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『中医漢方薬学』では、病気を解決するための漢方薬の組み合わせの法則(配合法則)として、とある通りである。
@病気の直接的な原因となっている「内外の病因」を除去する漢方薬。
A五臓六腑の機能を調整する漢方薬。
B体内に流通する気・血・水(津液)・精の疎通あるいは補充を行う漢方薬。
という三方面の漢方薬を配合することが鉄則となっています。
一般的な病気では、この三方面の働きを2〜3種類くらいの漢方製剤でまかなえることが多いのですが、成人病や難病では内・外の病因が複雑化しており、五臓六腑の機能失調の状況や、体内を流通する気・血・津液・精の盈虚通滞(量的に過剰か不足か、流通が過剰が停滞かなど)における病理現象が複雑化していることが多いため、3種類以上の漢方製剤が必要となることがあります。もしも、この必要不可欠な配合を無理に節約すると、治せる病気も治せないことになります。
お問い合わせ内容 : いつもSEO対策、もとい、漢方治療実例等参考にしております。
「慢性副鼻腔炎(うすい 後鼻ろう) 7年」が主症状で、漢方治療に試行錯誤している関東人です。貴サイト・ブログ内、鼻炎関係ひととおり目を通していると思います。
現在、「ケイガイ連翹湯」を主軸に、6〜7割程度緩解で止まっています。
私の、体質・漢方履歴は下記のようになっております。もちろん、詳細な微調整が必要な時は、山口までお伺いする覚悟はありますが、今回は、一般的なご回答の範囲内で結構ですので、下記の質問をさせていただきたいと思います。
1「荊芥連翹湯」 辛夷清肺湯 中心の例は貴サイト内でいくつか拝見しておりますが、カビアレルギー再発のため、私の体質にはあっていないようです。「荊芥連翹湯」を主軸にした経験がありましたら、合方例、症例、回復例などをお願いいたします。貴サイトへの掲載などもお願いします。
2「板藍茶」 鼻風邪を繰り返しやすく、イスクラ「板らん茶」を勝手に併用しておりますが、適量がわかりません。常に調子悪いので、1日計4〜6方飲んでしまっている状態です。「板らん茶(ほか、適切な中草薬)」併用方法はどのようにしたらよいでしょうか。
3「勝湿顆粒(注記:藿香正気散製剤:)」 辛夷清肺湯の時に、「勝湿顆粒」併用で、カビアレルギー回復という、成功体験があるので、湿気が出てきた昨今、「荊芥連翹湯」との併用が頭に浮かびます。 ただ、連用したときに、胃痛が出たので、慎重になっています。また、「ケイガイ連翹湯」に余計なものを併用した時(手持ちにあった、衛益 鼻淵丸 天津感冒 五行草)に、背中腰のあたり(腎臓?、大腸?、膀胱??)の不快感が出ているので、慎重になっています。
「ケイガイ連翹湯」自体で、内臓系に負担がかかっているのかもしれません。 梅雨時等いざという時は、試してみたいとも思いますが。。。
4「抗生物質」 ものの本によると、漢方薬と抗生物質の相性は良いとのことであり、漢方薬局により「荊芥連翹湯」、医師による「抗生物質」(+ネブライザー)との併用も頭にちらついています。処方箋を出してくれそうな医師は近隣におります。どうでしょうか。
5 エキス剤・煎じ薬 荊芥連翹湯 のエキス剤をいろいろな薬局で試しましたが、効果にばらつきがあります(季節的なものもあるでしょうが。。 効果があった経験がないから、荊芥連翹湯自体処方しない薬局もある??)。煎じ薬 のほうが良いでしょうか。 (「信頼できるメーカー」って、マル秘 ですか・・・・ ちなみに、松浦?の荊芥連翹湯 使用中です)
6 出身地(銀翹散・胃腸弱) 貴サイトを拝見していると、天津感冒片を多くの方に使われているようですが、私の場合、1錠で、胃腸にキテしまいます。参りました。素人療法は良くないという実践例のようです(アセ)。 貴サイトを拝見していると、西日本の人は体質が強い・胃腸が強い?ように感じますが・・・ 中国にも近いし、中国人の体質にも近い??
また、胃腸薬系の漢方薬をいろいろ処方されたことがありますが、いつも、胃腸にキテしまいます。胃腸薬で生まれて初めて、「胃痛」を体験しました(汗) (これは、質問ではなく、ボヤキというか、漢方って難しい と思わされる体験例です。)
7 その他、私のような体質の人へのアドバイス・見解等がありましたらよろしくお願いいたします。
症状・体質・慢性副鼻腔炎 7年 後鼻ろう うすい色の鼻汁がのどにたれる(右だけ)。鼻づまりは無い。 この冬は、鼻風邪だけを繰り返してしまう。鼻の粘膜が極端に弱い? 鼻が風邪で悪いときは、腸の調子がおかしい(おならが出る。軟便) 西洋薬も下痢しやすい・花粉症(5年)・かび胞子orほこりアレルギー 昨年梅雨に発症(頭痛、鼻づまり、倦怠感)
漢方薬 履歴:けいがいれんぎょう湯(4店ほど回ったが、品質(メーカー?)に左右されるようである。漢方薬局で効果あり、医療用ツムラに切り替えたが、効果が弱いか無かった。)・しんい清肺湯(鼻風邪が悪化した時に、鼻汁5割程度減。しかし、カビアレルギー再発のため中止)・葛根湯かせんきょうしんい(便通だけよくなった)・四逆散(効果なし)
最近の漢方履歴:(すべてエキス剤)
H18.7〜2ヶ月 松浦?けいがいれんぎょう湯 効果あり(◎鼻汁減 8割減)↓にきび が出るため変更いろいろ変更したが×
H18.11〜1ヶ月 葛根湯加川芎辛夷(便通だけよい)
H19.1〜2ヶ月 辛夷清肺湯(△やや鼻汁減) × カビアレルギー再発 × 花粉症発症この間、中医薬研究会薬局に相談しんい清肺湯 に +衛益 鼻淵丸 星火健胃 天津感冒 板らん茶 五令散等いろいろ併用したが、鼻汁とまらず勝湿顆粒併用時、カビアレルギー回復
H19.3中旬〜 松浦?荊芥連翹湯(+板藍根) 効果あり(◎鼻汁減 7割減) ◎ 花粉症症状消える ◎カビアレルギー消える × 鼻風邪の繰り返しが治らない(すぐ移される) 荊芥副作用 胃部不快(食欲減)・眼が重い
4下旬〜 鼻汁増えぎみ(あたたかく、湿気も出てきたためか・・・胃がふくれる 食欲回復)