2010年09月09日
「続けたほうがよいでしょうか?」という愚問
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最初はよほど深刻な病状のご相談で来られたはずだが、ようやく繊細・微妙な漢方製剤の組み合わせの配合が見つかってぐんぐんと効果が出始めたところで、
「続けたほうがよいでしょうか?」
という愚問を発する人がタマにいる。しばし絶句するのみ。
過去に病院治療などで化学合成医薬品による副作用を経験された人が多いので、このような愚問も多少は理解できないでもないが、しっかりピントが合って来て、苦痛が次第に取れて体調もよくなりかけたところで発せられるこのような愚問には、どうしても絶句してしまう。
返事をするのも大儀である。
そろそろ経費が惜しくなったに違いないと勘ぐって、ご自身で判断して下さい、という返事を出して逃げてしまうことも多い。
止めたくなったらいつでも黙って去って行かれればよい。
わざわざ弁解めいた理屈や理由をつけて止める算段をされなくともよいから、黙って中断されればよいのである。
その後に中断したことを後悔された時点で、そ知らぬ顔をしてやって来られればよいのである(苦笑。
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posted by ヒゲジジイ at 07:52| 山口 ☁| 漢方と漢方薬関連の御質問
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