの多量のCa沈着のために冠動脈カテーテル治療(PCI)は失敗に終わった。
投与される合成医薬品では胸苦しさは取れず、以前、ご主人の心疾患と高血圧治療のサポートとして購入されていた上質の牛黄製剤を服用したところ、期待通りの即効を得て無事退院できた。
ロータブレーターによってCa沈着部分を削り取る設備も認可も受けてない医療機関がいまだに多いらしく、ロータブレーターの設備のあるところでなければ治療は不可能らしい。
牛黄製剤使用後は何とも言えない胸苦しさが完璧に消失しているので、他の漢方薬の併用とともに牛黄製剤を常用していかれることになった。
入院治療で何の効果も出ず、入院中の牛黄製剤の服用によってのみ病状が改善された事実は誰も否定できない。
それで思い出すのが十数年前、同様のCa沈着のために何度も冠動脈カテーテル治療(PCI)を試みても失敗に終わった女性が、人に紹介されて来られたのはよいが、牛黄製剤や麝香製剤などを奨めると、このようないかにも医薬品らしい漢方薬は御免蒙りたいと言われる。
医薬品らしくないおだやかな漢方薬で冠動脈カテーテル治療(PCI)が成功するように血管を柔らかくしてほしいという、無理難題に近い依頼である。
ところが当時、タバコを吸って閃くものがあり、現在では第3類医薬品に属する漢方系の医薬品とともにある種の健康食品を併用してもらったところ、数ヶ月後、これまで再三再四失敗してきた冠動脈カテーテル治療(PCI)が見事成功。
以来、十数年、同様の内容を現在も継続して二度と再発することがない。
上記の女性にも同様の内容の併用を奨めているのだが、冠動脈カテーテル治療時の血管の入り口が化膿した。そのために随分難儀した問題もあって同様の治療方法は懲り懲りされている。
それゆえ、当面はカテーテル治療は考えず、少なくともしばらくは速効性のあった牛黄製剤を持続されることになるだろう。
同じく冠動脈カテーテル治療(PCI)が困難だった女性。
既にペースメーカを入れており、八十歳を超える高齢のためにあらゆる西洋医学治療は困難を極め、上質の牛黄製剤や麝香製剤の即効だけが頼りとなり十年以上も元気でおられたが、数年前から音信が途絶えた。
ともあれ、我が薬局ではこの金曜日は送り注文が少ないかわりに直接の来訪者が続き、夕方には疲労困憊で上質の牛黄製剤のお陰で何とか無事生き延びることができた。
ヒゲジジイ自身も日々牛黄製剤の恩恵を深く蒙っているが、この金曜日にも漢方薬の効果を心から喜んでくれる人達が続いて精神的には救われている。
上述の心筋梗塞の牛黄製剤の即効例のみならず、腎不全の兆候があった人が半年前よりクレアチニンもBUNも完全に正常範囲を持続するようになり、めでたく社会復帰。
5日前の新人さんが、僅かこの5日間でも明らかな効果を得て報告と補充に来られていた。
諸症状のために牛黄製剤等様々な漢方処方を利用されている同年代の方が漢方薬だけで血圧がほぼ安定していることなど。
漢方薬は体感的に自覚症状が軽減されるて体調が良好に感じる反応が出れば、明らかに方証相対(日本漢方用語だが)している証拠であるから、体調がよくなると同時に「免疫力」こそ向上するに違いない。
それゆえ、長期に亘って漢方薬を利用されている人で、癌や悪性腫瘍が出現したケースは村田漢方堂薬局で観察する限りでは極めて希である。
ともあれ、金曜日にしては充実した内容とはいえ、やっぱり疲労困憊の1日で老体には応えた。
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posted by ヒゲジジイ at 00:06| 山口 ☁| 心筋梗塞および狭心症
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