2008年02月05日

ブログで悪態をついた効用

 昨日はWEB RANKING のクリック激減に対する嫌味タラタラ書いて、読書人に万歳三唱して終わったところであるが、先週まで吼え続けていた「食い意地」問題の悪態の方では、予想外の効果があった!

 アトピー性皮膚炎や慢性蕁麻疹あるいは得体の知れない慢性湿疹の多くの人が、いわゆる「痩せの大食い」、痩せてないにしても明らかに「相対的」に痩せの大食い連中が8割以上を占めていた。

 腹七分ではなく、人の一人前の食事に制限するように吼え続けていたが、どうせ馬耳東風かも知れないが、書くだけのことは書いておこうと書きなぐっていた成果がここ数日、メールや直接の来訪で、食事制限の成果が出たという報告が続いている。

 正当な悪態でもあるから遠慮せずに書きまくった効用はあるもので、だから現在、こうして仕事中の合間に(書いてる途中にお馴染みさんが飽食時代の象徴「扁鵲(へんせき)」を買いに来た)、無理してでもこのことを書く気になった。

 中には辛夷清肺湯が足らなかった人や、猪苓湯の濃度不足の人や、天津感冒片の併用が必要だった人など、皮膚病で来られている人は沢山いるので、微調整の必要もあったにせよ、総じて食事制限の成果は明らかであった。

 ただ、逆に正月以来、無制限にキムチ鍋や過食が続いた人は、せっかく寛解していたのに明らかに再発した人も少数いる。
 食い意地というのは・・・食料事情が過剰に豊富な日本では、テレビをつければ常にどこかの局で、過食を奨励するが如き飽食番組だらけ。
 足るを知らない飽食人種に明日は無いかもしれない。

 なお、昨日のWEB RANKINGのクリック不足問題に対する反響がメールで複数届いているが、一部は憮然とする内容ながら、ブログの延命にもなるので、気が向いたところで順次転載させていただくつもりである。
posted by ヒゲジジイ at 14:18| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする