2010年06月04日

次第に足が遠ざかる人々

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DSC_3050 posted by (C)ヒゲジジイ

 今年も運よく初期から速効が得られ、比較的安定した効果が持続している人達も、最初の頃は5〜10日毎に通って来られ、確実に安定した効果が明らかになった時点でも、遠方にもかかわらず、その短いペースで通って来られていた。

 真剣で真面目な人達は「一回行ったらいいだろうっ」と高を括る人達とはまるで異なって、とても慎重である。
 長年苦労した疾患が、病院治療はおろか、漢方薬を含めた様々な治療を受けても大した効果が得られず、ようやく辿り着いたトウヘンボクな薬局である。

 ブログやHPに書いている真意が伝わった人達だから、そうやって熱心に通われ、かなり間違いないという自信が得られてようやく通うのを15〜30日などと次第に間隔が開きはじめる。

 そのような段階になればもう半分以上は治って来た証拠で、アトピーなどでは見かけ上は他人に見られてもアトピーとはまったくは分からない外見である。

 かくして「次第に足が遠ざかる」人々も、漢方薬の服用は怠りないので必要な漢方製剤が途切れないレベルに纏め買いをされるようになる。

 漢方薬はツボに嵌ると劇的だが、人によっては弁証論治を繰り返しながら、常に微調整が必要な人も多い。

ムクドリ
ムクドリ posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:07| 山口 ☀| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする