性別 : 男性
年齢 : 60歳〜69歳
簡単なご住所 : 関東地方
お問合せ・ご連絡内容 : 慢性副鼻腔炎の治療についてご教示ください。
症状:風邪を引くとすぐに喉を傷め、軽くても一進一退で治りません。
耳鼻咽喉科の診断で慢性副鼻腔炎による悪い鼻汁の下降によるものとなり、鼻を治すことが必要とのことです。
治療:漢方の辛夷清肺湯を服用することになりましたが、胃腸の調子を途端に悪くしました。それで分量を減らしたり、食後に飲む等の工夫で続けるか、全く別の漢方薬に替えるか迷っております。以上ご教示のほど、よろしくお願い申し上げます。
お返事メール:軽度の慢性副鼻腔炎のために細菌が蔓延した後鼻漏が常時、知らず知らずに咽喉部に落ちて、それが原因で年がら年中風邪を引いている人が意外に多いものです。この場合の風邪はウイルス性ではなく、鼻が原因の細菌性の風邪ということになります。(追記:咽喉腫痛を繰り返す原因が微量に降りる後鼻漏中の細菌だということ)
しかしながら、貴方にとって辛夷清肺湯が本当に適切なものかどうかは分かりませんが、服用量を減らして食後に服用しても、それでも胃腸の調子が悪いようでしたら不適切ということになります。
但し、辛夷清肺湯とともに併用すべき方剤が欠けているために胃障害が生じているばあいもあり得ます。辛夷清肺湯が適切な場合でも、さらに他方剤も併用すべき体質であった場合には、辛夷清肺湯だけでは却って胃に障るということもあり得る、という意味です。
どのように工夫しても辛夷清肺湯が胃に障るようでしたら、もっと適切な方剤に切り替えてもらったほうが無難です。
なお、辛夷清肺湯が適切な場合ですら、辛夷清肺湯単独だけでは慢性副鼻腔炎を一定レベル改善するには覚束ない場合も多々あります。
漢方薬の知識の深い専門家にご相談され、7〜10日毎に頻繁に通われて微調整を繰り返しながら適切な漢方処方の組み合わせを指南してもらうべきかと存じます。
2007年11月06日
当然のことながら慢性副鼻腔炎はすべて辛夷清肺湯で治せるとは限らない
posted by ヒゲジジイ at 20:10| 山口 ☁| 花粉症・アレルギー性鼻炎・蓄膿症(慢性副鼻腔炎)・後鼻漏
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2007年11月05日
とっても治安が良い村田漢方堂薬局周辺事情

治安がとても良いはずである。
こんなゴッツイおまわりさんが常に巡回している。年の暮れに近づくとますます活発に巡回している。
同級生だとは言わないでくれと口止めされているので言わないが、四十数年来、高校時代からの腐れ縁である。
下関市の彦島といっても下関駅からバスで十数分、タクシーなら十分の距離で島とは名ばかり、本州の端の橋を渡ると本当に本州の最も端である。
彦島は下関市の中でも最も治安の良い場所の一つで、滅多に事件が起こらないのは、上記のような警察官が常に町の巡回を怠らないからかもしれない。
本日やって来たついでに写真を撮って、昨日のブログの写真にも入れ替えておいた。
これは居間のまだ一台しか置いてないパソコンの前の写真で、いつもボクチンが膝にしがみついている。早くもう一台設置したいが余分な時間が取れないので苦慮している。
posted by ヒゲジジイ at 21:50| 山口 ☔| 近況報告
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2007年11月04日
むかつき感に対する漢方薬の御質問

御質問者:東海地方の内科医師
いつもお世話になっています。
本日は私のことでご相談です。1週間ほどまえにむかつき感を覚え、六君子湯を内服して一旦軽快しました。
今朝になってむかつき感が再燃しました。関係はないかもしれませんが、この数日好きなコーヒーを止めていましたが、昨日にまた飲み出しました。
ゲップがおおいこと、生唾も沢山でます。常時みぞうちから前胸部にかけての痞えた違和感があり、腹部がゴロゴロしています。以上です。
現在の常用薬は釣藤散、八味丸(大晃生薬)です。それからお恥ずかしい話ですが、すこしストレスがあります。
ご助言いただけますと幸いです。 お休みのところを恐縮です。
お返事メール:少なくとも八味丸は中止されたほうが良いです。吐き気にはマイナス効果です。
中医学的には、吐き気の原因の多くは肝胆系統で、脾胃系統が原因となることは比較的すくないものです。
しかしながら六君子湯が一時効果があったことを考えますと、寒熱にもとづいて考慮しなければなりません。寒熱が並存していれば、舌の奥に黄色味がかった苔がかかっておれば、御報告頂いた症状からはいかにも生姜瀉心湯(半夏瀉心湯の親戚)の正証に思えますが、血圧が高いことを思えば大柴胡湯や茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)の可能性が高くなります。
胸脇苦満があり、黄色い苔がかかっておれば、大柴胡湯や茵蔯蒿湯およびこれら両者の併用です。
もしも白い苔ばかりで、多少ともめまいふらつき感があれば、現在服用中の釣藤散に半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマ湯)を併用すると効果的です。
小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)という方法もありますが、上記をヒントに、やはり舌象がとても重要です。
ご報告の症状からだけみれば、いかにも生姜瀉心湯らしいのですが、人参や甘草の配合量が多いために、高血圧への悪影響が心配です。生姜瀉心湯の代用としては半夏瀉心湯エキス製剤に料理用のひね生姜を少し加えると近似します。
折り返し頂いたメール: いつも速やかにお返事くださいましてありがとうございます。
舌象ですが(ご報告がおそくなりました)、自分で鏡を見て評価しますと中央からやや奥にかけて薄い黄色調の舌苔がのっていました。
”寒熱”についてもうすこしお教えいただけませんでしょうか。勉強不足で申しわけありません。極めて基本的質問にあたるかもしれませんが。
ヒゲジジイのお返事メール:舌の奥にかかる黄色味がかった苔は中焦や下焦に熱邪が存在することを意味します。理論的には舌の奥は下焦の位置ですが、現実的には中焦の熱邪の存在を示唆することが多いものです。(追記:消化器系統に関連する肝胆は中焦とみるべきであろう⇒肝は下焦だけでなく中焦にも属する)
消化器系疾患の場合、たとえ熱邪(胃熱や肝胆の湿熱など)が存在しても、同時に消化器能力の機能低下による中寒を伴うことが多いもので、それゆえ寒熱錯雑証としての半夏瀉心湯は、黄連や黄芩(オウゴン)によって心熱や胃熱を除去し、半夏や人参・乾燥生姜によって中焦の虚寒(機能低下)を改善します。
このような寒熱併用の配合処方である半夏瀉心湯は脾虚によって水湿の運行が正常に行われなくなった升降失調(吐き気や下痢や胃の痞えなど)の状態を改善する優れた方剤です。
半夏瀉心湯は心熱や胃熱がある場合の消化機能低下を治すものですが、その応用として小柴胡湯や柴胡桂枝湯を肝胆の熱邪に脾虚(脾虚寒)を伴うものとした発想から方意を考えることが可能です。
一方、大柴胡湯は少陽陽明の実熱に適応する胆胃実熱に適応するものですが、生姜や大棗が含まれることからも、多少の脾虚寒が伴っている状況にも十分適応します。
このため、半夏瀉心湯証(生姜瀉心湯証も含め)と大柴胡湯証は往々にして見分けにくい場合もあります。
先生の場合、血圧が高い傾向にあることから、まず大柴胡湯を服用してみられたほうがよいように感じます。飽食の時代ですが、これまで過食傾向があったとすれば、この可能性は大きいと思います。
もしもやや便秘傾向にあれば、たとえ寒がりや冷え性でも、舌の奥に黄色い苔がかかっている場合は、茵蔯蒿湯も必要な場合があります。
茵蔯蒿湯は蕁麻疹や黄疸のみならず、原因不明の吐き気で、何を服用しても、消化器内科を歴訪しても、どんな漢方薬を服用しても治らないという人に、しばしば茵蔯蒿湯単方で著効を得てきました。
いずれも舌の奥には黄色がかかっているのが絶対的な条件です。
ただ、稀には寒邪が鬱積しために黄色い苔がかかる場合がありますが、これは例外的なことのようです。
折り返し頂いたメール:早速の詳細なお返事に深く感謝いたします。
【編集後記】 むかつき感は吐き気や嘔吐に類縁する同じく昇降失調に関わる問題であるから、上記のメールではむかつき感も含めてすべて「吐き気」に総括して論じている。
posted by ヒゲジジイ at 08:49| 山口 ☀| 頭痛・肩凝り・むかつきや吐き気・嘔吐・めまい・ふらつき
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2007年11月03日
新規の遠来者が続いた一週間と土曜日の異様な電話攻勢
今週の総括は、新規の遠来者が多かったことである。複数重なった日も何日かあった。
夜行バスで来られた人もあったが、疲労の蓄積が大きく体調を崩す人も多い。これまでのジンクスとしても夜行バスでの来局はマズイよと嗜めたら、交通の便から最も楽な方法であるという特殊事情があった。
地域的な利便性によるこのような例外は止むを得ないが、夜行バスで来られる人には当方がややトラウマとなっているので、新幹線や飛行機を利用して最短時間で来られる方法を考えて欲しい。
先日、このブログでウチダの紫雲膏を保湿剤として推奨しておいたところ、新規に使用を開始した人が増えた。
いずれも保湿力の素晴らしさと、アトピー改善効果を感じられて「嵌りそう〜〜」というお礼が多かったのだが、一人だけ体質的に合わない人がいた。
当方の漢方薬連用半年弱で、基本的にステロイド離脱を殆ど完了した人だが、実験的に塗布したところだけがヒリヒリ感とともに赤みを帯びる。痒みはまったく生じないが、ややヒリヒリ感を感じて赤くなるというのである。
このように極めてデリケートな敏感肌であるアトピー性皮膚炎では、優れた紫雲膏と言えども体質的に合わない人もあるので、その場合はあっさりとあきらめて他の適切な保湿剤を模索してもらう。
白色ワセリンが合う人もあれば、白色ワセリンで悪化する人もある。
病院でもらうヒルロイドが合えばもちろんそれでもよいし、必ずその人の体質に合った保湿剤は、乾燥部分には薄っすらと皮膚呼吸が可能なレベルで軽く塗布しておくに限るのである。
時々上記のような例外はあるが、多くの人に紫雲膏は適合するので、色と匂いに慣れたら本当に嵌ってしまう人は多い。
がん患者さんで手術で根治する可能性があるのに、術後の不便さを熟慮され絶対的に拒否されている人がいる。
強く説得しても聞き入れてもらえない。様々なものを飲んでもらっているが、二ヶ月経過した頃、真っ白だった白髪が真っ黒な頭髪に戻ったのには驚いた!
だからますますこの方の信念は固まり、すべて自己責任だから手術を勧めないで欲しいと言われている(ムムッ!)。
病院でも治療方法が無くなっている段階でもないのに、客観的に誰が見ても手術や放射線レベルは受けたほうがよいのではないかと思われるケースでも、患部の場所的な後遺症の問題で躊躇されるお気持ちは分かるのだが・・・。
追記:
本日は文化の日でお休みである。祭日でなくとも土曜日だから午後は通例でも休みである。ところが午前中のみならず、午後に入ってからも現在13:20分というのに何回電話が鳴っていることか!? 既に7本である。朝の電話を入れると10本を遥かに超えている!
午前中はお馴染みさんが祭日を忘れて間違って薬局の前まで来た人だった。その後も昼までにトイレ中に鳴ったり、食事中に鳴ったり、いずれも取る暇も無く放っておいた。午後になっても鳴り続けて先述のように既に13:20分までの僅か1時間20分の間に7本である。
あまりウルサク何本も鳴り続けるので受話器を取ると無言電話で、声を確認されてガチャリと切られた。
してみると留守を狙った空き巣狙いの確認電話だったのか???
やって来たら即一網打尽である。さあ〜〜やって来い、と妄想を働かせて、今度は7本目の電話にも面倒ながら出るとお問い合わせの女性の声。
祭日で薬局は休みですよと言えば、な〜〜んだ、それじゃ〜ダメですねと言われるので、ハイ、ダメですね〜〜と答えて終わった。
このように毎週、毎週、土曜日の午後からの閉局後の時間帯に、嫌味のように電話が連発するのだから、悪意を伴った故意ではないかと勘ぐっても仕方がないだろう。
一週間の疲れを取るための昼寝も出来やしない!
さらに16:39の追記
また電話である。空き巣狙いに侮られては腹立たしいので渋々出ると、服用経験があり効果があったという特定の漢方製剤の指名で月曜日に伺うという簡単な問い合わせであるが、同じ処方でも製造元によって微妙に異なるので、これまで求めていた薬局で購入して欲しいと答えると、まとめて買っても安くならないので、お宅なら他所より安いと友人に紹介されたから、という言い分である。
価格だけの判断で当方に移ろうとは本末転倒しているではないかとますます依怙地になってしまい・・・また
こちらに言わせれば電話をかけるなら平日だろうがっ、わざわざよりによって祭日の土曜日を狙って気楽にかけないでほしい。常連さんとは立場が違うだろうがっと思う。(ところが常連さんに限って遠慮され、よほどのことがない限りは休日に電話される方は極めて稀であるから、世の中まるで逆さまなのである。)
製造元が異なれば効果にも違いがあるので、結局頑固に断り続けたのだった。どうして商売人に徹しきれないのだろうか?
理由は簡単、以下の精神状態では止むを得ないだろう(苦笑)。
毎度まいどのことながら、閉局後の土曜日の午後や祭日に限ってますますイヨイヨ連綿とクソ電話(失礼!)がかかり続ける腹立たしさと被害妄想でノイローゼ状態に近いのだ。
祭日や土曜日にかかる電話のほとんどはお邪魔虫で不毛な問い合わせか無言電話や横柄なクソ電話。
本当に用事があればメールを送ってもらえば、気が向いたときにお返事が出来て便利なんですけどね、年中無休で・・・
posted by ヒゲジジイ at 11:29| 山口 ☀| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病
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2007年11月02日
慢性B型肝炎の漢方薬
性別 : 男性
年齢 : 40歳〜49歳
ご職業 : 会社員
簡単なご住所 : 関東地方
お問い合わせ内容 : 慢性肝炎で定期的に通院している病院から「バラクルード」という抗ウイルス薬の投与を勧められました。
副作用は少ないとのことですが、一生のみ続け無くてはならない事、耐性株が出来て症状が悪化する場合がある事、などから判断に悩んでおります。
現在、血液検査のGOT/GPTなどの数値は30程度の正常範囲内ですが、ウイルスが少しくすぶっている状態で、これを放置しおくと、肝臓ガンの発症が心配とのことです。
いずれにしてもそちらに直接お伺いしてご相談したいのですが、今すぐには出来ない状況です。●●近県できちんと対応していただける漢方薬専門店があればご教授いただく事は可能でしょうか?
漢方薬に関する知識はありませんが、非常に興味を感じており、漢方薬による治療を受けてみたいと考えています。
お返事メール: 関東方面でどこがよいか、というご質問は最もお返事困難です。
当方に遠路はるばる二泊三日以上の予定で直接漢方相談にやって来られるケースで最も多いのが関東方面からですから・・・。
内容から察しますと慢性B型肝炎のようですね。
当方では現在、B型C型両者合併の肝硬変に腎不全が合併し、全身に激しい掻痒を合併した男性を完全寛解に近い状態に導いて既に数年以上、引き続き継続して漢方薬類を服用されておられる方が現在進行形でおられます。
運よくC型肝炎ウイルスは完全に除去され、B型肝炎ウイルスの抗体が形成され、ウイルスそのものはほぼ完全解決。ただ、既に肝硬変まで至った状況から、発ガンを恐れて継続服用されておられますが、病状が病状だけに実に一ヶ月分の経費が10万円前後かかっています。
弁証論治にもとづいた様々な配合を駆使することで成功している例ですが、何度も直接来られて繰り返しピントの微調整の甲斐あっての結果でした。
皆がみな、このようにうまく成功するとは限らず、また相当高度なテクニックと一定の経費がかかる疾患でもありますので、漢方に賭けるおつもりがあれば、ご自身の足で直接地元の各漢方専門店を歴訪されてご相談されてみては如何でしょうか?
過去の経験からは他の疾患と異なって、C型肝炎やB型肝炎などの場合、本格的な漢方治療を行うには意外に経費がかかる疾患ではないかと思います。かといって、絶対に根治するという保障はありませんので、あとは腕次第と運次第ということにもなるかもしれません。
以上、お役に立てず、申し訳ありません。
折り返し頂いたメール:●早速ご返事をお送りくださり、ありがとうございました。
私の問い合わせで村田様を困惑させてしまい大変申し訳ございませんでした。
費用の面、適切な診断と巧みな処方の難しさ、など漢方治療の道は予想以上に厳しいものなのですね。
実は市内近郊で漢方薬を取り扱っているところを調べてみたのですが、殆どが通常の市販薬や化粧品などの雑貨を同時に扱うようなお店が多く しっかりしたお店があまり無い感じでした。でももう少し足をのばして再度調査しようと思います。
最後にまた困惑させてしまうかもしれませんがお聞かせください。 漢方薬を上手に処方してくれる腕の良い漢方薬局かどうかを見分けるコツはありますでしょうか?
