2007年08月11日

盆と正月に一週間休業する本当の理由

 盆と正月前後は決まって一週間前後は休業するようになって二十五年以上なるだろう。それ以前は三日くらいしか休暇を取らなかったものだが、どうして当時の二倍以上の休暇を取るようになったかと言えば、単に釣り三昧の日々を送りたかったからだけ、という訳でもない。

 この休暇中に時間をもてあました親子連れの物見遊山気分の連中がどっと繰り出して押しかけられるからである。
 皆がミナお気楽気分でもないだろうが、人に連れられて渋々来られる人も多くなるし、連中に真面目に付き合ってはおれないからだ。
 漢方相談というよりも、逆に質問攻めに合うことも多く、たとえば、ナニナニ病も漢方で治りますか? あれも漢方で治せるのですか? と、相談机の前にデンと座り込まれて、手前勝手な実に張り倒したくなるような時間つぶしをやられるのである。

 ヒゲジジイの性格上、こちらが納得行くまで相談時間をかけて、無い頭を振り絞るほうだから精一杯1〜2時間以上も時間をかけて、漸く暫定的に得た結論の漢方処方を提示すると、処方名をこそこそとメモに取って「今日は御相談だけとうことで、また出直しますよ〜〜〜」と来る!
 最初にヒヤカシだということを見抜けなかったこちらも愚鈍ではあるが、慈善事業じゃあるまいし、こんな無駄な労力を行うくらいなら休暇をタップリ取って逃亡するに限るのである。

 と、こうしてせっかく休暇を取っていても、必ず特別に御相談に乗ってもらえませんかというストレンジャーが必ず、電話のみならず直接やって来られる人もあるのが、この8日間なのである(苦笑)。でもすべてお断り。
 稀に特例があるのは、すべて常連さんの緊急の時だけですよ。

 なお、メールの送受信だけは世界中どこにいてもパソコンがあればこちらからも返事可能ですので、現在服用中の方は、ご遠慮なくどうぞ!

 ところで土曜日の今日までやっています。
 でも土曜日は昼12時までです。
 多少の延長戦になる可能性はあるでしょうけど・・・