アトピー性皮膚炎などでは、気温の上昇に伴って熱感を伴う痒みが再発する人や、空気の乾燥に伴って落ち着いていた皮膚に乾燥感が感じられたり、実際に治りかけていた一部のアトピーの人から、軽度のぶり返しの報告を受けている。
だから常々季節や日々の気候や体調異変に応じた臨機応変の微調整を心かけるようにアドバイスしているのである。
熱感が伴うようであれば、必要なくなっていたはずの強力な清熱剤を復活する必要があるし、これまで必要だった去風散寒薬を必要としなくなったり、様々な微調整が必要となる人が一部に出て来るのである。
だから、この季節に大きな微調整を必要とせずに過ごせる人は、かなり本物の治りを見せている証拠であるとも言えるのである。

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