
仲睦まじいメジロ posted by (C)ヒゲジジイ
おたより:東海地方の美人女性薬剤師
今年は気温の変化が激しく、季節はずれの雪にも驚いていますが、晴れ間が出ると日射しはすっかり春ですね。
ここのところ多いのは肝陽上亢のご相談です。
更年期を過ぎると、冬場に無理をすると絶対にダメですね。
例えば、寒中に無理をしてウォーキングをしたり、サウナで毎日のように汗をかいたり、無理なダイエットをした方が、この季節に肝陽上亢になり、めまいや血圧上昇が起きているようです。
自分も寝不足をすると、明くる日(特に晴天の日)はやけに景色が白っぽく眩しく感じられ、肝陰の不足を感じるようになりました。
この状態が長く続くと、眩暈や動揺感も出てきます。
中風にならないうちに、しっかり予防せねば・・・と思っています。
もう一つの話題ですが、私達の体はかなり月の満ち欠けに左右されていますね。
今日は朔の日ですので、虚証の方は特に堪えるようですが、実の方の症状は比較的に沈静化しています。
こちらでは相談机の横に、月齢カレンダーを置いているのですが、朔を境に月が満ちてゆくときには、気力、陰血ともに充実しはじめるため、虚の方では体調が充実しはじめ、満月が最高潮になります。
逆にアトピーなどの方では満月が近づくと養生が十分でない方では悪化することがあるようです。
気滞、痰湿、オ血がある方も同様に満月に向かう方が詰まりやすい傾向にある感じがしています。
勿論、女性は月経の周期にも影響されますし、その他にもいろいろな要因がありますが、注意深く観察すると月の満ち欠けも微妙に影響しており、天人相応なのだなぁ〜と驚かされます。
尚、陰陽のバランスがとれて中庸の方では、月の満ち欠けによる体調の変化は殆ど感じられないようです。

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お返事メール:ブログへのご協力、ありがとうございます。
先生の分析、愚妻が読んで大いに同感していました。旧暦や太陰暦好きの愚妻は、朔という表現に、これでなくっちゃ〜と頷いていました。
彼女がどの程度理解しているのか、知りませんが、茶道好きの趣味と関係がありそうです。
それにしても、前回のブログに掲載した医師たちの小青竜湯や芍薬甘草湯の乱用ぶりには呆れ果てます。
日本の漢方レベルのほどが知れようというものです(涙。

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