いつもは閑散とした中国道であるが、さすがに連休中とて、どこのパーキングエリアにも休憩中の車がある。
そのパーキングエリアのいずれにおいても共通して顕著な現象を目撃して、この国はもうすぐ終わるだろうっと確信した。
男が携帯に向かって大声で喋り捲る構図は見てられない。
「男は黙ってサントリー」という名言は死語となったのだろうかっ?
雌鳥が鳴けば国が滅びるのは世の常だが、雄鳥が女子供のように延々と喚き続けるようになったらオシマイである。
三島由紀夫が「日本人としてのプライドと品性をなくした同胞たちとは倶に天を戴くことに我慢がならぬ」とばかりに割腹自害した心情が今になって深く理解できる。
注記: 「男は黙ってサントリー」とはいうものの、ヒゲジジイは酒は一滴もやらないので「男は黙って紫煙をくゆらす」のみである。
ラベル:男は黙ってサントリー 三島由紀夫