2010年03月09日
臨死体験をされた肝臓癌末期の男性が漢方薬類を服用して蘇生し元気でやって来られたお話
耳を怪我して帰って来たボクチン posted by (C)ボクチンの母
なんだか十年以上前の心に残る人達のことが思い出されてならない。老化現象かもしれないが、まさか最近の出来事で現在進行形のきわどい話もできないだろう。
だいぶ前の話だが、肝臓癌末期で何度も昏睡して危ない状態を繰り返しているが、学友の医師たちがそばについて診てくれているから、ダメモトで構わないから、何とか飲みやすい漢方薬はなだろうかと息子さんご夫婦が来局された。
実際の服用に関しては友人の医師たちが様々に工夫してくれるということだった。
当時から中国で有名なヘンシコウを模倣して、さらに優れた配合を工夫してかなり完成していたところだから、牛黄製剤と麝香製剤を中心に合計三種類の製剤を一緒に服用させてもらうようにお出したものだが、これが著効を奏して起死回生を果たした。
驚いたことに数ヶ月後には、遠路はるばる当のご本人が奥様を助手席に乗せてみずからがマイカーを運転してやって来られたのである。
そのときにお聞きしたのが数回経験されたという臨死体験である。
あのような幸福感と気持ちのよさは経験したものにしか分からないだろうが、臨死体験のお陰で死の恐怖がまったくなくなったと言われるのである。
その後は毎月ご本人から電話がかかって注文の漢方薬類をお送りしていたが、しばしば今デパートで買い物しているが、便秘薬も一緒に送って欲しいなどと、いたって元気な声を聞くことが続いた。
初回からちょうど十ヶ月を過ぎた頃、突然音信が途絶えたが、回りは医師などの医療関係者ばかりが取り巻く身分の人だ。
それゆえ、入手しにくいものであっても何とか入手ルートを開拓されたのだろうか? と淡い期待を抱きながらも、今日まで不明のまま。
いまだにその後のことが気がかりであるが既に十年以上前の出来事であった。
P3083523 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 22:42| 山口 ☔| 肝臓癌・肝細胞癌・肝硬変・ステージ4
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