2008年07月04日

一度も来られない人の電話相談は出来ませんっ!

 っ!を入れるのが癖になってしまった。国語改革である(苦笑。

 電話での問い合わせでもっとも無駄な時間の浪費となる確率100%が最初に「ちょっとお訊ねですが・・・」である。この「ちょっとお訊ねですが・・・」ではいつも身構えている受付嬢である。
 「ご相談があるのですが・・」の確率も99パーセント以上。

 電話でまたぞろ「ご相談があるのですが・・・」というお問い合わせにやや年老いた受付嬢が「電話相談は行っておりません」という毎度の返事。
 何度かやり取りがあって後、勧めようともしないっ!・・・と不満気に食い下がる男性に手を焼いてヒゲジジイにバトンタッチ。

 その間には薬局店頭にやってきた中年女性にヒゲジジイはお断りが終わったばかり。
 中学生の生理痛に効く漢方薬が欲しいという要求に、子供さんにはお出しできない旨を諭して瞬時に終わったところ。本人も連れて来ないで、なおさら不可能。

 電話をかわって、こちらに気を使わせて奨めなければいけないような甘ったれた考えの人は来なくてよい旨を諭して電話を終わる。

 やがて本気モードになったらしく、やや遠方から車を飛ばしてやって来る。
 薬を買ってあげるという奢った考えでは、こちらの頭がフリーズして名案が浮かばないではないかっと言うまでも無く、真剣な態度でやって来られたので一時間以上延長戦となり、へとへとになるまで無い頭を振り絞って考え抜いて、閉店後はぐったり。

 午前中は最初から真剣真面目な新人さんがあり、真剣勝負の毎日が続いている。そういう人は最初っからこちらの漢方に賭けてやって来られているから、及び腰の人にありがちな電話でのサグリもなく、雑音に悩まされることがない。

 いつもこんなことばかり書いていると皆に敬遠されそうだが、腐りきった平成の御世でも、奇特な人達がたくさんおられるもので、毎日新しい人が、しかも半数は(紹介されてというよりも)人に紹介を依頼して来られる人達である。
 もちろん残りの半数はネットっ!