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(C)ボクチンの母ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢 : 30歳〜39歳の女性
簡単なご住所 : 中国・四国地方
お問い合わせ内容 : 初めまして。いつも、HPを拝見させて頂いてます。
もともと、子供の頃から吐き気と下痢で、一時期治まっていたものの、間で症状が出てしまい、2006年に子供の嘔吐下痢がうつって入院してから、度々吐き気と下痢(週4日くらい)に悩まされています。
2人目が出来てから(2009年7月)、授乳という事もあり、心療内科の先生に、漢方薬をすすめてもらい、◎◎の●●病院という所に、かかっています。(下の娘が預けれず、泣き喚くので、なかなか定期的に行けないのが辛いです)
六君子湯や四君子湯でも、下痢は治らず、五苓散を調子の悪い時に飲んで吐き気は少しよくなりましたが、下痢は治っていません。
西洋の薬より、漢方薬が自分には良いと思っていて、頼りにしていて、村田先生のHPを見つけて、いろいろ聞いてきた漢方薬の話が間違いだったと分かり、村田先生を信じております。
そこで、『板藍根』が予防に良いと、村田先生のHPで見たのですが、子供の気管支が弱い(咳喘息持ち)事もあり、早速何軒かの漢方薬局に行ったのですが、『板藍根』を予防としてお茶で飲むのを知らない所や、0.5グラムずつ作ってくれて子供にも大丈夫と売ってくれたが村田先生のブログに書いてたカタカナの漢方薬を売っていたりだとか、胃をいためるのでお茶では無理という所。どこを信じて良いのか分からなくなりました。
とりあえず、0.5グラムずつ包装してくれた物を買いました。そして、いろんな漢方薬局さんの意見があったので、ネットで『板藍根』について調べていたらこういう事を書いたHPがありました。jchs.exblog.jp/8173510/
とても風邪予防がしたいのですが、私は、胃腸が弱く、娘は気管支が弱く、板藍根はやめておいた方が良いのか悩んでいます。村田先生のHPで、『板藍根』の事は予防に良いというのは、書いていたと思うのですが、『板藍根』に対する御意見はどのような物か知りたく、とてもお忙しい所申し訳ないのですが、質問させて頂きました。
大変、長々とまとまりのない文章で申し訳ございません。13日は、回線の件で、混みあうと思いますので、もし先生がお返事を書いていただけるのなら、ゆっくりと待っております。
吐き気と下痢には辛い思いをしており、子供が大きくなれば、山口まで通いたいと思う気持ちがあります。宜しくお願い致します。
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(C)ボクチンの母お返事メール:メール拝見しました。
吐き気と下痢が続いていれば、体力的な低下も当然付随していると思われます。そのような状況下では、下関まで通うことは到底不可能であり、無理をされれば往復の旅程に過労から、漢方薬が効く前に病状を悪化させ兼ねません。
ましてやそのお近くの病院にでさえ「下の娘が預けれず、泣き喚くので、なかなか定期的に行けないのが辛いです」と書かれるくらいなのですから、こちらに通いたい気持ちがあっても不可能であることは貴女ご自身のメール内容が証明されていますね(苦笑。
ところで、ご質問の板藍根の件ですが、胃腸がそこまで弱ければ、板藍根以前の問題で、適切な漢方薬をもちいて胃腸をしっかり丈夫にすることが、免疫力をそのまま向上させるので、次第に風邪に対する抵抗力もできてきます。胃腸にほどほど自信が持てる段階になってはじめて考えるべきで、現状では吐き気と下痢が生じない丈夫な身体に改善する必要があります。
吐き気と下痢という虚弱体質を歴然と証明するような病状では、速効は望めなくともしっかりピントの合った漢方薬を使用する必要がありますが、実際にはこのようなありきたりな病状に対しては、日本中のどこにでもある日本流の漢方薬の投与方法でも改善する可能性は高いものです。
中医学を学んだ先生に出会うことこそ望ましいとはいえ、
現実には中医学を学んでも実際に臨床応用できるようになるには相当の経験をつまなければなりません。 中医学を標榜していても、頭でっかちで理屈ばかりが先立って、効果がイマイチという現実をしばしば目撃する昨今です。
吐き気と下痢という、しばしば見られる虚弱体質の改善では、中医学を標榜していても理論と実際を一致させる能力が乏しい専門家の漢方相談を受けるくらいなら、むしろ熟練された日本漢方を行っている漢方薬局さんのほうが頼りになるかもしれません。
それほど吐き気と下痢という苦しい症状でも、理論の乏しい日本漢方でも十分に治すことができるはずのものなのです。ですから、地元近辺の薬局さんで、
漢方薬の販売だけで飯を食っているところに賭けて、頼ってみるのが現実的で最善のはずです。 あるいは吐き気と下痢にも心気症(神経症の一種)の場合もあり、その場合は漢方薬に頼るだけでなく、精神療法的なものも受ける必要があるかもしれません。(但し、精神療法を受けるにしても、その専門家、つまりカウンセラー自体が常軌を逸した人だったという笑うに笑えない現実もありますので、相談相手には注意が必要です。)
以上、とりとめがないお返事になってしまいましたが、取り急ぎお返事申し上げます。
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(C)ボクチンの母おり返し頂いたメール:お忙しいところ、早々な御返事ありがとうございます。
私の、胃腸の問題は、近辺の漢方薬局さんへ行って、治したいと思います。
何種類か、飲んだのですが、吐き気か下痢かどちらかが治るようにはなりますが、
両方の改善はまだ出来ていないので、いろいろ試してみたいと思います。
心療内科には通っていました。今は、安定剤は飲まなくて良い状態になっています。
ストレスも不安も感じず、体の疲れもない状態ですが、お腹の痛みのない下痢が続いています。
村田先生のおっしゃる通り、これを改善してから『板藍根』の服用を相談してみます。
6歳の子供と、旦那(今帯状疱疹がでています)は、今朝から『板藍根』を飲んでますが、メールさせていただいた、HPの内容を見て、飲ませていいのか分からなくなっていました。
生後2ヶ月から大丈夫と書いている所もありました・・。
村田先生のような漢方薬局が沢山出来れば良いのにと、せつに願っています。
子供が大きくなったら、村田先生の所に行きたいと思っていますが、それまでに近辺の漢方薬局さんで治れば良いと思ってます。
お忙しいところ、本当にありがとうございました。
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(C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 20:31| 山口 ☁|
漢方と漢方薬関連の御質問
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