今月だけの話ではあるが、他にも得体の知れない業者からの様々な勧誘があるし、ロクな電話がかかってこない。
村田漢方堂薬局の電話というものは、大切な常連さんやお馴染みさんの補充注文や電話相談のためにあるのだから、妨害しないでほしい。
電話でわざわざ来局を予告されるのは構わないが、こちらの受付がおべんちゃらを言わないからといって、それでなくとも不安なところへ決心が揺らぐのかもしれないが、一方的な来局予告をこれまた一方的にすっぽかすのである。
これが本気かどうかの最初の関門であるから止むを得ない。本気の人達はその不安を乗り越えて、人生の大きな一つの賭けに出て来られるのである。
しかしながら、そもそも電話で予告される人の全部とは言わないが、多くの人は明らかにお愛想を期待しているのか、行ってやってもいいぞ、という雰囲気が見えみえなのである。
だから電話の応対にも気合が入らない。
そのような人達に限って、店を開ける寸前の最も忙しい時間帯にかけられるのでありがた迷惑なのである。
それでなくとも立派な人材が集まっているはずの日本の官僚たちの横暴な振る舞いからも類推できるように、この日本国に住まう国民の精神的な堕落が目に余る昨今である。
こちらは受け入れ態勢において、まさかクレーマーではあるまいなっと、常に警戒を怠らないのである。
だから実際に来られる人は、多くは緊張の面持ちで決死の覚悟で来られるから、気合が違うのである。
そしていずれの人も、自身でも真の漢方薬、中医漢方薬学の流儀を少しずつでも理解しようと努力される人達である。
自慢じゃないが、今年は例年に無く速効例が頻出しているが、それはお互いの気合によるもので、これを禅語ではソッタクドウジと言う。
速効例が頻出しているからといって、すぐすぐ根治したり体質改善が短期間で行われるわけではないので、運よく速効が得られた人ほど油断大敵であることを心すべきであ〜るっ。
可愛いヘリコプターの日常 posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:迷惑なお気楽電話