2010年12月08日

アトピーの漢方治療は悲喜交々

ジョウビタキ(雄)
ジョウビタキ(雄) posted by (C)ヒゲジジイ

 良くなったり悪くなったりの繰り返しで、まれにみる苦労を互いに強いられ・・・一時的に再燃したときには当方の漢方薬を服用する前よりも悪くなったと言われてムカっとし、もう我慢せずにステロイドをもらって来いと病院に行かせたものの、医師もさるもの、既に漢方薬で治りかけているのでステロイドは必要ない、お手伝いにビタミンCを投与するだけにしておくと言われる逸話もあった(笑。

 夜間の強烈な痒みの恐怖で、寝るのが身震いするほど怖かったという人が、昨今は寝るのがとても楽しい日々であると述懐されるまでになった(呵呵大笑。

 どんなに重症化していても根気のある者が、最後に笑う。

 微調整の繰り返しで悲喜交々の繰り返しが続くうちに、ようやく必ずや光明が見えて来る。

 昨今、バタバタと続いた新人さん数名のうち、一人だけが最初の速効がアダになったか直ぐに効果が薄れ、夜間の痒みにまだ苦しまれている。
 微調整や配合変化のテストのテンポが遅れがちだが、弁証論治の追い込みの流儀をもっとしっかり学んでもらうほかはない。

 恐怖の夜が、楽しみな夜になった人は五万といる。

 しっかり安定した効果が出るようになる期間は個人差がとても大きく、通い始めて数回目以内という人もいれば、通常は数ヶ月から半年、長い人になると上記のように希に見る苦労を強いられた例では一年以上かかった。

 安定した効果が得られても、季節的な変化に応じた微調整は欠かせない
 漢方薬の配合を完全固定できるのはホンの少数の人達に限られる。

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DSC_8555 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 00:53| 山口 ☔| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする