無題 posted by (C)ボクチンの母
傷寒論時代の配合比率を墨守する時代遅れの日本の漢方事情には呆れるばかりだが、そのくせ白朮を安物の蒼朮で代用したり、乾燥生姜を用いるべき乾姜が、いつのまにか飴色に蒸した得体の知れない乾姜にして乾姜にあらざる生薬がまかり通る不思議な日本の漢方事情である。
理解に困しむことの多い日本の漢方業界であるが、時代に即応して配合比率を変更すべき芍薬甘草湯のような方剤などは、猫も杓子も依怙地に同比率の極めて使用に不便な芍薬甘草湯エキス製剤ばかりが造られ、乱用されている。
少なくとも芍薬に対して甘草を半分量に減らした時代にマッチした芍薬甘草湯を考えてくれる奇特なメーカーはないものか?
どうしようもなく旧態依然としたこの業界にあってみれば、恐らく耳を貸さないことだろうっ。
監督官庁の石頭の影響も大きいのは事実のようだが・・・・っ。
ともあれ、詳細は⇒ 芍薬甘草湯 で述べている。
オオバン posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:芍薬甘草湯 芍薬甘草湯の配合比率