2009年05月02日

良識が残っていた厚生労働省⇒漢方薬、伝統薬の電話販売は容認へっ!

 官僚達がいつもこの素晴らしい日本国をダメにして来た悪しき伝統を、ここへ来てようやく汚名挽回、というか当然のことであるが、味噌も糞も同列に扱う非常識にようやく気が付かれたらしい報道である。

 それにしても、よけいなお騒がせをやって呉れて、しばらくは漢方業界は大混乱に陥っていたが、これで安堵の胸を撫で下ろす人は多いに違いない。

 以下、ヒゲジジイの主催するもう一つのブログ、漢方薬・漢方専門薬局薬剤師の憂鬱における漢方薬・漢方専門薬局薬剤師の憂鬱">良識が残っていた厚生労働省・・・漢方薬、伝統薬は電話販売容認へ!!!の全文転載である。



OTC薬ネット販売の拡大は無視
厚労省方針 漢方薬、伝統薬の電話販売は容認へ

 厚生労働省医薬食品局はちかく、OTC薬販売の改正薬事法に関する局長通知を通達する。 ━医薬経済社 http://www.risfax.co.jp/risfax/article.php?id=28563

 つまりインターネットによるお誘い販売は、第3類以外の医薬品は全面禁止されることは予定通り で、この件に関しては、医薬品のネット販売業者以外の同業者は大方、小生も含めて大賛成である。

 ところが、漢方薬など一度は直接出向いて相談販売を受けても、その後は遠方などの理由から二度目からは電話相談などで宅配便などに頼っていた従来の方式までも否定する非常識な法制化を行う厚生労働省の異様な動きに唖然としていた。
 
 つまり、憲法違反を犯しかねない厚生労働省の味噌も糞も同列に扱う異常さに、この愛すべき日本をいつも滅茶苦茶にしてしまう官僚達の悪しき伝統を嘆いていた訳である。

 ところが、4月16日の上記の報道によれば、漢方薬、伝統薬に関しては、初回に対面販売したうえで2回目以降は電話販売は容認の動きであるという、極めて良識的は配慮がなされる模様である。

 これで各地の皆さんにご迷惑をおかけすることはなくなりそう。

 厚生労働省の皆さんも、国民の生命と財産を守る公務員の義務事項を、ここへ来てようやく自覚されたに違いない(苦笑。

カラスもかっこいい飛翔をするのだった
カラスもかっこいい飛翔をするのだった posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 10:13| 山口 | 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする