今年になって補充する漢方薬類の価格がどんどん下がっていることに薄気味悪がるのである。
一昨日は、県外にいる10年以上の若き常連さんからも、値上がりするのなら分かるけど、安くなるなんて〜^、一生続けるつもりの漢方薬なのに、本当にいいのかしら?と、不安の声を漏らされる。
「これがご時勢なんですよ〜〜、ネット社会では当局が強く自粛を促しているネット通販、つまり具体的な医薬品の画像とともに値引き競争を煽る販売価格を表示して、買い物カゴ等によるお誘い販売が横行しているんですから〜〜〜。
薬局というのはバカだから、知識や技術を売るより流れ客のキャッチにばかりに専念する一部の本末転倒した輩のために、漢方薬局ですら価格競争の泥沼に嵌って共倒れの道へまっしぐらなんですよ(笑)
でもね〜〜、コチトラ、ヒゲジジイの代で少なくとも薬局という形態では終わりですからね〜〜。
次の代は幸か不幸か2人(義理を入れれば3人)とも内科医になってしまったんだから、今後、漢方薬局がネット通販による価格競争のために共倒れしようが、どうなろうが知ったこっちゃ〜〜ありませんよ(呵呵大笑!)」
怪訝がる常連さんたちに最近、上記のような話を毎度繰り返す日々で忙しい。皆さん納得しつつ、高価だった漢方薬も昨今、ビックリするほど安くなっていることに素直に喜んでくれる人も増えつつある。
でも、やっぱりご高齢の常連さんは、村田漢方堂薬局はそろそろ焼きが回って潰れるのじゃないかと心配顔である。
今月になって、また一段と安くした製品も続出しているからである。
勝気で嫌味なヒゲジジイ、どこにも負けない意気込みで、定期的な価格修正を行う調査に余念がないから、本末転倒しないことを祈るのみ。
複数の方剤で病気が緩解すると、どれが効いたのかわからないじゃないか〜〜〜と絶句するような不満を漏らす人がいるかと思えば、ヒゲジジイの腕と技術がなかなか伴わず、それでも辛抱強く頑張ってくれる人、世の中様々だけど、漢方薬局も絶滅危惧種の仲間入りしたことだけは間違いない。
関東方面からでも短期間に2度下関へ来られた人も複数おられますからね〜〜〜、潰れても潰せないと思いますよ(笑)
ラベル:村田漢方堂薬局の近況