飽食こそ人生という人々のあまりに多いことに驚く昨今である。人並みの食事量にせよと進言しても、表向きは承知しても頑なに守ろうとしない。
病気が生じるには様々な原因があるが、その中の一つがこの「食い意地が張っている」ことが無視できない。
昨日は逆に不食症の悩みの人が訪れたが、これも極端である。その対極にあるのが一人前の食事では我慢できない人達である。
なかには食事は人並みにしか食べていません。でも甘いものには目がないので、これを止めることは私に死ねと言うことですと嘯(うそぶ)く人もいる。
もともと食事には寛大なほうだったが、意外にも見かけによらず「痩せの大食い」で外見がスマートな人ばかりだったから、てっきり誤魔化されていた(苦笑)。
とりわけアトピーの人達では、重症化してどこの病院でも、あるいは漢方専門店でも治らなかった人達が、半年前後でかなり寛解しても、あと一歩が遅延する原因の一つに、飽食を決して止めようとしない不屈の悪しき根性による部分も大きいのである。
それでなくとも、もともと体質改善には本来数年はかかるアトピー性皮膚炎であるが、せっかく比較的短期間で一定の成果が出ているというのに、惜しいことである。
そういう現実があまりに多いということですよ。
2008年01月29日
飽食の一生を過ごしたい人々
posted by ヒゲジジイ at 07:56| 山口 ☔| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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