2007年05月15日

病院で精神的なものが原因と言われた蕁麻疹は漢方薬では治らないでしょうね〜〜〜?という強く同調を促すお問合せの電話

 午後六時、薬局を閉じた後にかかったお問合せの電話。スタッフは全員(と言っても約2名だが)、1日の疲れがグッタリと出ている。

 この時間帯にかかるお問合せは、相変わらずいつものジンクス通りの内容だった。

「蕁麻疹で病院に通っても治らないんですが、精神的なものの場合は漢方薬では治らないでしょうね〜〜〜?」
「そうおっしゃる場合は、治らないかもしれませんね〜〜〜」

 治らないでしょうね〜〜〜という風に強く同調を促されれば、夕方6時以降の疲労の極限に達している時間帯である。思わず反射的に同調してお電話を早く切り上げてしまうのであった。

 実は、こういうお問合せ電話のやりとりは疲れてない時間帯であっても五十歩百歩の日常茶飯事。

 さらには!
「お宅の漢方薬は保険はききますか?」
 というお問合せはどこかから必ず毎日のようにかかって来る。病院と薬局の区別がつかない馬鹿な人達だ。病院の漢方と同列に置いて欲しくないもんだ。

 もう、今後はこんな役にも立たないブログしか書けないかもしれない。どうしてこんなにトウヘンボクなんだろう? これも一種の病気と言えば云える。(やっぱり今日は疲れている

 でもね〜〜〜っ、ひとつだけ断言できることは
「●●●は漢方薬では治らないでしょうね〜〜〜〜?」
 という類の質問を受ければ、強く同意を求めているものと受け取って、その意向に同調してあげるのが日本人的曖昧なマナーであるから、たとえどのような得意分野の病気であっても、相手の意に沿うように
「きっとダメでしょうね〜〜〜」
 と必ずや同調してしまうこと請け合いである。 
 何せどうしようもなく気が小さいんだから〜〜〜〜っ!


ラベル:奇妙な電話