2007年12月27日
中医漢方薬学の世界
進行癌や転移癌が外部に露出し、滲出液や出血を伴う状況においては往々にして出血が止まりにくい場合があり、これによる急激な大量出血が致命的になる場合もある。
いよいよ出血が止まらなくなり、漢方や中医学の世界でも有名な止血剤を用いてもまったく効果が見えないとき、患部の損傷部分の改善剤としての托裏消毒飲(たくりしょうどくいん)よりも優れた効能を発揮するエキス剤三点セット(@玉屏風散のエキス製剤・A金銀花と人参が配合された荊防敗毒散のエキス製剤・B白花蛇舌草のエキス)とともに、大量出血時に用いる独参湯をヒントに、高濃度の人参と牛黄の配合された製剤を併用することで、ぴたりと止血できた。
体力・気力も回復し、今後どこまで回復できるか楽しみである。
また偶然、同様の状況に陥りつつある段階のご相談があり、同様の方法を伝授したが、同様な速効が出てくれることを念じているところである。
posted by ヒゲジジイ at 00:18| 山口 | 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌
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