2009年02月10日

複数の漢方処方の併用で新たな方意を構成させているのだが・・・

 ある難治性疾患の人が数年にわたって根気よく継続されて薄紙を剥がすように僅かずつ改善されていた。速効とは程遠い効き目ではあったが、着実に改善は得られていた。

 ところが、最近になって判明したことは、弁証論治にもとづき、三処方の併用で改善が得られると踏んでいたわけだが、ナンと何とっ!三処方をバラバラに、それぞれ時間をかなりあけて服用してるとのことだった。

 おおっ ナンテコッターっ!

 これでは弁証論治にもとづく方剤の薬効も半減である。
 これらの三方剤を同時に服用してこそはじめてスクラムを組んで、ようやく効果が出てくるはずのものを、ワザワザ、ばらばらで時間をあけて服用されたのでは、はっきり言って台無しに等しい。

 よくぞこれで何とか効果が出てきたものだと関心したほどである。即刻、正しい服用方法を実行してもらったところ、案の定、今までになく明らかな効果をしっかりと感じることが出来たと報告を得ることができた。

 相当な教養人でもこの通りであるから・・・ご本人がこのブログを読まれれば、きっと赤面し、穴があったら入りたくなることだろう(苦笑。

 もう、終わったことだから気にされないで下さい。ブログのよい材料を提供されたと思って(笑。

 ところで、ブログと言えば、昨今のお問い合わせはブログには「転載しないで下さい」というものばかりなので、お返事は出せないので、すべて没としている。

 但し、例外的に医師からのご質問にお返事したことがあるが、かといって今後も医師だからと言って特別扱いするつもりはありません。

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posted by ヒゲジジイ at 23:50| 山口 ☀| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする