2008年08月08日

お茶代わりの漢方薬ってナンだろう?

 またまた定年退職後の六十代の男性である。

 前日の夜から送り注文が溜まって、午前中にも常連さんからの電話注文や遠方からのメール注文が殺到している時に、幸いにも店頭がヒマだから、発送業務に専念できると思った矢先に、これである。

 漢方薬のご相談だが、体質に合わせてもらえるとのお話、実はやや血圧が高いのだが、気長く飲めるお茶代わりの漢方薬でも調合して欲しい、というわけである。
 既に病院の薬で130〜80にコントロールできている。それ以外に問題はないが、病院にはなるべく行きたくないから、お茶代わりの漢方薬を所望されるわけである。

 はたと考えて「お茶代わりの漢方薬」とは、どのようなものをイメージされてるのだろうかっ?と考え込んでしまった。
 このような軽症の人や趣味的な人、暇を持て余している人などに限って「お茶代わりの漢方薬」を望まれるのである。

 もちろん趣味的な相談に乗る趣味はないので他所の薬局を御紹介することで逃げた。(お断りの弁解には随分手間取ったが・・・)

 思い返してみればここ三十年以上、「お茶代わりの漢方薬」の御相談に来られた人は、無意識に真剣味の足らない遊び半分の人と断じて、すべてお断りして来た長い歴史があるのだった(苦笑。
 お断りはお断りとして、なぜか今回ばかりは老化のせいか、ハタと考え込んでしまったのである。

 一体全体、この「お茶代わりの漢方薬」とはどのようなものを指すのだろうか?
 知っている人があれば是非、ご教示願いたいものである!
 あるいはドクダミやゲンノショウコの類をイメージされているのかもしれませんねっ?! きっとこれでしょうっ
posted by ヒゲジジイ at 00:24| 山口 ☁| ありがた迷惑な話 | 更新情報をチェックする