遠路はるばる訪ねて来ても、断られるのではないかという不安、写真を見ていると、とても怖そうだから足がひるんだなど・・・。
そんな思いで考え抜いた挙句に来られる人達は、真剣・真面目な人達ばかりだから、こちらではますます本腰を入れて無い頭を振り絞る気になるのである。
あんまり最初っからお気軽に来られたのでは、こちらは気合が入らない。そちらがお気楽やお気軽なら、トウヘンボクの虫が騒いで、お気楽にお断りしてしまうだろう(苦笑。
実にイヤ〜な性格です。どこかが壊れているのでしょう、きっと。
上述のような決意で、しかも数日前に車で数時間の行程を下見に来られてまで意を決して来られた人は、文句なしに受け入れた。
次に、病院に行って薬をもらうほどでもないが、冷え症が気になるので漢方薬を調合してくれないか、と直接来られた人には、その程度なら●●薬局さんなら大歓迎で受け入れてくれるはずだから、そちらに行かれたほうがよいですよっと、ていよくお断りした。
立て込んでいるときに電話があって、受付嬢の手が塞がっていたので、漢方相談の最中にもかかわらず、それを中断してヒゲジジイが受話器を取ると、今から行ってよいかといういかにも真剣そうな女性の声。
忙しい最中で、とやかく質問する時間も惜しかったので、うっかり受け入れてしまったところ、案の定、音沙汰なしっ!
これだから正体不明の電話はまったく信用がならないのである。
ラベル:迷惑なお気楽電話