敬具
ヒゲジジイのお返事メール: これも難問ですが、強いて言えば、
巧言令色 すくなし仁、剛毅木訥 仁にちかし
このような孔子さんの言葉がちょっと参考になるかもしれません。
要するに、あまり売らんかな主義のオベンチャラが上手なところは警戒した方がよいかもしれません。
また、平成の御世は、どうしようもないペテン社会です。
ペテン社会日本の現状:某ダイエット食品店の陰謀
食品会社の偽装事件が連発していますが、氷山の一角に過ぎないことは常識です。
流石に医薬品にはそのような問題は僅少だとは思いますが、絶対に避けた方が良い漢方薬局は、調合と称して手作りで分包し、そこまではよいとしても、自前で調合する薬局には無表示医薬品、処方名はおろか、配合成分すらまったく記載せずに、秘密主義の販売方法をとっている薬局です。
これは明らかに薬事法違反ですので、これも一種の現代社会にはびこる偽装的な面を警戒すべきです。
上記のような無表示医薬品を販売するのは薬事法違反であるのみならず価格設定の点でも実質的には暴利の場合も多々あるようです。
この無表示医薬品を販売する漢方薬局はいまだに、日本全国に多々ありますので、このような薬局は絶対に避けるべきです。何を配合されているか分からないからです。
【編集後記】 手作りの分包調合で、たとえ処方名や成分が表示されていた場合でも、記載内容に偽装工作が絶対に無いとはいえない。(過去、そういう事例に何度も遭遇している。)
それほど漢方調合には偽装に対する疑惑が常に付き纏う。日本はいまや、どうしようもないペテン社会である。
なお、上記のようなC型とB型合併による肝硬変に腎不全が伴い、猛烈な痒みがどこへ行っても治せなかった事例では、掻痒に対するインチンコウトウのみならず、牛黄製剤や麝香製剤などの高貴薬を使用せざるを得ないので、どうしてもやや高額な経費は止むを得ないし当然のことのように思われる。
posted by ヒゲジジイ at 00:45| 山口 ☁| 慢性肝炎、ウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎など)
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2007年11月01日
6台目のパソコンと3台目のインクジェットプリンタを物色中
今度の連休中には廊下に転がっている書籍の一部くらいは運び入れようかと思案しているものの、面倒が先にたってなかなか腰があがらない。
それよりも、六台目のパソコンを物色中。
C領域が60GBある東芝のパソコンを居間に導入したばかりだが、外付けHDも250GBあってメモリーも最大限増やし、工事代ともども20万円近くを費やしたが、同一の机上に1台というのは不便である。必ず並行して2台設置しないことには、ブログの編集やHPの作成には不便である。
だから、近々にはもう一台、導入する必要がある。プリンタも必要である。
上の二台は薬局内の机の上でフル回転で酷使しているパソコン。右側は、3年間の酷使が祟って一旦は再起不能に陥ったが、リカバリーを行うことで完全に生き返った。この二台の上にはプリンタが載っている。
この二台のおかげで仕事中も各地から舞い込むメールに素早く返信可能となっている。
閉店後は居間のパソコンを使っているが、前述のようにもう一台並べないと不便である。夜も各地で漢方薬の微調整のお問い合わせや補充注文のメールを受信する数が多い。
上は薬局の隣の自宅の一室に設置。ここにももう一台並行して欲しいところだか、主に女性薬剤師専用だから、使用頻度がそれほど多くない。
これだけはインターネットに接続してない。経営管理関連専用でこれも女性薬剤師専用のパソコン。
書籍を蒐集しても、6万冊以上の保存のために既に書庫を含めた4軒の家に分散しても置き場所はほとんど尽きた。
だからという訳ではないが、こんどはパソコンの蒐集に目が向いている。
最終的に何台設置することになるか不明である。使用するには同一場所に必ず2台ないと不便であることは間違いないのだから・・・
ラベル:パソコン
posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| 近況報告
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